発表会のソロ演奏曲
「かわいいミュゼット」
年中さんの Rちゃん
上手に弾けるようになりました
まだまだ、左右の手首の脱力や
指のトレーニングは必要ですが
左手の指くぐりも スムーズに
出来る様になりました
この曲は 8分の6拍子
2拍子系の曲なので
このままだと 3拍子に聞こえてしまいます
先週 左手だけで 拍子を数えながら
練習を取り入れていたと思うのですが
今日もゆっくり 練習してきました
難しいセオリーの話を 理解してもらうのは
急がないとしても、説明だけは出来るだけ
分かりやすく お話するようにしているのですが
拍子の取り方を説明して少しテンポに
乗れるようになったところでレッスンを
終えました
帰り際に お母さまから
「かわいいミュゼット」の演奏動画を
いただけないでしょうか?
と言われ、 「わかりました」とお返事しましたが
どうやら、Rちゃんは 私に言われたとおり
2拍の拍子感で 練習していたようです
お母さま(ピアノ経験者)の目でみると
少しテンポが速く感じ、弾いているうちに
どんどん急いでいるように感じて
ゆっくり弾きなさい とアドバイスされたという様子を
お話から察する事が出来ました
ゆっくりきちんと間違えないように弾きましょう
これは、間違いではありませんが
フレーズや拍子、を正しく演奏する事と
拍子による呼吸を一本調子にすると言う
事ではありません
ゆっくり の練習を推奨するのは
上手に弾けていないからなのではなく
仕上がりの状態を ゆっくり再生した演奏
にするために、どの点をどの様に改善したら
良いのかを見つける意味もあるのです
そもそもの目的が 逆の視点になると
いつまでたっても表現が出来なくなります
お母さまのアドバイスは 間違いではありませんが
私たちも指導をしていて、生徒さん達に
同様の誤解を与えないように 留意する
必要があると 常々思っています
・・・ という事で、 今から 動画撮影します
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