厚田村☆猫家便り -95ページ目

厚田村☆猫家便り

北の日本海に面した小さな漁村に移住してからの日々

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昨日からの強風と荒波も午後にはほとんど収まり、穏やかな夕暮れ。

今日は朝から天気予報を聞く度に「処暑」と言う言葉が聴こえていたように思います。

私のお気に入り「国立天文台HP」によると、 

旧暦では一年を、大きく春夏秋冬の4つに分け、更にそれぞれを6つに分ける。

それを二十四節気と言い、秋は立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降。

処暑とは「暑さがおさまるころ」とある。

今日は本当にピッタリのそんな一日でした。

そして、久しぶりに爽やかな夕刻の空気と夕焼けを楽しめました♪



写真:8月23日 18:23~18:43

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旧盆も,立秋も過ぎたというのに猛暑続きの日々、

皆さんお元気でお過ごしでしょうか?

前回記事に対して、皆様から貴重なご意見や思いをコメントやメールで頂きながら、

忙しさと暑さに負けてすっかりお返事も、訪問も、更新も途切れていました。

申し訳ありません!

そして、ありがとうございました!

その中には、私が遭遇した相談担当警察官に対する呆れや怒り、

警察はやはり当てに出来ないと言う印象が多く寄せられました。

私も実は正直なところ・・

動物愛語法違反に関しては「警察は当てに出来ない」と・・

7月30日までは考えていました。

さて、ここで下記の報道記事を読んでいただきたいと思います。


動物愛護法違反:飼い主を逮捕 全国で初 愛知・尾張旭


 愛知県尾張旭市で今年5月、放し飼いの大型犬が散歩中の主婦にかみついてけがをさせた事件で、県警生活経済課と瀬戸署などは30日、飼い主の住所不定、無職、近藤賢二容疑者(39)が無登録で犬を販売していたとして、動物愛護法違反(動物取扱業無登録)と狂犬病予防法違反(予防注射の未接種、無登録)の疑いで逮捕した。県警によると、動物愛護法の無登録販売での逮捕は全国初。

 調べでは、近藤容疑者は動物取扱業の登録をしていないのに06年3月、大型犬のグレートデン1頭をドイツから約110万円で輸入し、この犬が出産した子犬2頭を鳥取県の男性らに計70万円で販売した疑い。また、押収された別の子犬6頭の狂犬病予防接種や、市への登録を怠った疑い。

 近藤容疑者は販売したことを認め、「法律は知らなかった」などと供述しているという。同容疑者は雑誌に広告を出し、別の子犬2頭も計約65万円で販売していたとみられる。

 県警は近藤容疑者の飼い犬が主婦にけがをさせた事件でも、過失傷害容疑で捜査している。

毎日新聞 2007年7月30日 15時00分 


私はこの報道に接した時、嬉しい驚きと、やっと一歩進んだことに安堵し・・

愛知県警と瀬戸署に拍手喝采を送りました!!

そして、前回私の記事中で登場した警察官のような人達にも、

今度こそ動物愛護法が伝わり、認識を変えてくれるだろう、

またそして、不法な動物売買をしている人達には脅威となってくれるだろうと思いました。

当日、TVの全国ニュースなどでも何度か報道されたので、ご存知の方も多いと思います。

しかし、毎日のように重大な事件が多発する中、ほんの数回短時間での報道・・

時間が経っても、この『動物愛護法による初の逮捕者』の報道がほとんど世間の話題に上らないこと・・

さらに、いただいたコメントやメールを読み、改めて、

見逃された方も、もっと多かったのではと思い至ったのです。


そして、逮捕された男が、「自分で繁殖した犬を売ることが違法だと知らなかった」と言っており、

相変わらずネットでの動物売買のページに多くの違法広告や、掲示が見られること・・

これらのことを押し並べて考えると、

この報道記事のみならず、動物愛護法の内容、罰則が、

余りにも世間に知られていないということです。

そこで思いました。

この度の象徴的とも言える「初の逮捕者」の報道記事を、

皆さんがブログやHPで改めて紹介したり、

知人との会話に話題として上らせて行けば、

少しでも多くの人達に広まり、周知の事実となっていくのではないか・・と。

賛同いただける方、どうかお暇を見てよろしくお願いいたします!




