信頼するブログ友達オススメのレストランであり、昼夜一組ずつしか予約を入れないというユニークなフレンチがあるとの事。お店の名は「ククセモワ」(本郷三丁目)。
駅からほど近いのだが、ややわかりづらい場所に在り、隠れ家っぽい。元は大きな厨房だったのをなんとか改装し、どこかのキッチンに招かれた感じの家庭的な雰囲気を醸し出してる。
料理はコースオンリー。あらかじめ伝えておけば色々なリクエストにも応えてくれるらしい。さて、今回のメニューは、、、
オマールのコンソメジュレ・ずわい蟹を忍ばせたカリフラワーのムース
ジビエミックスとフォワグラのテリーヌ・ジビエのジュレとマルメロのピュレ添え
牡蠣のクリームスープ・ほうれん草のフラン
特大帆立のポワレ・魚のジュとオリーブのソース・彩り野菜添え
猪の三種盛り合わせ(シヴェ・コンフィ・ロースト)
ブランマンジェ・タピオカ入りのマンゴーソース
タルトタタンの再構築・パンデビスのアイスやレーズンとのパートブリック包み添え
初っ端のカクテル仕立ての冷前菜で、いきなりの衝撃!パフェの様に乗ってるムースの上からスプーンを入れ、下のコンソメジュレまで一気にすくい上げて頬張ると、、、!
なんという素晴らしい味・バランス!ホイップの様なカリフラワームースと、オマールのエキスが凝縮された半液体のコンソメジュレが、両方ともクリームの様に極々ソフト。その二つが口の中で見事に融合する中、刻んだカリフラワーと蟹肉が柚子の香りを従えながら、風味的・食感的な核を成してる。その上で自家製カレーオイルが優しくも印象的なアクセントを加え、全体のアンサンブルがパーフェクトに完成!これは傑作だ!芸術品だ!
続くジビエのテリーヌも、その名に相応しい風味が炸裂!森鳩・山鶉・雉・蝦夷鹿がミックスされる中、何と言っても強烈なのは”魔王”雷鳥。一方まろやかなコクは上質なフォワグラが担い、これまた絶妙なバランス。傍らには濃厚なジビエのジュレが、風味のワンツーパンチ的なコンビネーションを構成。さらにマルメロピュレが爽やかな甘味で面白い変化を加えて、これまた絶妙のバランス!うん!ここのシェフの、様々な食材を組み合わせて絶品を生み出す能力には、凄いものがある。
牡蠣のクリームスープにも唸った。下にはほうれん草のフランが敷かれ、上のスープには牡蠣の身とほうれん草自身が入ってる。これが合わない筈が無い!久々に牡蠣を食べたが、ここまで素材を美味しくさせられるとは、ほとほと感心する。
次の帆立のポワレは、まずその貝柱のデカさに驚いた。今まで見た中で一番デカいかも。シェフが貝殻も持ってきてくれた。なんでも4年物は結構有るがこれは10年級で、築地に毎日行っててもなかなか見かけない代物との事。見て即決でゲットしたらしい。確かにスゴイわ~。
それぞれ火を入れられた野菜も見事だし、ソースの風味も素晴らしい出来栄え。で、肝心の帆立、、、
いかんせん中心部がやや冷たい。俺的には焼き・茹で・煮、どんな手を使ってもいいからある程度は芯まで火を通して欲しい。ここのシェフの腕なら造作もないだろう。レア加減を意識しているのは明確で、これでもかなり美味しい。だからこそ尚更この極上品の完璧ポワレを食べたかった。
これまで”全打席ホームラン”だったが、この帆立のポワレだけはら俺の中ではヒットにとどまったかな。
が、猪で再びホームラ~ン!濃密で滑らかなシヴェソースの”池”にロースのラグー・バラ肉のコンフィ・フィレ肉のローストが鎮座ましましてる。それぞれソースへの絡ませに強弱をつけて頬張ると、、、
す、凄い!エクセレント!!猪の獣・血の素晴らしい風味を余すところ無く紡ぎ出してる。
付け合わせの茸類・芋類も猪の生態に思いを馳せ、さらに野趣を沸き立たせてくれる。傑作じゃ!
ここのデザートは前にアヴェンデセールが出る二段構えの豪華さ。
まずはブランマンジェにタピオカとマンゴーソース。初っ端の甲殻類のカクテルでは僅かな柚子風味に”和”を感じ、このアヴェンデセールでは”中”を感じる。なるほど、ここのシェフはしなやかさも兼ね備えておるな。
デザートの真打ちは林檎がテーマ。酸味の効いた紅玉が中核のコンポートとパートフィロがセンス良く配置。パンデピスのアイスは濃厚な甘さを引き受けてる。やはりここでもバランスの妙に痺れる。林檎はデザートとして難しいと思ってるだけに、これには感心しきり。
ラストのミントティーにも林檎のピールが入って、優しいピンク色。小菓子のチョコマカロンを食べつつ、ハーブティーをすすって至福の時を心で反芻。
最後にシェフがいらした。これまでの店では大勢をマネージする事で疲弊してしまった事。有難くも熱烈なファンからの励ましに再びお店をやろうと始めた事。そんな経緯から一組オンリー(大体2~6人で、4人くらいがベストな感じ)にしている事。他のお店の人との交流等々、色んなお話を聞かせてもらえた。
料理の素晴らしさを絶賛し(帆立のポワレについては初対面の為、言及せず)近いうちにまた来る旨、確約する。
今年、俺のフレンチシーンの中では、この店が台風の目になるヨ・カ・ン。年の瀬にこれほどの超大型ハリケーンに遭遇するとは、思ってなかったわぃ。
駅からほど近いのだが、ややわかりづらい場所に在り、隠れ家っぽい。元は大きな厨房だったのをなんとか改装し、どこかのキッチンに招かれた感じの家庭的な雰囲気を醸し出してる。
料理はコースオンリー。あらかじめ伝えておけば色々なリクエストにも応えてくれるらしい。さて、今回のメニューは、、、
オマールのコンソメジュレ・ずわい蟹を忍ばせたカリフラワーのムース
ジビエミックスとフォワグラのテリーヌ・ジビエのジュレとマルメロのピュレ添え
牡蠣のクリームスープ・ほうれん草のフラン
特大帆立のポワレ・魚のジュとオリーブのソース・彩り野菜添え
猪の三種盛り合わせ(シヴェ・コンフィ・ロースト)
ブランマンジェ・タピオカ入りのマンゴーソース
タルトタタンの再構築・パンデビスのアイスやレーズンとのパートブリック包み添え
初っ端のカクテル仕立ての冷前菜で、いきなりの衝撃!パフェの様に乗ってるムースの上からスプーンを入れ、下のコンソメジュレまで一気にすくい上げて頬張ると、、、!
