今日はある種の職人さんと出会いました。
いわゆる「職人気質」(見るからに、腕は確実!)の人って、寡黙というかあまり口数多くなく、淡々と仕事をこなすイメージがあったけど、なんと、こっちが聞いてもいないことをペラペラ喋ってくる。っていうか喋りっぱなし。内容は、作業してる説明はもちろん、今後の自分の身の置き所だったり、地震の話だったり、人の噂話だったり...

そんなに喋りながら、仕事は大丈夫なのか?!と不安になりながらも、私の中で「この人どんな人?」
と分析。
よ~く観察してみると、ここは!っていうとき、めちゃめちゃ集中してる。そしてまた喋り出す。の繰返し。その間隔、秒単位だったりするんです。

人間って、つくづくバランスなんですね。彼はものすごい超スピードで、自分の中で精神的な均整を常にとっている...それがもしかして、彼が「自然体で仕事をする」ための彼の在り方なんだろうな、と感じました。

今でも時々思い出すことがあって、あるニュース番組で久米宏がキャスターやってたときの(古っ!)ある一言、
「一生懸命な人って、人を緊張させる何かがありますよね。」

今日は緊張しました。その職人さんの話、かなり集中してないと、答えられずに次の話題へ...。私がとろいだけかな?
でも素晴らしい腕前を披露?していただけたので満足です。
次回お会いすることがあっても、私は相変わらずとろいままでしょう。

今朝やっと熱が下がったばかりなので、頭と身体のバランスとるのが、今日は精一杯...ってことで。



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