イギリスの炭鉱労働者の父子家庭．
11歳の少年ビリーは母を
亡くし，炭坑で働く父と兄，祖母と共に暮らしている．
ボクシング教室へ通っていたある日気がつくとバレエを踊っていた．
先生であるウィルキンソン夫人が少年の才能を見出し，
名門ロイヤル･バレエ団のオーディションを受ける事を薦め個人レッス
ンを無料で引き受ける．ある日少年は先生に「負け犬だからこ
んな場所でバレエを教えているのさ」と口走る．
父親にバレエを猛反対されているのを知って先生は少年の父
親のところへ行く．先生はいう．「この子も酔いどれ労働者にす
るつもりですか？」．
ある日父親が先生の家へ訪れる．「あの子にロ
イヤル･バレエ団のオーディションを受けさせてやってください．
旅費も自分が出します」．．．．．．．．決死の覚悟で金策する父親！
ストーリーはありがちなのですが，感動するのは高い演技力．
それに，貧しさを象徴するようなセリフが随所に．私には切実．
先日パスポートを取得しました．海外へ行く為ではなく身分証
明書が欲しかっただけ．発行時に「いつ海外へ行きますか」と
質問され一瞬返答に困った．で，最近の遊びはＪＴＢの海外
紹介ビデオを図書館で借りてくること．この映画を観て，もしも
語学留学するならアメリカではなくてイギリスだなと思う．
-映画鑑賞後に考えたこと-
バレエはからだ一つで出来るのですが，ピアノレッスンは自宅に
ピアノが必要です．私は電子ピアノを使用していますが生ピアノ
とタッチがまるで違います．ペダルも始めたこの頃では生が強烈
に欲しくなる．ピアノ室の防音にも出費が必要です．
貧乏人のピアノレッスンは超多難！
クラシックファンの貧乏人もあまり聞かないですよね．コンサート
にＣＤ＆ＤＶＤ＆本，そしてオーディオ装置．これらに何百万円も
かける人々が少なくない．
ル・クレジオでブック検索
していたら「孤独な人は抵抗力が無く
病気にかかりやすい」とあった．初めてのブック検索で読んで
しまった．（今も風邪で熱がある）
スキマスイッチの新曲マリンスノウ
歌詞が心に突き刺さる．
ＰＳ．先日ニュースで知ったのですがイギリスの大学で掃除夫
をしている男性がある日教室にあったピアノで素晴らしい演奏
をしてしてしまった．周囲の人々は驚きました．今では大学で
コンサートを開催しているそうです．写真はこちら
←イケメン
ピアノ練習開始して1年目なんてゴミみたいな私です．１０年
間はピアノのことは秘密にしておこうと決心する．ブログでの
み公開．（いつか「ブラボー」と叫ばれる日が来るか？）