なんという素晴らしい味・バランス!ホイップの様なカリフラワームースと、オマールのエキスが凝縮された半液体のコンソメジュレが、両方ともクリームの様に極々ソフト。その二つが口の中で見事に融合する中、刻んだカリフラワーと蟹肉が柚子の香りを従えながら、風味的・食感的な核を成してる。その上で自家製カレーオイルが優しくも印象的なアクセントを加え、全体のアンサンブルがパーフェクトに完成!これは傑作だ!芸術品だ!
続くジビエのテリーヌも、その名に相応しい風味が炸裂!森鳩・山鶉・雉・蝦夷鹿がミックスされる中、何と言っても強烈なのは”魔王”雷鳥。一方まろやかなコクは上質なフォワグラが担い、これまた絶妙なバランス。傍らには濃厚なジビエのジュレが、風味のワンツーパンチ的なコンビネーションを構成。さらにマルメロピュレが爽やかな甘味で面白い変化を加えて、これまた絶妙のバランス!うん!ここのシェフの、様々な食材を組み合わせて絶品を生み出す能力には、凄いものがある。
牡蠣のクリームスープにも唸った。下にはほうれん草のフランが敷かれ、上のスープには牡蠣の身とほうれん草自身が入ってる。これが合わない筈が無い!久々に牡蠣を食べたが、ここまで素材を美味しくさせられるとは、ほとほと感心する。
次の帆立のポワレは、まずその貝柱のデカさに驚いた。今まで見た中で一番デカいかも。シェフが貝殻も持ってきてくれた。なんでも4年物は結構有るがこれは10年級で、築地に毎日行っててもなかなか見かけない代物との事。見て即決でゲットしたらしい。確かにスゴイわ~。
それぞれ火を入れられた野菜も見事だし、ソースの風味も素晴らしい出来栄え。で、肝心の帆立、、、
いかんせん中心部がやや冷たい。俺的には焼き・茹で・煮、どんな手を使ってもいいからある程度は芯まで火を通して欲しい。ここのシェフの腕なら造作もないだろう。レア加減を意識しているのは明確で、これでもかなり美味しい。だからこそ尚更この極上品の完璧ポワレを食べたかった。
これまで”全打席ホームラン”だったが、この帆立のポワレだけはら俺の中ではヒットにとどまったかな。
が、猪で再びホームラ~ン!濃密で滑らかなシヴェソースの”池”にロースのラグー・バラ肉のコンフィ・フィレ肉のローストが鎮座ましましてる。それぞれソースへの絡ませに強弱をつけて頬張ると、、、
す、凄い!エクセレント!!猪の獣・血の素晴らしい風味を余すところ無く紡ぎ出してる。
付け合わせの茸類・芋類も猪の生態に思いを馳せ、さらに野趣を沸き立たせてくれる。傑作じゃ!
ここのデザートは前にアヴェンデセールが出る二段構えの豪華さ。
まずはブランマンジェにタピオカとマンゴーソース。初っ端の甲殻類のカクテルでは僅かな柚子風味に”和”を感じ、このアヴェンデセールでは”中”を感じる。なるほど、ここのシェフはしなやかさも兼ね備えておるな。
デザートの真打ちは林檎がテーマ。酸味の効いた紅玉が中核のコンポートとパートフィロがセンス良く配置。パンデピスのアイスは濃厚な甘さを引き受けてる。やはりここでもバランスの妙に痺れる。林檎はデザートとして難しいと思ってるだけに、これには感心しきり。
ラストのミントティーにも林檎のピールが入って、優しいピンク色。小菓子のチョコマカロンを食べつつ、ハーブティーをすすって至福の時を心で反芻。
最後にシェフがいらした。これまでの店では大勢をマネージする事で疲弊してしまった事。有難くも熱烈なファンからの励ましに再びお店をやろうと始めた事。そんな経緯から一組オンリー(大体2~6人で、4人くらいがベストな感じ)にしている事。他のお店の人との交流等々、色んなお話を聞かせてもらえた。
料理の素晴らしさを絶賛し(帆立のポワレについては初対面の為、言及せず)近いうちにまた来る旨、確約する。
今年、俺のフレンチシーンの中では、この店が台風の目になるヨ・カ・ン。年の瀬にこれほどの超大型ハリケーンに遭遇するとは、思ってなかったわぃ。