東京ニューシティ管弦楽団第128回定期演奏会終了しました音譜

プログラムはラフマニノフのヴォカリーズ、映画「蜜蜂と遠雷」の演奏担当されたピアノの福間洸太朗さんをお迎えして同じくラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、そしてショスタコーヴィッチの交響曲第5番、指揮は内藤彰先生でした音符

ラフマニノフというと、10年くらい前に観たラフマニノフの伝記の映画で、いつも故郷を恋しがっていたラフマニノフとライラックの花がリンクして思い浮かびます虹

ショスタコーヴィッチの5番は、人生3回目だと思いますが、今回は改めて色々本を読んだりしたし、またそれまでと違ったイメージが湧きましたピンク音符
それはやはり10年違うと情報の入手が速く簡単になることもあります。
ウィキペディアで何でも手軽く調べられるようになったのは進歩ですキラキラ
以前より資料を集めるのにお金もかからなくなりましたキラキラ
ましてやソビエト時代の作曲家なので、ペレストロイカ、グラスノスチの影響もなくはないだろうと思うのですが、当時の世事に幾分寛大に語られるようになってきたのだと思います。
ショスタコーヴィッチというと私の中では、スターリンの時代をうまく泳ぎ切っていた作曲家というイメージでしたが、ロシアの人は厳しい気候と政治の中、苦悩しながらもうまくすり合わせて骨太に生きているという印象をさらに深くしました。
広く一般に子供にも対象にした漫画もある本では、交響曲第5番の最終盤のラの連続するの場面では、
「ラはチューニングの音、オーケストラもこの国も今はチューニングが必要なんだ!人は信頼と愛情で結ばれているべきだ!強制と恐怖で縛ることじゃない」と語っているけれど、
「驚くべきショスタコーヴィッチ」という本とウィキペディアでは、当時ショスタコーヴィッチが5番を作曲する1年前に不倫していた若い女性の名前がリャーリャで、リャはロシアのドレミのラだから、彼女の名前を連呼している、との解説でにやり
本の中では、彼女に宛てた1日に何通も書いた赤面の手紙が載っていました。
彼女もショスタコーヴィッチが有名人だったからなのか、よくも手紙を捨てずに、また然るべきところに伝わったものだと思います。
ショスタコーヴィッチにとっては、国のことも、彼女のことも、考えていたのはウソじゃないと思うし、どのような動機で作曲されたであろうとも、傑作には違いなく、追及したところでかわされてしまうのがオチではないかと思うばかり、と吹きながら思いました音符

以前テレビでシンクロナイズスイミング改めアーティスティックスイミングのロシアの練習のロケで、辛くて泣きながらやっている子供に「耐えなさい」と鬼の指導をしていたのを見ましたが、そうやっているうちにその限界を超えて、脾臓まで使えるようになっているというのです。
ロシアの音楽には、音楽の目的の為には奏者に無理強いをしているように感じる箇所があります。
私も長いフレーズを吹くのに、皮膚呼吸でも出来るものならしたい汗と思いながら、改めて基礎練習の大切さを感じ、モイーズの「ソノリテ」再びやり始めました音譜
繰り返し、繰り返し、頑張らないとですねほっこり
左から、良い子にもオススメ「ロシアの音楽家」の本、
真ん中はショスタコーヴィッチのユダヤ音楽との繋がり、宿命の女性たち、サッカーファンだったことの3点から多角的な本、
そして右は「地球の歩き方」私はこれを旅行に行かなくても見るのが大好きで、その国の歴史など簡単にざっくり知ることができるのです音符