こんにちは!
福岡県・古賀市の『いうらピアノ教室』です
今日は、私の【ステージフライト(あがり症)】克服法
自分を信じるためにやったこと
それを具体的に記してみたいと思います。
普段から本番だと思ってピアノに向かう!
自宅での毎日の「ピアノのおけいこ(練習)」を、
良い意味で【緊張】=【集中】して行うようにする。
自分の家だから、と、ついリラックスしすぎて、
ダラダラと(練習を)やってしまうと・・・。
思わぬ形で、本番に出てしまいます
私の場合ですが、自宅練習で、
たまに、曲をいじって弾いてみることがあったのですが、
まさかの大事な【本番】で、それが一部出てしまったことがあります💦 (大反省!!)
さて、子供の頃、実際に工夫していたことは
右からの視線に慣れること。(ヤマハグレード試験等々、後ろ側から見られる場合もあり。)
椅子にぬいぐるみを座らせてお客に見立てる
鍵盤の右側に鏡を立てる
【本番】と思っての、『歩き方』『お辞儀』の練習。
(緊張すると、右手右足が同時に出たりする💦)
曲のコーダ(おしまい)から練習する!
最初からばかり弾いていると、そこばかり上手くなる。
もちろん、出だしは肝心です!
特に、同じ【課題曲】で審査される場合などは、
【出だし】で判断されてしまうかも、、
(審査員の手から、ぽろっと鉛筆が落ちる・・・)
もしも固くなって、思ったように演奏できず
『聴き手の心』をつかみそこなっても、
それでもあきらめずに、尻上がりに良くするのも可能!
終わり良ければ総て良し
立派に終えて、
感じよくご挨拶(お辞儀)をして、
気持ちよく去っていく。
演奏終了➡お辞儀➡歩き方 この一連を練習する
これ、大事ですね!
頭と身体の両方で 覚える!
「あ、今日は私、あがってないかも!(ドキドキしないし)」
と、舞台に上がり、ピアノの前に座って、手を鍵盤にのせたら、、。指が震えている!!なぜ!?自分に訊きたい!
急に焦って、どの音から始めるのか、わからなくなったことがありました。
物理的に、「この場所・この音」「パッセージの回数」等々、頭でも確認。
これもまた大事!!
眠っていても弾けるくらいまで練習する!
10回弾いて、10回同じに弾けるくらい。
片手・両手の暗譜練習(最後に一回録音する)
休憩時間に、客観的に自分の演奏を聴いてみる。
バッハは、目を閉じての暗譜練習
フーガ【2声・3声~】は、楽譜を書いてみる。
症状に合わせての予行練習!
それぞれの症状は、受け入れる!
(なるものはなってしまう)
汗をかく人は、手を濡らして練習
冷える人は、手を冷やして練習
緊張できるって素晴らしい!?
最後に、【緊張】について。
たくさんの方の伴奏を連続してやり続けて、
疲れ果て、全く緊張出来なくなったことがありました。
凡ミスしても、なにも感じなくなるおそろしいですね!
【人間、最後は体力勝負!】
集中力を保つには体力が必要なのです。
実は、緊張できるってことは、良い事なのではないかな
練習は裏切らない!
【自分はちゃんとやった!】という自信を持てば、
持てるようになるまで練習すれば、
あとは、自由に羽ばたくのみ!
以上、私の【あがり症】克服法でした