人を信じた事がない。
頼ったことがない。
好きってなんすか。

大切な後輩に言われた。

自分も若い頃 同じ事思ってた。
きっと彼も、それを学ぶ事が出来ない環境の中にいたんだと思う。
私も誰も信じてなかった。

でもその考えはひとつの出逢いで一変した。
その人は優しい事を言うわけでもなく、素敵なこともひとつも言わない。
ただ私を信じ いつもそばにいてくれた。

"もしかしたらこの人だけはどんなことがあっても…"
気付いた時にはそう思わされていた。

私の中に初めて生まれた信じたいという気持ち。
それはそれまでの私が知らなかったとても深い世界だった。

本当に大切な人が出来た時、どんな事からもその人を守り抜ける人間になりたいと思った。
そう思った時 強くなれた。

いつの間にか私は自分のこだわってきた小さいプライドを捨てていた。

私は仲間の存在からたくさんの事を学び、信じる事を覚え 成長することが出来た。

これから先の時間の中で、いつか私も彼にとってそんな存在になろうと思う。