皆さん、こんばんは。

フィギュア男子、また羽生選手が快挙を成し遂げましたね!
しかも今回は宇野選手と1・2位を独占!

このブログは、2010年のバンクーバーオリンピックからフィギュアスケートの事を書いていて、2014年のソチオリンピック・そして今年の平昌オリンピックと、もう今年で3回目のオリンピックになります。
(2014年のソチはまだ千葉で早朝の時間にあの人(苦笑)と見ていました・・・あれから4年たったんですね)

バンクーバー・ソチとも盛り上がりましたが、今回とうとう日本男子フィギュア史上最高の結果が出て、私もとても感無量です。

羽生選手は靱帯骨折でなかなかリンクに立てない状態が続いていたのに、久しぶりにリンクに現れたと思ったら、こんな神がかりな演技をしてくれました!

大事な本番前に、なかなかリンクに立てない状態が続いていて、焦りもあったと思いますが、一体どのような生活・練習をすれば本番でこんな素晴らしい演技が出来るのでしょうか。
ピアノとフィギュアはとても似ている部分があるので、大事な本番にピークを持っていけるメンタル面を羽生選手に教わりたいです(^^;
本当に羽生選手はどのような状況でも、全てを力に変える事が出来る選手なんですね。
しかも、まだ足首が完治していなくて、この時の演技も痛み止めを飲んで演技したとか。
凄すぎます・・・。
ショパンのバラード1番との演奏との息もピッタリ合っていましたね。

そして、今回私が最も凄いなと思った選手が宇野昌磨選手です。

演技も勿論素晴らしかったですが、何より宇野選手のメンタル面の強さに驚きました。
羽生選手のメンタルの強さは前から知っていましたが、宇野選手もここまで強いとは、さすが超一流の選手は違います。

今回、宇野選手はフリーで最終滑走でしたが、最終グループの選手の演技を全部実際に見て、
「あの人はこの演技で○○点だから、自分はこういう演技をすれば大丈夫」
と冷静に分析していたみたいですね。
普通ならオリンピックの舞台にのまれてしまうのに、全く動じずに冷静に全員の演技を見られるなんて!
ピアノも、例えば私の前の人が難曲をバリバリ弾いて拍手喝采だったら、自分の出番の時には凄く緊張してしまうから、絶対前の人の演奏は聴きたくないです・・・。
(今回、ショートで羽生選手の後のネイサン・チェン選手がその波にのまれてしまいましたね。
でも、それが普通の感覚だと思うし、バンバン4回転飛べるチェン選手も人間だったんだなぁと逆に少し親近感を感じました)

インタビューでも宇野選手は「自分はあまり緊張しないタイプなんで」と言っていたし、オリンピックも自分にとって特別な試合ではなく、数多くこなしてきた試合の1つというような事も言ってましたね。
フリーの試合でも、最初転倒してしまった時にも動揺せずに、
「(ミスして)笑ってしまって後は自分の演技に集中できた」
みたいな事も言ってましたし、最初の失敗を引きずる事もなく、どのような大会でも気負いなく自分のペースを保てる宇野選手の精神力には感嘆しました!

羽生選手は異次元の世界にいるからとても真似できないですが、宇野選手のメンタル面のとらえ方は、今回私も凄く勉強になりました。
私は恥ずかしながら本番で緊張してしまうタイプなので、これから、本番前は宇野選手の言葉を思い出して、少しずつでも思考を変えていきたいと思いました。

後は、個人的に田中刑事選手もオリンピック代表に選ばれたのがとても嬉しかったです!
昔から全日本フィギュアで毎年お目にかかっていて、珍しい名前なのもあって気になっていた選手だったので・・・。
田中選手が16歳位の時から毎年全日本で拝見していたので、今回代表に選ばれた時は嬉しくて私も少し涙が出てしまいました。

銅メダルのハビエルフェルナンデス選手・パトリックチャン選手の素敵な演技も見れたし、本当にとても見ごたえのある平昌オリンピックの男子フィギュアでした!!

このままの勢いで、女子フィギュアも頑張ってほしいです!