全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会中学2年生の部で生徒さんが審査員賞を受賞💐🎉✨🌈
ベーテン音楽コンクールの全国大会で3位を受賞し4/6の受賞者記念演奏会で弾くための新曲選びを年末にしていましたが、
その候補がプロコフィエフ6番ソナタ終楽章、リスト超絶技巧練習曲の雪嵐、ヨーク·ボーウェンのトッカータ、そして「更にえぐいこんな曲も面白いです」と付け加えて送っていたのがヴィラ=ロボスの赤ちゃんの一族 第2組曲からガラスの小さな狼でした。
お母様からガラスの小さな狼を聴いて笑ってしまいましたと返信があったのですが、
本人は血が騒ぐ現代系の曲が好きなのでその曲に結果食い付き(笑)決定🙊
お正月明け頃から譜読みを開始して、地区本選前はこの曲のレッスンをしない日もありつつ、全国大会の前日がたまたま通常レッスンでしたが前日でも本人は色んな曲をやりたがり1曲には絞らずレッスンし本番を迎えました。
曲は難度が高く、殆どの部分がフォルテなので強弱や表現、音色の幅を出しにくいのですが、凄い現代和音に民族的なリズム、かっこよさや野蛮さがミックスされ魅力満載です。
マイナー過ぎて審査する側が戸惑い採点も難しいのではと思いながら臨みました。
本番はメロディーのミスや置きにいったと感じられる部分や発音や響きの質や色、それに関連するエネルギーの高まりの持続等本番ならではの課題も見え、来週の受賞者記念演奏会に向けていい経験となりましたが、本番でそこまでやり切れる準備という事でもあるので今後に活かしていきたいです。
本番の演奏です
審査員賞は1〜5位の次で上位入賞ですが
私も本人も結果には満足しておらず、
もっと出せると思っているのでこれから更に実力アップしていきたいと思います✊