今朝はハムとキュウリのサンドウィッチ作って食べました。
食べながら村上春樹の作品について考えていました。
以前、私は大の村上アレルギーで、村上春樹の作品を全く受け付けなかったのです。
初めて読んだのは「海辺のカフカ」、次に読んだのは「ノルウェイの森」でした。その2作品を読んで、私は無理!!!という判断に至ったのでした。
作品が高く評価されていることは理解出来、また読んでいる最中は楽しく読めるのですが、人間の描かれ方を受け入れられませんでした。
そういった訳でどんなに新作が話題になり、本屋で平積みされていてもそれ以上読む気には全くなれなかったのです。
...しかし!
昨年親しくなった人が、大の村上春樹好きでした。
それまで話が色々と盛り上がり、本の話もいろいろして、「好きな作家は誰か」という話題になったとき、問題は起きたのです 笑
「村上春樹が一番好き!」とおっしゃるではありませんか!!!
ま....じ......で!? (|| ゜Д゜)
というのが私の心の声でしたが、人の好みを否定するのは私の趣味じゃないので、カフカとノルウェイは読んだことがあると伝えたり、何がおすすめかなどを聞き、相手の熱い話に耳を傾けました。
その時おすすめされたのが「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」でした。
私は素直に読んでみることにしました。
すると...
意外と面白いやないかーい!!\(^o^)/
すっかり夢中になって読みました。
読み終わったころには村上アレルギーもほぼ治っていたようです 笑
思い込み、よくない!笑
決めつけ、ダメ絶対!
No more 食わず嫌い(ちょっと食ってたけどな。)
その「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」に、"老人"がキュウリのサンドウィッチを食べるシーンがあるのです。
何種類かあるサンドウィッチのうち、キュウリだけを選んで食べるの。。
『彼はキュウリが好きなようで、パンをめくってキュウリの上に注意深く適量の食塩を振り、ぱりぱりという小さな音を立ててかじった。』
....その後も執拗にサンドウィッチの模写が続くのです 笑
たしかカフカの大島さんも美味しそうなサンドウィッチ食べてた気が...。
そして「ノルウェイの森」においては、"緑"の父の病室で、"僕"と"緑"の父がキュウリを食べるシーンがあります。しかも美味しそうに。
何故かキュウリがキウリと表記されていることも異様に気になるというシーン....笑
『僕は洗面所で三本のキウリを洗った。そして皿に醤油を少し入れ、キウリに海苔を巻き、醤油をつけてぽりぽりと食べた。
「うまいですよ」と僕は言った。「シンプルで、新鮮で、生命の香りがします。いいキウリですね。キウイなんかよりずっとましな食いものです。」 』
さらに畳み掛けるように、病気で食欲のない"緑"の父親が、主人公につられるみたいにしてキュウリを食べるシーンが続きます。
なんかキュウリおいしそーなんだけど(・ε・` )
別にキュウリがとりたてて好きでもない私ですら罠にハマりそうになるのでした...笑
ハムとキュウリのサンドウィッチを食べて、村上春樹の作品に出てくるやたら美味しそうなサンドウィッチとキュウリを思い出した朝でした。