日曜日、私は母校の演奏会に行っていましたが
その日、娘はグリーンパークでひびきマラソンに出場し
息子は香椎でラグビーの新人戦に出場してたという
実はとても大変な一日でした
まず、朝7時に息子をラグビー仲間のお宅に預けた後
主人が娘をひびきマラソンへ連れていきました
みんなを見送ってから、私は演奏会の会場へ出かけましたが
リハーサルの間も楽屋にいる時も
子供達の事が気になってしょうがない
すると、リハーサルが終わってロビーにいる時に
携帯が鳴りました
娘がまさかの3位入賞
思わず「おおおおおっ」と声をあげてしまいました
娘が走り終わったらすぐに息子の試合へ駆け付けようと思っていた主人ですが
入賞したので表彰式まで残らないといけなくなってしまいました
すごく嬉しいけど、息子の試合に間に合うかな~と、気が気ではない私
息子の方の試合は、先週から2週にわたって行われている大きな試合で
先週行われた試合は2試合とも惨敗
息子も涙が出る程悔しい思いをした試合なのでした
それだけに、この日の試合にかける思いは大きく
私も本当は、息子の方について行きたい気持ちでいっぱいでした
お昼を過ぎて、主人から「2試合目に間に合った」という連絡がありました
ちなみに、一試合目は負けてしまったのだそうです
でも、他のお母さん達から聞いた話では
息子もみんなも結構頑張ったらしく、内容的にはいい試合だったようです
それを聞いて、少しほっとしました
そして二試合目が始まる前に、私は演奏会の本番へ突入
緊張と感動の嵐・・・そして演奏会終了
みんなと別れてから余韻に浸る間もなく、車の中で急いで電話をしました
でも、試合の結果は聞かずに「今から帰る」とだけ告げて切りました
また負けていたら・・・と思うと怖くて結果を聞く事ができませんでした
ああ、どうだったんだろおおお・・・悶々としながら帰宅
「ただいま~」と言いながら、息子の表情をうかがう私
「・・・二試合目、どうだった」恐る恐る聞くと
「ん~・・・負けた」と申し訳なさそうに言う息子
ううう、一勝もできなかったかあ
でも、本人はそんなに落ち込んでいない様子
後で主人に聞いた話では
「大きな相手にタックルしたり、あいつなりに頑張っていた」
という事で、私も納得しました
惨敗したものの、自分の中では何か得るものがあったのでしょう
うんうん、それでいいと思います
そして、その横で娘が「これ見て~」と
3位入賞の楯と賞状を得意気に見せてきました
私はちょっと息子に気を遣いながら「おお~、すごいねえ」と褒めました
心の中ではもっとすご~く嬉しかったんだけどねー
でも、息子もそんな妹を嬉しそうに見ていました
優しいお兄様でよかったねえ
まあそんなこんなで、嵐のような一日が終わりました
みんな行動がバラバラだったけど
それぞれ、いい経験をしたみたいで
中身の濃い一日だったね