真っ赤なユリと吉見君とコンクール♪ | piano*演奏会*庭の花

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私の好きなこと。思ったこと。

梅雨にしては晴れが続いていましたが、今日は久しぶりにガッツリ雨が降ってます。


こんな雨の日に、やっと蕾が開いたユリの花。


蕾をつけてから、まだかまだかと開くのを待っていたので嬉しいですラブラブ 

何もこんなどしゃ降りの日を選んで咲かなくても…


でも頑張って咲いてくれたので、雨のなか傘をさして眺めています。

これは春に芽だし苗(球根をポットに植えて芽が出たもの)を購入し、植えたものなので、球根を植えるよりもだいぶ早く咲いてくれました。

ハデハデの真っ赤でビックリしました爆笑


だって写真ではこんな渋い赤だったので…



去年、ユリがいっぱい咲く庭になったら素敵だろうなーと、球根をたくさん花壇に植えました。

球根から植えたものはまだ蕾が小さいです。


ユリの花って、蕾が見えはじめてから咲くまでがずいぶん時間がかかる花でして…


だいたい、球根を植えたのは去年の暮れ?のことなので…


春先に土から芽が出て、

(4月初め)

日に日に背が高くなって、

小さな蕾ができ…


(今日のコンカドール)

その蕾がだんだん膨らみはじめ…

まだかまだかと、毎日眺めながら過ごすこと数ヶ月。

そうしてやっと咲く…という、なんとももったいぶり加減が半端ない、花なのです(笑)


それだけに、豪華な花が開いたときの嬉しさはひとしお爆笑



これから7月にかけて、たくさんユリが咲いてくれるはず…

なので、すごく楽しみですピンクハート



ところで。


ブロ友さんもご紹介してくださっていますが…


エリザベート王妃国際コンクールでセミファイナリストになった、吉見友貴君のYouTubeチャンネルで、

「世界最難関エリザベート王妃国際コンクールに行ってきた」

がアップされましたニコニコ




吉見君。

やはり、このコンクールでセミファイナルに残ったことは、すごく自信になったのでしょうね!


吉見友貴君は高校2年のときに日本音楽コンクールで最年少優勝され、18歳のときには、2018年浜松国際コンクールに出場していますが…

浜松では2次に進めなかった。


けれど、海外で受ける初めての国際コンクール

(それも世界三大コンクールの一つ)

で、セミファイナリストになれたのは、本当に嬉しかっただろうな…と思います。


これは誇りに思っていいですビックリマーク


吉見君も動画のなかで言ってるけど、例年だとエリザベートコンクールのファイナルに残れるのは12人なんです。

だから、本来ならファイナリストだった。

でも、コロナ禍で行われたため、出場を辞退した方もいるし、ファイナリストも6人に減らされたのでしょう。


エリザベートで12人に残ったのは凄いことビックリマーク

だから、自信を持ってこれからもどんどん海外の国際コンクールに挑戦してほしいですニコニコ



吉見君のお話も面白かったです。


緊張への向き合いかたは?の質問に


「緊張はしたけど…

せっかくはるばるベルギーまで来て、自分のためにこんな素晴らしい舞台が用意されてるんだから、楽しまなきゃ損!

自分の音楽が世界中に届くこんなチャンスはめったにない。

だから緊張も楽しめた。」


…って。

若者らしくていい!

体当たりな感じが、すごく好感を持ちました。


セミファイナルのリサイタルプログラムの、調性感を考えた作り方もこだわってますね!


鍵盤に指を落とす前に何を考えているか?の質問に

「その曲の1、2小節をイメトレする。

ハンカチで鼻と口を覆う…というのをルーティンにしていて…

別にアロマを染み込ませてるわけではなく、家の柔軟剤の匂いで(気持ちを)落ち着かせる…」


吉見君が曲を弾き始める前にいつもハンカチで鼻を押さえて、何か香りを嗅いでる?って思ってたんですが…
そうなのね爆笑


エリザベートコンクールに出て、貴重でかけがえのない経験になった…


ホントに良かったですビックリマーク



吉見君の浜松国際のときってどうだったかな?と、自分の過去ブログを探してみたんですけど…

書いてなくて、吉見君の演奏は聴いたのか聴いてないのか…わからないです汗


で、見つけた過去ブログ。

いつもコンクールについて思うことは、どうやって審査をするのだろう?

ということ。


コンクールの審査に思う 


浜松国際は審査員同士ディスカッションをしないそうですが、エリザベートコンクールは審査のときに話し合いもあると聞きました。



コンクールを聴く側としては、いろんな若いピアニストさんの演奏が聴けて楽しい!だけですが…
審査についてはいろいろ考えさせられますね。

今の音楽界はコンクール至上主義だけど…

国際コンクールで優勝しなきゃ一流ピアニストになれない…というわけでもないと思うし。


ランランさんとか、ユジャ・ワンさんとか、有名コンクールで優勝しているわけじゃないですよね。

ヤン・リシエツキさんとかも…


本当に才能のある素晴らしい人は、コンクールで優勝しなくても、自然と注目され、認められて頭角を現わすものですよね。


コンクールで優勝できない、上位に行けない…と、才能あるピアニストさんが淘汰されてしまうのは悲しいです。


だから、吉見君の言っている

「コンクールは世界中に自分の音楽を聴いてもらえるチャンス。」

「自分のためにこんな素晴らしい舞台を用意してくれてる。

楽しまなきゃ損!」


という精神で…

自分の音楽を貫いて、皆さんコンクールに挑んでいただけたらな…

と、そう思いましたニコニコ



過去記事に浜松国際コンクールへのリンクが貼ってあるんですが、前回(第10回)のほうはもう掲載されていないので、今年行われる予定だった第11回コンクールへ飛びます。

(今年の浜松国際コンクールは中止になりました!

次回は2024年。)


そこで、



コンクールに応募していた方たちのために、計画している代わりのイベント…ってなんでしょうね。

気になりますおねがい