子供の頃に…
朝のニュースで
芸能人の誰々さんが
他界したというのを見て
両親が
『えっ!もうそんな歳(自分たちも)だったんだ!!』
…と よく驚いていました。
10代の頃にアルバイトしていた
小料理屋のマスターが
他界したと友人から連絡を受けた。
チェッカーズの『ギザギザハートの子守唄』みたいな
私を 履歴書無しで即日バイトさせてくれた。
(しかもその日…豹柄のシャツでした…

)夕方、高校が終わってから行くと…
カウンターには山盛りおかずとご飯…
マジに辛かった…
食べ物の好き嫌いが多く痩せていた私に…
レバーたっぷり夕飯を
『全部平らげてからじゃないと
働いちゃダメだ』と完食するまで見ていた。
お客様がどんどん入るなか店が混みだして
飲み込むようにかっこんだ姿を未だに
30年以上の常連さんたちが覚えていてくれ…
『体の割には大食いなんだ
』と勘違いなさって
高校で何かあっても直ぐに見破られ…
マスターとママさんが
心底心配していてくれて…
誰も私のことなんかどうでもいいんだ!!
…と思い込んでいたのに
嬉しく感じた。
昨年 地元の友人たちと
久しぶりにお店に行くと
2人とも 懐かしい笑顔で迎えてくれた。
こんなにも長い年月
大切に 私を自分たちの娘のように見ていてくれて…
私の友人の名前も覚えていて大切にしてくれて…。
『今までのバイトの中で一番よく働いてくれたよね

いつも2人でよく話しているんだ』とママさん。
お世辞でも嬉しかった

いまは もっと
あれから
お店にちょこちょこ顔出せば良かった…
なんて書いてよいのか…
最近…
子供の頃に
愛情いっぱいくれた人たちが
次々に他界してゆく
今の私があるのは
その頃に
大切にしてくれた大人たちの愛情があったから…
何も恩返しできぬまま
ただ
自分は もうそんな歳なんだ…
そう感じるしかない

せつない今日 この頃であります…。
