数字の謎が解けると・・・

通奏低音のレッスン
 



関東圏・名古屋付近や関西圏に比べて、

ここは、古楽愛好家が少ないのが現状のようです。

 


そのような中、

私がレッスンをさせていただくチェンバロ教室には、

 

チェンバロを弾けるようになりたい

 

ピアノを教えているけれど、バッハなどを生徒に

きちんと指導するためにバロック音楽を勉強したい

 

という方々に加えて、

 

通奏低音を勉強したい」と、

 

高い志を持って、

教室の門をたたいて下さる方々もおられます。

 

 

通奏低音は、

低音楽譜に書かれている数字を読んで、

左手で奏でる低音のメロディに右手で和声をつけていく作業で、

チェンバロ奏者にとってもかなり高度な技です。

 

 

 通奏低音の教則本






ピアノとチェンバロは「似て非なるもの」、

ピアノが弾けるからチェンバロも同じ・・・・、

とはいきません。

 


もちろん、

ピアノの経験は全く役に立たない事はないですが、

ピアノの経験があるばかりに、それが足かせになるときはあります。

 

ようは、

自分の経験や持っている技を、

いかにうまく活かしながら新しい事を勉強するかがカギで、

それらを手助けするのが私の役目だと思っております。


チェンバロを、

チェンバロらしい音色で弾けるようになる、

チェンバロのタッチを身につける事がまず第一ですが、

楽譜からアーティキュレーションとフレーズを読み取る力、

古典運指の習得、そして、

最後に通奏低音の解読と即興演奏ができるまで・・・・、

 

この行程を考えると、

チェンバロを勉強しようとチャレンジする、

私の教室の大人の生徒さん達も私自身も、

レッスンの度に、心身ともによい刺激をうけているな~ぁと感じます。


先日も、大人の生徒さんTさんが、

レッスンに来られた時はお仕事の忙しさからか?、

とてもお疲れの様子だったのに、

通奏低音のレッスンで「数字の謎が解けたらとても嬉しい」と、

帰宅路は少し足取り軽やかな様子で、

それを拝見して私も、気持ち軽やかになりました。

 

 

生徒さん達のご様子を拝見して、

とても教師冥利につきます。

 

改めて、生徒さん達に感謝する日々です。

 

 

 

          <2012年04月15日のブログ記事より>


 

▼西田和美ピアノ教室/チェンバロ教室▼

 

 

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