フォーカルジストニアな身体の私は、
「生活を身体で想う」ことが、全て「ピアノに触れる身体」としての感覚に繋がっている。
これは、
ピアノの音を身体がどう想っているか とか、
音楽作りに必要か不要か、身体の中の創造性、心地よさ、いいもの(音)を受け取る などというものにとても似ていて、
ちょっとくすぐったいような嬉しさ みたいな、自分の中の小さな反応があった時にも似ている。

生活するって、どういうことだろう。
お金や将来のためとか、その前に働かなければ成り立たないとか、誰かのためとか、当たり前のことだけど、
そもそもそれってほんとに当たり前なことなんだろうか。
そもそも人って そんなに背負えるほど、元から強いものなんだろうか。

あなたにとって生活とはなんですか?
と聞かれたら、

生活は 私自身。

あなたにとって音楽とはなんですか?
と聞かれたら、

音楽は 生身の私そのもの。

それ以外に何もない。


ジストニアも、そして震災の経験とかも、私の中ではすごく遠回りだったけど、そのことを教えてくれた。

生活でもピアノでも少しずつ、今まで水面下にあった「身体が想うこと」が見えてくる。
指先と鍵盤がお話し合いをしているように、
小さな生活の中でも、皮膚や舌、耳、目、匂い、歩く時座る時の骨、筋肉・・・身体の各々が、外的刺激と対話する。

例えば投薬や食品添加物などへの拒絶反応。
薬であれば、あれほど酷い頭痛に襲われても、今は身体が受け入れない。ためらいつつも口に入れてジストニアの症状が緩和されようものなら、"それは間違っている"という言葉さえ聞こえる。なので騙しは一切捨てた。
すると自然に生活の仕方を身体が変えようとする。睡眠の質とか、お風呂のお湯の適温(41℃以上あげたくなくなる)とか、予兆で口にしたい食べ物(たとえばスーパーで何故かホウレン草に目がいく)とか。
その結果、頭痛周期は今、忘れた頃に、あれ?と時々やって来る程度にまで治ってきた。
食品であれば最近では、肉の加工物であるハムやベーコンとかソーセージ類。これももう身体が、要らない。でも頭では食べたいという欲求があるのね、「美味しいもの・料理に欠かせない楽チンな食品」と洗脳されてる。
その結果、"自家製ハム"へと姿を変えることで和解し、落ち着いた。

そして!
先ほどの「ちょっとくすぐったいような嬉しさ」。
これは、そもそも入口はネット情報。
甲状腺の疾患で、医者&薬に依存しない・数値にこだわらない(←把握はしなければならないが)・自分で治す(←身体がホルモンバランスを保とうと一生懸命になっていてくれることに対しての援助)ために出来ることは何かと調べていたら、たどり着いたのが、
オーガニック エキストラバージンのココナッツオイル。
ココナッツオイルの効果はダイエットだなんだと、そっち方面で騒がれてはいるが、あくまでも補助的なもので、普段口にしているものや身体のための生活の在り方が、もちろん基本である。そこがぐだぐだでは意味がない。
当然私の甲状腺に関する場合も然りであり、そこの基本的な生活の中で、どのような反応があるか確かめる価値がある・・ような直感が働いた。
で、去年の8月から毎日スプーン1,2杯摂取。始めて数日、体内で拡散されてからの効能というよりも、口から入れて喉を通る時点での浸透性効果があるように感じた。
当時はまぁそれだけで夏を過ごしたのだけれど、10月秋口。
この時期からもう喉の乾燥が毎年やってくるのだが、?。朝起きたてのカラカラして痛いのが、?。無い・・・痰がらみも喉ヒリヒリもペタッという引っ付きも無い。
そういえばこの冬、まだ一度もリップクリームを塗っていない。
そういえば、アトピーにさえ効果が出ている人もいるらしい・・ということで。
予々ずっとやめたくて仕方がなかった、化粧水や保湿クリーム類の塗り物を全てココナッツオイルに変えてみた。
手・踵・化粧水がわりにお顔にも。これが予想以上になんと、しっとりツルツル。全身のカサカサかゆかゆも嘘のよう!!
とにかく手触りがなんとも気持ち良くて、ほんとうに肌が喜んでいて、自分で自分の身体をあちこちいつまでも触っている様。特にお顔と手に関しては、これまた予想以上に皮膚の想いが伝わってくる。
くすぐったいくらい♡嬉しい身体の想い♡

よって、長年使用してきた「最強ユースキン」と、 「濃密ローションKanebo」と、「無難かなビオレ」との縁切りが実現した。

ちなみに、今まで出来なかったことも・・・
手につけた後に安心して食品を触れるのもココナッツオイルの魅力。ココナッツオイル自体が食品だから、当たり前(笑)。なのに、そんなことにまでハッ!と一瞬動揺している自分がなんとも愚かである。今まで、何かに頼ってでしか自分を保てなかった証だろう、とも思う。

居着くは死  居着かざるは生



「体感」とは、もちろん言葉で表すものでも理屈でもない。
「体の感想」だ。

"身体が想ったこと"

・・・・・
今思い出した余談ではあるが、レッスンで「曲想」という言葉について話し合うことがある。
小学生には「想う」と「思う」は何が違うか。という話から。
(例えば読書感想文は、「思った」ことではなく「想った」ことを筆にする、ということだ。でなければ読む側に感動は湧かない。)

『曲想』

曲を想う。
もしくは 曲が想っている。かもしれない。

"曲が語る想い"

これこそ我欲の入る余地のないもの。

要するにやっぱり理屈ではなく、曲そのものを「体感」するしかない。


あ、それで甲状腺(機能低下症)のほうは、更年期症状に隠れてよくわからないが、
更年期の方で見ると眠気・怠さ・無気力・鬱感・抜け毛・旗日不順など、いろいろ悩まされたが、上記の諸々な身体の想いが精通してか、沈下してきているので良いのかもしれない。(←要は心身共に元気。)

口に入れるもの、肌に触れるもの、目にするもの、耳にするもの・・・
衣食住・環境・習慣から、自分で自分の身体を正常化できることは、いくらでもある。
ゴッドハンドではないから限界はあるかもしれない。
けれどだからこそ神業の世界が、

"身体を通して見える"

とも言える。

音楽の世界も同じ。










↓自家製ロースハム。使っているものは、塩とハーブ類のみ。見た目イマイチだけど、これが結構美味しくてヤミツキ。自画自賛。
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いつもはマスタードのみでシンプルに食べるけど、今日は野菜も添えて。



↓ココナッツオイル オーガニックエキストラバージン。
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ネットでも輸入食品のお店でもいろいろあって、量もお値段もいろいろ。


↓身体用に。
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1/3くらい入れたけど、顔から足先まで、指先ひとすくいで全身いけちゃうから、少々お高いのを購入しても結局コスパはかなり良いと思う。(お肌の状態によって、または指の太さによって異なりますw)

今は冬なので固まってますが、25℃以下程の環境で液化します。なので、夏になったらミニボトルに入れて、ぴちゃぴちゃと♪
ちなみに、火傷にも効果テキメン!

・・・なんか回しもんみたいになっちゃったけど、詳しく知りたい方はネット上ゴマンと検索されますので、ご自身が欲しい情報 尚且つ信頼できるサイトを是非お探しくださいませ。。。