私は発表会にひとり2曲渡します。
これに連弾1曲を加えた
3曲を演奏するのが基本です。
さて、
発表会の日が決まったら
発表会に向けて
みんながひたむきに頑張る
なんてことは幻想で、、、
今年は遂に
10月に入って
無理だ、曲を変える!
が2人いました
(発表会は10月です)
1曲はそのまま、もう1曲は今まで弾いたものの中から探す。長いこと発表会の曲しかやってないからすぐ弾ける曲なんてない!!なんですけど、
どうにか見つけ出す。(で、見つかる)
寸前に曲変えるって
本人のプライド的にどうよ?と心配したけど、ちゃっちゃと切り替えて、
むしろ安心して?練習し本番弾いてました。
直前になんとか弾けるようになって、
暗譜までできてしまう子もいます。
あんまり褒められた話ではないけど、
まあそれも事実。
小さいころからレッスンに来ていて、
発表会も◯回目なのに
毎回見せる表情は違い、
ピアノへの気持ちが強い年、弱い年
いろいろです。
が、
どんな状態の子も、
ちゃんとステージに立つのは偉いです。
しっかり準備して、
着々とできることを増やし、
いい演奏まで辿り着けた子が、
一番偉いに決まってるけど。
みんな、とってもかわいかったです!
今回一番注目を集めたのは
高3&高2のリベルタンゴだったと思います。
これは2人がコンペの連弾初級に出たときの連弾上級の課題曲で、
当時ピアノを嫌々やっていた小4(現高3)に、
「この曲さえ弾けたらいい!!」
と言わしめた曲です。
この曲を弾くことが、
とうとう叶いました。
名コンビというのは、そうすんなりできるものではありませんから、
出会えたことだけで奇跡のように感じます。
去年はピアソラ生誕100年という節目でもあり、
それもまた運命を感じることでした。