あの日



病院から恐ろしい電話を受け
1人で事故現場に向かい
事故現場を目撃し

生きていない人間に心配蘇生を行っている
異様な場面を目撃し

もういいですと言い

死亡宣告を聞き



警察から事情聴取をうけ

遺体袋に収納される様子を目撃し

鉄格子に括り付けられた物を目撃し


主治医からの説明を聞き
(全く予見できなかったといわれ、不信感を抱き)

看護師から傷つく言葉をかけられ
(精神科だけの病院なのにデリカシーゼロ)



お寺さんに連絡をとり
葬儀社に連絡をとり
段取りを決め
親戚に連絡し
仕事先に連絡し



警察に遺体を引き取りにいき

遺品の結び目に触れて恐怖を覚え

死体検案書を取りに行き
死亡届を提出し
埋葬許可証を受け取り




喪主を務め
納骨し

戸籍を集め
法定相続情報書類を作成し
法定相続情報を申請し
相続登記を申請し
実家(事故物件)の整理をし

他にも様々な手続きを済ませました。


死後の手続きは90%終わったと思います。



あの日から
苦しい思いを吐き出したり
話を聞いてもらったりしてきました。



手続きは私の意思で決めて
全て1人でやってきました。


もちろん様々な方のお力をお借りしました。
皆様の優しさに救われています。
支えてくださり本当にありがとうございました。



本当に、本当に、
よく頑張ったなぁと思います。



偉いなぁ
よく頑張ったなぁと
自分を褒めています。



あの時から比べると
動悸や頭痛が減ったように思います。



このまま無理せず
穏やかに過ごしていきたいです。


壊れずに生きていくために。