アテロームの傷口、再切開になりました。
原因は内部の細菌感染です。
「細菌感染・再切開」というパワーワードは既に脳膿瘍で経験しているので動揺は少なかったですが、治療が長引くことが確定し、かなりガッカリしています。
耳の後ろと首のリンパがけっこう腫れ、傷口から大量の血膿が出てすぐにガーゼがビシャビシャになるため、1日に何度もガーゼ交換が必要な状態になりました。
医師に「抗生物質で飲んで様子を見るか、もっと大きく切開して貯留している血膿を出すか。どっちがいい?」と言われ「どっちが早く治ります?」と聞くと「それは切開の方がいいよね。」という事で失意の再切開。
再切開部から頭皮内に前回より多めのガーゼを入れ、抗生物質を服用しながら内部のガーゼ交換を数日行った結果、血膿がクリーンな血液に変わり、ガーゼの交換頻度も通常に戻りました。
切開部分から頭皮内部に入れたガーゼ交換を行うため人工的にメスで「縫わない切り傷」を作るわけで、シンプルに傷口が痛いです。
あとこれは体質的な問題ですが、頭皮内部に入れるガーゼに染み込ませた薬剤と私の相性が悪く、昨日まで大量の出血があり、仕事を休む羽目になりました。
ビックリしましたが「稀にある副作用」とのこと。
相変わらずレアを引き当てる強運健在です。
薬剤を中止したらピタリと出血が止まったので良かったです。
ここ最近、気温が上がり汗をかくのでシャンプーが必要なのですが、傷口から出たガーゼは絶対に水に濡らしてはいけないという事で、何かいいものはないか散々考えていました。
前回、バリカン&シャンプーをした際は、サランラップを傷口に当てていたのですが、毛の侵入は防げても水の侵入は防げませんでした。
ひょっとしたら、細菌感染の原因はシャンプーしたから?と疑心暗鬼になってしまいシャンプーシート生活に戻っていましたが、ちょうどいいものを見つけました。
* シリコン製のペットボトルキャップ biite Amazonで1個約500円。
* 再切開後の傷口。茶色いのは皮膚消毒用のポピドンヨードです。
* ここに消毒したbiiteを押し当てると切開部に水が入りません。何より絵面がハッピーです。
用途は大分違いますが、消しゴムくらいの硬さのシリコン製でピタッと皮膚に密着してくれます。
本来は、医療用の防水フィルムがベストですが…
粘着があると、フィルムを剥がす際にガーゼもくっついて、このように飛び出て治療が台無しになります。
滅多にいないと思いますが、同じ悩みを抱える方がいたらbiiteをオススメします。
ハゲはいつ治るか分かりませんが、ハゲならハゲのままでいいと思っています。
再切開で気持ちが落ち込んでいましたが、こうしてブログで思考を可視化することでかなりスッキリしました。
昨日、発売されたニューエラ×キンミヤ焼酎コラボの59FIFTY。無事にゲット出来ました。
届くのが待ち遠しいです。