この2カ月、ほんっとに忙しかった。


10月、11月に、財団のお仕事で、長崎県に7回、山形県に2回、栃木県に2回。


学会のお仕事で名古屋に1回。


それらの準備で土日もほぼ皆勤。


1回だけ土、日、月と休んで親を連れて関西方面に旅行。



ま、財団のお仕事では、出張のすべてに、還暦近いベテランの幹部の方がいっしょにこられ、その方たちはわたしの仕事以外にもいっぱい仕事を持っておられるので出張の回数はわたしの比ではありませんので、あまり大変大変言えませんが。


おかげでマイレージたまったし。西鉄やJR九州にも乗れたし。



関西旅行では、高野山、明日香、奈良、宇治とまわりました。


司馬遼太郎と歴史が好きな父親とわたしに、飛鳥寺をまた見たい、平等院を見たことがない、という母親の希望を入れて、


1日目:大阪空港から司馬遼太郎記念館を経て高野山、泊


2日目:高野山から橿原にまわって甘樫丘、飛鳥寺、橘寺をへて奈良泊


3日目:朝、東大寺を散歩したあと、興福寺、元興寺、唐招提寺、平等院とまわって大阪空港



高野山はちょうど紅葉の盛りでした。ただ、宿坊は・・・あれで1万はどう見ても高いだろう。


甘樫丘は久しぶりに上りましたが、飛鳥の狭いこと。あんな、猫の額のようなところで、大化の改新やらなんやらやってたのか、と、改めて思います。


奈良は、いつ行っても落ち付きます。朝の東大寺は、ほんとにいいところです。唐招提寺も、大きな建物ですがなんとなく優雅な印象があっていいですね。


また、遷都1300年祭りで、興福寺の五重塔の1階の内部や東金堂の内部が観られたり、元興寺では屋根裏の見学させていたり(わたしはいかなかったけど)、いろいろあって面白かったです。


奈良の仏像は、のちの時代のものと比べ、生き生きしていて好きです。頭の中の観念で作っているのではなく、ちゃんと人間を観て作っているのがよくわかります。そして姿勢や表情の演出がまたいい。四天王の力強さ、菩薩さんのやさしさ、そういったものがよく伝わってきます。なんどでも行きたくなります。


最後にみた平等院は、華奢ですが優雅な建物に、貴族文化の到達点をみるきがします。



親が元気なうちに、また行きたいものです。