今日は

「自律神経」にちなんだ話題です。

 

私たちの体が、寝ている間でも

常に血液の循環や呼吸を行い、

生命機能を維持できているのは、

普段は意識することがない

「自律神経」のおかげです。

 

自律神経には次のような

機能・役割があります。 

 

  • 身体のソフトウエア
  • 筋、骨格、臓器といった
    ハードウエアをコントロールする
  • 生命を維持する大切な神経


つまり、自律神経は、

私たちのライフラインの

役割を果たしています。 

 

なんとなく不調が続いているという人は、

自律神経が乱れている可能性大です。

 

 

前回、

腸内環境のことについての記事を書きましたが

↓↓↓

 

自律神経が整い、

血流が正常になれば、

腸のむくみがとれると言われています。

 

両者は相互に関連しており、

腸内環境の悪化は

自律神経を乱す

大きな原因になるそうです。

 

逆に腸内環境が整うと

副交感神経の働きがよくなり、

自律神経のバランスが整います。

 

ということは、

自律神経と腸内環境の両方を

改善していくことが

大切だということです。

 

腸内環境については

前回少し触れましたので、

今日は自律神経を整えるには、

ということについて

書いていきたいと思います。

アメリカのミシガン大学などで

長年ストレスについて研究してきた

医師、高橋徳さんによると、

ストレスが加わると、

CRF(副腎皮膚刺激ホルモン放出ホルモン)

が増え、そのCRFを抑えるには、

オキシトシンを放出させることが

有効だとわかったそうです。

 

つまり、

オキシトシンを分泌することで、

ストレスからくる自律神経の

バランスの乱れを防ぐことに

つながるということです。

 

オキシトシンとは

脳内ホルモンの一種で、

「愛情ホルモン」とも呼ばれ、

女性の妊娠・出産時に

大量に分泌されるホルモンとして

医療業界では有名でした。

 

でも、妊娠中の女性だけではなく、

誰でも「人に感謝すること」

「オキシトシン」が

どんどん出るということが

わかったそうです。

 

同僚や友人から悩みを相談されても、

「話してくれてありがとう」ということで、

感謝を伝える側も伝えられた側も

オキシトシンの分泌が増えるそうですよ。

 

「ありがとう」は

オキシトシンが分泌され

お互いの信頼感と親密さを増す

魔法の言葉なのです。

 

身近な人に感謝を伝えることで、

自律神経が整って免疫力が上がるなんて

とても素敵ですねラブラブ

 

 

私が実践していて

眠る前におすすめなのが、

1日に起こった出来事で

感謝すべきことを思い出すこと。

 

「おいしくご飯が食べられた」

「快適な環境で過ごせている」

「可愛い子どもたちがいる」

など、簡単なことで構わないので

3つ思い出してみましょう。

 

感謝は気持ちを温かくし、

脳や自律神経に良い影響を与え、

幸せな睡眠にいざなってくれます。

 

 

日中、気づいた時にできて

簡単でおすすめなのは、

指先を使って、顔や頭、体を

トントンと軽く叩く「タッピング」。

 

皮膚にはもともと

快適さを生み出す神経線維が数多く存在し、

神経線維が興奮すると

その感覚が脳に到達して、

オキシトシンをたくさん分泌し、

自律神経が整います。

 

ネガティブな出来事によって

傷ついた心を癒す

タッピングセラピーという

治療もあるくらいなので、

ぜひやってみてくださいね。

 

顔周りの場合は、

頭部→眉間→眉の下→

目の周辺→鼻の下→あご周辺の順に、

人さし指、中指、薬指の腹を使って

心地よく感じる場所を

ゆっくりタッピングしていくと

効果的ですよ照れ

 

また、イライラしているな、

緊張しているな、と感じたら、

自身の腕をやさしくゆっくりと叩いて

リズムを刻みながら深呼吸をすると、

心も落ち着いてくるはずですカエル

 

 

オキシトシンは

精神の安定に役立つ

セロトニンの働きを促す作用も

併せ持っています。

 

もし「自分はオキシトシン不足だ」

と感じたなら、とにかく

オキシトシンを分泌させるための行動を

何かしてみることで、

腸内環境だったり

自律神経だったりと、

良い影響が出てくると思います。

 

自分の身体は

日頃から大切にしていきましょう〜ニコニコ