大府市ピアノ教室 kikko
岸 久美子です。
ショパン国際ピアノコンクール
2021が終わりました。
7月の予備予選からファイナルまで
長い…と思っていたのに、
終わってしまったらあっという間。
数年前までは結果しか
わからなかったのに、全て
ライブ配信されるなんて、
寝不足の日も続きましたが、
素晴らしい演奏にたくさん
触れられる事ができて、
本当に幸せでした♡♡
文字どおり世界最高峰の
コンクール♪
リサイタルとは全然違う気迫も
合わさり、本当に、皆さん
素晴らしくて…この方の演奏は
こうでした、とか、
簡単に感想を言うのは
申し訳ないほど、
決して大げさではなく
何度も何度も感情と魂を揺さぶられて、
自然に涙が出て…そんなシーンがたくさん
ありました。
そして、なんかこう、この思いを
吐き出さずにはいられない!
という強い衝動にかられ、
私の感情レベルでの感想を
残しておきたいと思いました。
まずは日本人の方。
反田さんの計算され尽くした
それぞれの課題曲に合った
テクニックと音と表現✨
小林さんの手からダイヤの
粒がこぼれ落ちるかのように
透き通った響きの良い音✨
完成度の高い演奏の裏での
何年もかけて準備したという
ストイックさ、には
本当に敬意を表します。
そして、
今回、惜しくもファイナルには
残れなかったのですが、
3次まで残っていた
進藤実優さん!
彼女が年長さんの頃の
地元のコンクールデビューに
偶然居合わせており、
あまりの素晴らしさに、
衝撃を受けたのは
今でも忘れられません。
その瞬間からいつか世界に
羽ばたくと確信していました✨✨
医大生の沢田蒼梧さんも別の
地元コンクールでは、
小学生ながら、高校生まで含む
参加者の中でもいつも一位を
独占でした。
小学4年生の時の演奏曲が
ショパンの即興曲でした。
この時からずっと夢に見ていた
舞台だったんでしょうね。
お2人のリサイタルには
何回か足を運んだ事もあり、
演奏に感動して涙…😭
この音を出すのにどれほどの
練習を積んだのだろうか…で涙😭
心はもうお母さんの気分で…
特別な気持ちで見ておりました。
また、一方で、今回のコンクールで
新しく大ファンになったピアニストがいます💕
スペインの
マルティン・ガルシア ・ガルシア
さんです!
お世話になっている先生が
予備予選の時から、
音楽からスペインが溢れ出て
すごく面白い!と注目されて
いたので、私もずっと
聴き続けていました。
そして、最後のコンチェルトを
聴いて、大ファンに💕💕
映像を見て、耳で聴いて
どちらも聴いているこちらの
気持ちが幸せに、そして
笑顔になれちゃうピアニストです。
でも、実力はものすごい!!
後から知って、びっくりしたのが
この8月にクリープランド国際
コンクールでも1位に輝いていた
こと✨✨
しかも、この時の選曲は
ショパン以外の大曲が、多数という
映像を見て、さらに驚きです。
わんちゃんのような可愛い笑顔
で、国際コンクールの二股を
何なくこなしてしまっている
そんなギャップにも心を奪われて
しまいました。
もちろん、言うまでもなく
1位のブルース・リウさん
2位のガジェヴさんも
素晴らしかったです。
3次が終わった時は、
1位はガジェヴさんかな、と
思ったほど、何度も美しい音に
吸い込まれました。
でも、でも、
私のガルちゃん推しは、
しばらく続きそうかな♡♡
コンテスタントの皆さん、
たくさんの感動を
ありがとうございました😊✨✨