$孤独の海-10.7-a

23.ロックな日々
・水商売への嫌気を我慢する為に頻繁にディスコ通い.(赤坂・新宿2丁目)
・お決まりの男漁り?(仲良くなるのはなぜかACばかり.AC本で納得)
・仕事を休んで早い時間からクラブへ行って文庫本を読む.声をかけられるの
を防ぐ作戦は座る場所にあり.そうなんです,スピーカーの側です.何か言
われても聞こえないフリ.
よく言われたセリフに「淋しそうだね」です.気を抜くと,そうらしい.ACだもの^^;
 緊張して遊ぶのも馬鹿らしいですし~.
・CDを次から次へと買いまくり状態.

24.終わりを告げた青春
・ホステス生活は2年半で終了.深夜までの労働で過労.
・夫の冷たい視線へ土下座して謝る私.「申し訳ありません,この身体ではソ
ープ嬢も無理です.しばらく休養させてください」
・母へ電話して報告すると.彼女は「お客を“札束”だと思うと全然疲れたり
しないよ」と言った.

25.悪霊の住みつく家
・本気で息子を引き取ろうと考え一軒家へ引っ越す.
・夫の留守に夫の部屋で夫専用の電話に出ると若い女性の声が・・・(ハッキ
リと不信感を抱いたのはこの時です)
・夫を冷静に観察すること数ヵ月.

26.離婚以外には解決策はないと知る.
・夫以外の誰でもいいから側にいて欲しかった.母を呼び寄せる.やって来る
とすぐに私は衰弱が激しいので内科へ行く.医師は痩せ細った私の姿に驚愕
する.すぐに入院の指示があった.
・3日間の入院生活で点滴を続ける.母と夫には蜜月のような3日間.
 2人の様子がおかしいのにさすがの私も気付くことになる.帰宅すると,す
ぐさま母を追い返す.
・精神神経科を受診する.医師は「この人の視線はシッカリしてる」と言う.
また「ダンナさんが奥さんは頭が変だと言うけれど話しの論理もまったく正
常ですよ.疲れているだけです」と診断する.どうしても奥さん自身が飲み
薬が欲しいなら処方箋は書きますとも言った.勿論処方箋は書いてもらう.
・「田舎の空気が吸いたい」と思う私.
 急遽夫に会社は休んでもらって田舎の実家へ戻る.(付き添いが必要なくら
いに弱り果てていたから)
・田舎へ戻っても地獄?
 母と夫は別々に出掛けて行く.夫には知り合いなんていはしないし,このよ
うな時に慌てて出掛けなくてはならない用事があるはずもなくて・・・
・東京に戻ってから,母からの電話がある.内容は「ねぇ,考えてみない.あ
なたがうちのお父さんと一緒になって,お母さんが●●さん(私の夫)と一緒
に住むの」でした.

*これで実際に私が発狂しなかったのが不思議です.
*この内容の電話は半年間続くことになる.
*嘘が得意な母ですから彼女の夫へは「あの子がやっぱりあなたの事が忘れな
れなくて」とでも言って説得したのでしょうか.
(説得されてしまうことにも・・・)

27.決定的な最後
・「離婚しなければならない」と知りつつ私の身体は容赦無く弱っていくばかり.
・夫は会社の社長夫人とも出来ていました.それで二重の給与明細を発行できた
のです.私に渡す明細にはかなり少ない金額.社長宅はそのことで離婚沙汰
(社長は相手が夫であることは知らない)私は夫を転職させる.夫は1人で転
職先の寮へ入る.私は押しかける.しかし・・・
・「そうだ夫を殺そう」そんな毎日が続く.実際に首を絞める.夫は会社の上司
に電話する.因みに彼は女房の悪口を吹き込んでいた.上司はすぐさま駆けつ
ける.私は上司のライトバンに無理矢理乗せられる.
 そしてまだそのままになっていたアパートへ強引に連れて行かれる.クルマの
中で上司は言った.「アンタね~,生活保護でも受けるんだな」.

28.静寂の日々
・急性膵臓炎と椎間板ヘルニアの私にどうすることが出来るだろう.預貯金もゼロ.
本当に生活保護だけでの生活が半年続く.月に一度行く区役所では“若さ”故に
「早く仕事しなさいよ」と言われる.
・ファッションメーカーの物流部へ就職決定.パートで時間も少ないのでフルタイ
ムになるまでの半年間はは更に生活保護で補完していただく.
・「夫が私の人生から消えた!」これはとても快適なものでした.いかに夫との生
活が病んでいたかを思い知ることが出来ました.
・夜は図書館で借りている本を読む.好きな音楽を聴く.「人生って素敵」と思う
ことが出来ました.

29.職場での“いじめ”から椎間板ヘルニアが悪化
 数度の入院生活.退院して職場復帰してもその不自由さ故に“いじめ”が激
化するばかり.

