梅雨にしては晴れが続いていましたが、今日は久しぶりにガッツリ雨が降ってます。
こんな雨の日に、やっと蕾が開いたユリの花。
何もこんなどしゃ降りの日を選んで咲かなくても…
ハデハデの真っ赤でビックリしました
だって写真ではこんな渋い赤だったので…
去年、ユリがいっぱい咲く庭になったら素敵だろうなーと、球根をたくさん花壇に植えました。
球根から植えたものはまだ蕾が小さいです。
ユリの花って、蕾が見えはじめてから咲くまでがずいぶん時間がかかる花でして…
だいたい、球根を植えたのは去年の暮れ?のことなので…
春先に土から芽が出て、
日に日に背が高くなって、
小さな蕾ができ…
まだかまだかと、毎日眺めながら過ごすこと数ヶ月。
そうしてやっと咲く…という、なんとももったいぶり加減が半端ない、花なのです(笑)
それだけに、豪華な花が開いたときの嬉しさはひとしお
これから7月にかけて、たくさんユリが咲いてくれるはず…
なので、すごく楽しみです
ところで。
ブロ友さんもご紹介してくださっていますが…
エリザベート王妃国際コンクールでセミファイナリストになった、吉見友貴君のYouTubeチャンネルで、
「世界最難関エリザベート王妃国際コンクールに行ってきた」
がアップされました
吉見君。
やはり、このコンクールでセミファイナルに残ったことは、すごく自信になったのでしょうね!
吉見友貴君は高校2年のときに日本音楽コンクールで最年少優勝され、18歳のときには、2018年浜松国際コンクールに出場していますが…
浜松では2次に進めなかった。
けれど、海外で受ける初めての国際コンクール
(それも世界三大コンクールの一つ)
で、セミファイナリストになれたのは、本当に嬉しかっただろうな…と思います。
これは誇りに思っていいです
吉見君も動画のなかで言ってるけど、例年だとエリザベートコンクールのファイナルに残れるのは12人なんです。
だから、本来ならファイナリストだった。
でも、コロナ禍で行われたため、出場を辞退した方もいるし、ファイナリストも6人に減らされたのでしょう。
エリザベートで12人に残ったのは凄いこと
だから、自信を持ってこれからもどんどん海外の国際コンクールに挑戦してほしいです
吉見君のお話も面白かったです。
緊張への向き合いかたは?の質問に
「緊張はしたけど…
せっかくはるばるベルギーまで来て、自分のためにこんな素晴らしい舞台が用意されてるんだから、楽しまなきゃ損!
自分の音楽が世界中に届くこんなチャンスはめったにない。
だから緊張も楽しめた。」
…って。
若者らしくていい!
体当たりな感じが、すごく好感を持ちました。
セミファイナルのリサイタルプログラムの、調性感を考えた作り方もこだわってますね!
鍵盤に指を落とす前に何を考えているか?の質問に
「その曲の1、2小節をイメトレする。
ハンカチで鼻と口を覆う…というのをルーティンにしていて…
別にアロマを染み込ませてるわけではなく、家の柔軟剤の匂いで(気持ちを)落ち着かせる…」
エリザベートコンクールに出て、貴重でかけがえのない経験になった…
ホントに良かったです
吉見君の浜松国際のときってどうだったかな?と、自分の過去ブログを探してみたんですけど…
書いてなくて、吉見君の演奏は聴いたのか聴いてないのか…わからないです
で、見つけた過去ブログ。
↓
いつもコンクールについて思うことは、どうやって審査をするのだろう?
ということ。
今の音楽界はコンクール至上主義だけど…
国際コンクールで優勝しなきゃ一流ピアニストになれない…というわけでもないと思うし。
ランランさんとか、ユジャ・ワンさんとか、有名コンクールで優勝しているわけじゃないですよね。
ヤン・リシエツキさんとかも…
本当に才能のある素晴らしい人は、コンクールで優勝しなくても、自然と注目され、認められて頭角を現わすものですよね。
コンクールで優勝できない、上位に行けない…と、才能あるピアニストさんが淘汰されてしまうのは悲しいです。
だから、吉見君の言っている
「コンクールは世界中に自分の音楽を聴いてもらえるチャンス。」
「自分のためにこんな素晴らしい舞台を用意してくれてる。
楽しまなきゃ損!」
という精神で…
自分の音楽を貫いて、皆さんコンクールに挑んでいただけたらな…
と、そう思いました
過去記事に浜松国際コンクールへのリンクが貼ってあるんですが、前回(第10回)のほうはもう掲載されていないので、今年行われる予定だった第11回コンクールへ飛びます。
(今年の浜松国際コンクールは中止になりました!
次回は2024年。)