第2話 | ソーマタジーデバイス

ソーマタジーデバイス

いろいろな興味を満たすために頑張るFラン学生の日々・・・

八月のある日、永田高校のコンピュータ室にて・・・


「そして少年は死亡した……だって。」和輝は少しバカにした顔で笑った。
「怖いですわね。」と少し顔がこわばった綾花が言った。
「こんな話ただの都市伝説だろ、今どきこんな古臭いもん流行んねーよ。」和輝はさっきよりも大きく笑った。
そして、真顔に戻った綾花が「でも、油断は禁物ですわよ。」と少し暗い声で言った。


「へっ?」と和輝が綾花のほうを振り返った瞬間「バコーン」と快音が室内に鳴り響いた。
「いってぇ~なにすんだよ痛えじゃねぇか。」と席から転げ落ちた和輝が目を開けると、
「ナイスタイミング、あーや。」と綾花とハイタッチをしていた杏子がいた。
「やっぱあんたの頭いい音鳴るわ。」と杏子が憎らしく言った。それを見た和輝は、
「なんだよ杏子、自分の仕事は終わったのかよ?」と杏子に問うと杏子は

「あんたとは出来が違うのよ出来が、もう三十分も前に終了しました~。」とまたもや、憎らしく笑った。
「む、むむぅ~。」と和輝は反論できない自分に少し反省した。
「私は機械とかは苦手なんですの。」と少し申し訳ない顔をして綾花が言った。
「いいの、あーやは居るだけで可愛いんだから。」と杏子は綾花に抱きついた。
「い、痛いですの。」と綾花は苦しそうに言った。
「真夏にそんな暑苦しいことやめてくれ。」と和輝は杏子に聞こえないように呟いた。


続く