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自己実現コンサルタント

Mosscual代表えりにゃんですラブラブ

 

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問題が起こった時に

人はよく

「どうしてこうなったんだろう?」

と原因を探して問題解決をする、

という手法を取ります。

 

でも、アドラーが提唱する

『個人心理学』の中では、
『そんなやり方では一生

問題は解決しないないし、

悩みごとはなくならない!』

と指摘します。

 

人が起こしたトラブルについて 

なぜ?なぜ? を繰り返していくと、

「私が忘れたから」

「僕の不注意のせいで」

というように、最終的に、

その人の能力や人間性を否定することに

陥ることがよくあります。

 

追求した側は

原因が明確になりすっきりしますが、

問い詰められる側は

萎縮するのは目に見えていますね。

 

こういった、

事象の原因に着目する考え方

原因論と言います。

 

でも、行動の理由は

「原因」だけではないのです。

 

もう1つの理由が「目的」です。

 

アドラーが唱えた目的論は、

人は何かの目的があって

今の状況を作り出しているのだ、

とする考え方です。

 

目的論では、

変えられない過去の事象の

原因を考えていくことよりも、

目指すべき本来の目的に

焦点を当てよう

と考えます。

 

過去の経験に

「どのような意味を与えるか」によって、

自らの生を決定している。

 

それがアドラーの主張であり、

目的論です。

 

 

人の心理は、特定の目的を達成するために

自らその感情を作り出してしまいます。

 

例えば、

「過去のトラウマが原因で

新しい恋愛に踏み出せない」

という悩みを抱えている人がいるとします。

 

これを原因論で見ると、

「トラウマがあるから新しい行動をとれない」

という考え方になります。

 

しかし、目的論を採用した場合は、

「また失敗するのが怖くて

新しい恋愛に踏み出したくないから、

過去の出来事をトラウマにして

負の感情を作り出している」

と考えます。

 

このように目的論は、

原因論の因果関係とは

真逆の発想をとっていることが

大きな特徴です。

 

原因論で考えると、

過去や他人のせいなので楽ではあるけれど、

問題を解消することはできません。 

 

目的論で考えると、

自分のせいになって苦しくはあるけれど、

問題を解消することができる

可能性がでてきます。

 

トラウマに振り回されて生きるか。

トラウマを言い訳に使わず、

前に進んで生きていくか。

 

選ぶのは自分です。

 

 

アドラーは人の心理について

以下のように指摘しています。

 

「人の心理は物理学とは違う。

問題の原因を指摘しても、

勇気を奪うだけ。

解決法と可能性に集中すべきなのだ」

 

目的論を採用するには、

今自分が抱えている

ストレスや悩みの種を、

過去ではなく、

未来に探します。

 

過去の影響もあるかもしれませんが、

今の感情・状況には

今の目的がある。

 

対処するにはそれを自覚して

修正していくということです。

 

本当に変わりたいと思っている人には、

変えるための考え方や

具体的な方法が必要です。

 

大切なのは、自分と向き合うこと。

 

自分の行動や感情について

理解したいのであれば、

自分が「何を目的としているのか」

気が付くことが大事だということです。

 

特にネガティブに物事を考える人は
「目的論」で考えてみることをおすすめします。

 

過去がどうだったからとか、

過去にこんなことをしてきているから

なんてことは一切関係ないのです。

 

関係があるのは、

これからあなたがどうしたいか、

どうなりたいかということ

ただそれだけです。