30.職場での「いじめ・解雇」の繰り返しが永遠に続くこととなる.
 いじめに関しては公的機関を積極的に活用しようと考えています.
 一人でなんとか出来るアダルトチルドレンでは決してありません.
 今度の職場こそは大丈夫だろうなんて幻想は一切捨てるつもりです.

31.最近の母のこと(年齢72歳 2001年現在)
・愛人にマインドコントロールされた状態です.
 愛人が入院して生命保険の入院給付金で稼ぐように指示すると,何度も入院
を繰り返しています.
 他にも「どうして?」と思うことはほとんど彼の指示でしょう.
 愛人の私への憎悪はかなり激しいようです.母が指示通り行動するのですか
らたまりません.
 高価な買物をすると必ず愛人宅へ運んでしまいます.
 話題にするのはいつも愛人のことばかりです.(名前は言いませんがすぐに
わかります)
 交際当初は自宅に頻繁に招待してセックスをしていたのです.(専用のハン
ドタオルの数が・・・)
 現在も平気で招待しているようです.ご近所の方でも薄々感づいている方も・・・
 電話も夫の前で甘えた声で話していれば普通は変だと思うのですが・・・
 (夫よ,あなたは大丈夫?)
・ほとんど家事をする能力が欠如しています.
・買物の優先順位もわからないようで,日用品・必需品は買おうとしません.
欲しい物に限られます.
 自分の衣類・アクセサリー・その他小物類がいくつもの倉庫に整理もせず押
し込められています.
 もちろん倉庫になってしまった部屋がいくつもございます.食料品があると
床が腐っていたりします.
 帰省する度に整理しますが,すぐにゴミ置き場状態になってしまいます.
・料理は賞味期限をまったく見ませんから,夫の下痢が止まらなくなることが
頻繁にあります.
・家におとなしくいることが出来ません.必ず外出します.愛人が遊んでくれ
ないと友人・姉妹と困ることはないのです.外泊も頻繁にします.

 *昔から正常な人だと思ったことはありませんが,最近は少々老人ボケもあ
るように思うのです.

32.母の夫のこと
・彼は両親から母との結婚は猛反対されました.彼の実家では私との結婚を望
んでいたのです.
・彼がギャンブルで大きな借金をしたのは,母が私の夫と一緒になりたいと言
っていた頃です.
 母の妹がサラ金への借金を立替えました.そして母は夫の実家へ派手に苦情
を言ったのです.それ以来彼は実家とは没交渉です.
・私への愛情はあるかと申しますとほとんどありません.病気や失業で困って
母へ電話で仕送りを頼むと血相を変えて怒るそうです.(所詮他人です)そ
の昔結婚しようとしていたなどは忘れてしまっているようです.
 それでも母の愛人と比べると“悪質な嫌がらせ”を思いついたりはしません
から安心です.帰省しても笑顔で迎えてくださるのには頭が下がります.
・愛人の件を報告したい気持ちもありますが,彼は母無しには生きていけない
人ですから,知らないほうが幸福だと思うのです.たとえ報告したとしても
逆に私が怨まれるのは確実です.
 彼の母親だったらどうするのでしょう.恐らく成り行きに任せるしかないよ
うに思うのです.

33.母の愛人のこと
・会社のオーナーです.会ったことはありません.電話の声では“危ない職業”
の感じです.
 実家に戻って生活する際に婦人センターに「もしもの時は助けてください」と
お願いしたのはこの声のせいです.ドズのきいた知性とは無縁な感じです.母
が知り合うのは決まってパチンコ店ですから・・・
・マインドコントロール出来ることは快適でしょう.

*昔から理性には無縁の母が老人ボケまで加われば騙すのは簡単でしょう.

34.母の妹のこと
・私が病弱で働くことに疲れ果てて実家で生活している頃,彼女の嫉妬はとても
激しいものでした.
 母と2人で私を精神病院へ入れようと画策していたのには驚愕しました.昔か
らこのようなことは日本でも欧米でもありました.とくに地方ですから病院の
医師のレベルを考えると・・・
 母の姉妹は数組に別れてそれぞれ仲が良いのです.すぐ下の妹はいつも母と繋
がっていないと不安で市役所勤めの頃も,暇な母が一日に何度も市役所へ遊び
に行き妹が暇であれば食堂でお茶などするという有り様でした.退職した現在
は電話は朝一番に,お出かけも頻繁に誘う.しかし留守がちの母ですから追い
かけられっこありません.仕方なく最近はゲートボールなど覚えて張り切って
お ります.
・この妹とはお互いにマインドコトロールしてる状態のようです.もちろん自己
中心的な母は都合のいい時だけです.

35.私の息子について
書く言葉もなくて・・・
息子が私を憎悪しているならば,私は“彼の思い出”をすべて消し去る方法し
かございません.









$孤独の海-AC