外の植物たちは花の咲かない寒い時期でも花を咲かせるその時をじっと待ち、地中で根を伸ばし生きる為の土台を作り続けている。
外観を重視され、たくさんの肥料や与えられ水に浸かりそれに甘んじた植物は必要以上の根を張ることをやめ、強い日差しに負け、弱り、光合成も出来ずに根が腐る。
腐ったその根はどんなに手を施してもほとんど再生することはできない。
手段はひとつ。
腐った根を切り取るしかない。
根っこをなくした植物には新しい環境が必要になる。
なんの土台もない新しい環境ではそれまで栄養となっていた土の中の微生物や菌は全て邪魔なものになる。
その環境変化に適応しそこから新しい根を生やせた者だけが再生しまた花を咲かせることができる。
もちろん雑草育ちの強い植物は人の手なんてひとつも借りずに自らの力で再生する。
植物の驚異的な適応力と強さを肌で感じていると、時々くだらない嘘やずるさ、利害や駆け引きだらけの人間模様がとてもちっぽけに映る。
人はムダに知識や教養を身につけた分適応能力が低い。
と 今抜いても抜いても生えてくる雑草を抜きながら思った。
6億年生き抜いてきた植物に比べたらたかが400万年ではそんなもんか。