厚田村☆猫家便り -91ページ目

厚田村☆猫家便り

北の日本海に面した小さな漁村に移住してからの日々

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野良を貫くクーチャの仔猫達はそろそろ2ヶ月になります。

クーチャのお腹がぺタンコになって現れたのは8月12日。

仔猫が家の近くの資材置き場に姿を見せ始めたのが9月17日。

4匹皆ほとんど均等に、元気に大きくなりました。

先週は、2匹が風邪を引いて、目や鼻がクチャクチャで心配しましたが・・

大事に至らず回復し、走り回っています。



相変わらず日中は資材置き場で過ごし、

日が暮れかけると、家の玄関周りにやってきてコロコロと遊び、

暗くなると母猫と車庫の中に入って、夜を過ごしています。

夜明けと共に、もぬけの殻になる車庫ですが・・・

いつも夜食に置いてある缶詰の皿も、たっぷりのドライの器もほとんど空。

トイレにはしっかり4匹分の仔猫の「物」もたっぷり残っています。

そして、ネズミや猫じゃらしのオモチャで遊んでいるらしく、敷物と一緒に散乱。


雨風の心配の無い温かな寝床や豊富な食べ物・・

そんな生活環境より、自由な野良の生活を選び貫く母猫クーチャ・・

今のところ、同じ道を仔猫達も生きようとしているようです。

仔猫達が母猫のように、他の誰かからも餌をもらうようになれば・・

保護したり、捕まえて避妊出来る可能性は益々遠のきます。

今の私に出来ることは・・

たっぷりの餌を与え、周囲の人達に餌をやらないようお願いすることだけ。

厳しい季節と母猫の子離れが迫っていて、もどかしいけれど・・

逞しく野良を生きる一家団欒の姿には、しばしホッとし、

少し目頭が熱くなるような感動すらしてしまいます。





写真:10月5日

(写真最後の茶白の仔猫だけは、よほど近づかない限りすぐには逃げず、こちらをいつもじっと見ます。
この仔猫が、一番先に慣れてくれるかも・・)

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子猫がやって来て丸三日目。


一晩は人が側にいないとベーベー鳴き、徹夜で抱いて過ごし・・

先が思いやられるなぁ~と。

けれど、安心したのか翌朝からは、ぴったり鳴かなくなり、

良く寝て、食べて、出して、遊んで。

トイレもほぼ覚え、何とも余り手の掛からない賢い子。


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家の中で生まれた子は、こうも違うのかと、改めて感じさせる無防備さ。
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人の膝の上で、物音がしようが、少々動こうが、

お構いなしで爆睡。
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関節がまだクニャクニャの子猫特有の寝姿は・・
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本当に、心から笑えますね♪

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昨夜、老猫「ヒツジさん」が虹の袂へと旅たちました。

今週初めから、食が細くなり前日からは、ほとんどスープ状の物か水しか飲まなくなり・・

死の当日、たった一日だけ寝込み、静かに眠ったまま逝きました。

我が家の車庫に住み着いて一年近く。

かなり年老いていて、歩き方もたどたどしく、白内障で、痩せてもいましたが、

天気の良い日は必ず、姿が見えなくなる何処かまで散歩に出かけ、

後は家の周りで日向ぼっこか、車庫の寝床で過ごした日々・・。


この夏の暑さにも負けず、先週までは、日に最低三度は少量づつだけど缶詰をねだり、食べるほど。

最後の命の輝きだったのでしょうか・・。

食欲がなくなった今週も、毎日の秋晴れの温かな陽射しを受けていつもと同じように過ごしました。

死の前日も変わらず散歩に出、返る途中隣家の大好きな奥さんにもスリっと挨拶。

何だかいかにも潔く、天寿を全うして去っていったと思えるヒツジさんなのでした。


ヒツジさんが去る数時間前の夕刻、やって来た猫がいます。

知り合いの母と小学生の娘に抱かれた、小さな茶白の仔猫。

一瞬、クーチャの仔猫かと思いましたが、抱いてみると半分くらいの月令。

聞けば、国道沿いの物置小屋近くで、ビニールシートと資材に挟まり午前中から鳴いていたそう。

周りに親猫の気配もなく、他に仔猫も見当たらず思い余って助けたとのこと。

猫家に来れば何とかなるかもと、その足で真っ直ぐ連れて来たのでした。。

半日、親から離され鳴いていたとしたら、脱水や低血糖が心配。

すぐに引きうけるしかありません。

幸い、声は枯れ果てているものの、健康状態はさほど悪くないようで、

しかも人間にも家の中にも慣れており、家の中で産まれた仔に違いありません。

そして、一晩そのままだったら・・間違いなく死んでしまったであろう、まだはかなげな仔猫。


今日、ヒツジさんに香をたむけながら、

ヒツジさんが、消えそうになり、間もなく去っていく自分の命の代わりに、

この仔猫を助け、幸せにしてやってと連れて来たように、

私には思えてならないのです。


ヒツジさんありがとう!

又いつの日か!







写真1:ほんの2,3日前、穏やかな夕凪ぎと夕日を楽しむヒツジさん。

写真2:昨夕やって来た雄の茶白仔猫、360グラム。