写真:昨年晩秋より猫家の車庫に住み着いた高齢雌の「ヒツジさん」

長い間、ゲージなどの狭い場所で飼われていた挙句、捨てられた節が多々あり・・
未だにトイレの砂を使わず、寝床やその近くに敷いたペットシーツの上でだけ排泄をします。
動物愛護法違反で捨て猫は50万以下の罰金に!
捨て猫の現場を目撃したら、私は「絶対通報!」と考えてますが・・いつも猫だけが取り残され、気づくと1匹増えています。。。

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動物の売買に関しては、色々な考えや意見があると思いますが・・

『認可を受けた、良心的ブリーダーだけが経費や運営費をもらって、飼いたい人に譲る。

それも、きちんと飼う人の身元や責任を持てる人かを確かめてから。

そうすれば、どれだけの猫や犬、果てはアライグマ等の野性動物達が、

捨てられたり、殺処分にされるのを防げることか・・』

私は常日頃、そう思っています。

今の日本では、動物取扱い業の登録認可さえあれば、

ペットとしてほとんどの動物を商品として、

ペットショップのみならず、ホームセンターや、デパートの催事場などは言うに及ばず、

インターネットも含めて、至る所で売買することが出来ます。

そして、その動物は法的には「物品」扱いにされています。

昨今、伴侶動物とまで言われることが多いペット。

伴侶と言うからには大切な家族です。

その大切な命が安易に売買される・・

やっぱりおかしい、変だ!そう思いませんか?


法に則った売買にでさえ疑問や怒りさえ持つことが多々あるのですから・・

ましてや、この度の里親探しで遭遇した「詐欺による動物略取と売買」には、

怒りを通り越して何と言っていいのかわからない程。


さて、「絶対っ!許せないっ!!」と怒りを募らせ帰途に着いた私ですが・・

どうしたら、この詐欺行為と不法な動物売買を止めさせることができるのか、正直頭を悩ませました。

私は、ただ動物好きというだけの市井の主婦、社会的仕組みには疎い人間です。

でも分かっている事実も少しありました。

2005年に動物愛護法が改正され、動物の売買には登録認可が必要であること。

それに違反すれば、罰則や逮捕さえもあるということ。

インターネットの売買であろうともそれは適用されるということ。

そこで、里親さんにも協力していただき、証拠を集め整理することから始めました。

もとより取引の現場になっている住所やその部屋の借り主の名前は明らかです。

ブリーダーを名乗るもう一つの名前の主が、掲載してたホームページに売買の証拠も残っていました。

考えた末、詐欺と売買の現場となった住所地の警察署に電話相談することにしました。

しかし、ここでの対応は驚くべきものでした。

さんざん長々と、こちらの身元確認をした上、詐欺師の住所や名前、事情や経緯を聞いた挙句、

「○○さんの言うことは分かったけど、貴女には結果として被害が無かったのだから・・

それに、元は野良の子猫でしょ?詐欺や売ったと言っても金品じゃないし・・・云々」

何を分かってくれたと言うのか・・込み上げてくる怒りを抑えながら、

本来問題としている「動物愛護法にもとづく違反ではないか」と再度説明するも・・

しかし結果は・・・

動物愛護法そのものの存在も,改正も知らず、

動物売買に登録、認可が必要なことも全く知らない

そんな相談担当官と話していた事実が判明しただけでした!

法を守る職業、しかも市民の相談担当、

そして法律改正から2年も経っている!

正直、呆れて、少しキレて、その担当官の名前を聞いて、

「△△さん、いくらなんでも勉強不足ではないですかぁ~?!」

と、思わず口に出していました。

それでも、やり取りの最後に・・

「もし、そういう法律(動物愛護法)があるならの話ですが~、

商売の登録認可は行政(道庁や県庁)の管轄なので、まずは行政指導に入ってもらってですね、

それでもまだ違反して商売していれば、警察ということになるんですよ」

まったくっ!初めからそう言ってよ~~と叫びたいほどでしたが・・

「その手順を踏んで、その後も、認可なしで売買している事実が判明すれば、

警察が動いてくれると言うことですね?!ありがとうございました!△△さん!」

「そういうことですね・・」

こんな会話で30分以上に亘った電話相談は終了したのでした。。。

次は早速、行政の動物愛護法に基づき「動物取扱い業」の登録認可を扱っている所です。

こちらはすぐに、北海道動物愛護センター内にその関係部署があることが分かりました。

そして、事情と経緯を話すと当日中に、登録内容を調べて連絡をくれました。

当然でしたが、私が報告したどちらの名前も、住所も、

未登録無認可であることが証明されたことになりました。

その後は証拠の提出と行政指導の早期実施の約束をしてもらい、

行政指導後にもまだ悪質な売買を続けるなら、法的処置をすると言明してもらえました。


こうして、これでやっと少し、胸をなでおろし、

今度の里親探しの顛末に、やっ~とっ!辿り着いた思いがしたのです。



*動物愛護法や改正の内容については色々なHPなどで紹介されていますが、以下のアドレスでも分かりやすく説明されていますので参考に。
http://www.alive-net.net/law/douaihou/kaisei2005.html


*皆さんの「現在の動物売買」についての考えや思いがありましたら、私に反対の意見も含めて知りたいと思っています。
気軽にコメント欄に書いてくださると嬉しいです。




写真:餌場になっている古い旅館兼寿司屋さんの勝手口に集まる、厚田の地域猫達
   窓下には雨風よけの板まで置いてもらい、皆良く肥っている