母の同意のもと、病院に入院しました。

病識がない母は、お医者様からの説明を聞いても精神科への入院であると理解できなかったと思います。



穏やかに話を聞いてくださる先生のことを信頼していました。「ここの先生が自分を救ってくださる」と母は信じ込んでいるようでした。



入院開始後48時間は、格子付きの窓+鍵付きの部屋で1人で過ごさなければなりません。病院の方が「閉鎖病棟は奇声を発したり暴れて壁を叩いたりされる方もいらっしゃいます。お母様はご不安に思われるかもしれませんので、できる限りスタッフがお顔を拝見しにお部屋に伺いたいと思います」と言って下さいました。



1人では生活が出来ない状況になった母を保護していただき、病院の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。仕事を辞めて24時間介護する生活は私には出来ません。収入的にも精神的にも私の生活が成り立たなくなってしまいます。



昨日、今日と母の姿を見て『不憫、悲しい、辛い、疑問、虚しい』といった感情が交錯して涙が止まりませんでした。マルチにハマる思考回路の母は、私が悲しくて虚しい気持ちになっていると知ったとしても、自分を否定されたと思って攻撃的になるか自己肯定感が低下するだけだと思います。



母の前では普段通りに過ごしましたが、辛かったです。昔の私にも今の私にも自分で優しい言葉をかけて労いたいと思います



皆様、今日も1日お疲れ様でしたニコニコ