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結婚のアドバイス
イエスは言われた。
「あなたたちの心が頑固なので、モーセは妻を離縁することを許したのであって、
初めからそうだったわけではない。
マタイ 19:8
Jesus replied, “Moses permitted you to divorce your wives
because your hearts were hard.
But it was not this way from the beginning.
Matthew 19:8
結婚や離婚について、
聖書の立ち位置はどこにあるのでしょうか?
そして、アドバイスはどんな事なのでしょうか?
聖書を通して出てくるメッセージはこれです!
わたしたちは、他の人を変えることが出来ません。
私たちが変えることが出来るのは、自分自身だけです。
悲しい事実ですか?
がっかりしましたか?
そんな風に受け止めないでくださいね。
相手が変わらなった場合の責任は
あなたにはありません。
あなたが、罪の意識に悩まされることはありません。
ですが、あなたに、結婚したい人がいて、
「私の努力で彼を、変わらせよう。」
なんて、思ってはいけません。
今の時点で、彼の中に譲られない点があって、
将来的には、変わるかもしれないというような
淡い期待は抱いてはだめです。
彼自身が望んで変わる可能性はありますから、
希望はありますが、これは彼自身の課題です。
聖書には結婚は、神様が結びつけるものだと
書かれています。
私たちが何かおぜん立てをする必要はないのです。
そして、神様が結びつけたものを
私たちが何とかして離すことは、
神様のみ心ではないのです。
み心であれば、神様の方から不思議な形で、
二人を離す事でしょう。
今日の聖書の箇所をご覧ください。
離婚というものは、結局双方の「頑なさ」から
くるのです。
「心が頑固」とイエス様は言っておられますね。
自分の方が正しいと決めて、
相手と歩み寄ることを拒否または
放棄したら、離婚になります。
この聖句の背景はどう言ったものだったのでしょう?
イエス様がおられた当時のユダヤでは
モーセの律法を湾曲して理解し
離婚をする権利が一方的に男性にあると
考えられていました。
でも、モーセが元々、
この命令をしたのは、
離婚を制限させるためのものであって
奨励するものではありませんでした。
モーセの時代の女性は
お料理が下手なだけでも
離縁状を突きつけられるというような、
不利な社会の下にありました。
モーセは、正当な理由なくして
妻を離婚させてはならない、ならば、
二人か三人の証人をつけて離婚状を出しなさいと
女性の立場を守るために言ったのです。
とはいえ、離婚は神様の本来の望み、
みこころではないと、
イエス様は発言されています。
神様は、男と女を創造されたときに、
二人を対等な関係として作られました。
男性が女性を支配する、
女性が男性を支配したがるという状況は、
最初の男と女、アダムとエバが
罪を犯した結果起こったことで、
最初の神様の意図とされているものでは
ありません!