風立ちぬ☆立秋の夕べ | 厚田村☆猫家便り

厚田村☆猫家便り

北の日本海に面した小さな漁村に移住してからの日々

毎日、日本の何処かで猛暑記録更新が続くこの頃。

北国当地も、珍しく真夏日が続いているが・・

風が起きだした。


夕刻、上空だけを吹きぬけていた強い風・・

昨日、久しぶりに地上を吹きぬけた。

陽が傾きだしたばかりの、まだ夏の煌きを残す海は、

ダイヤモンドを散りばめたようになり・・

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日が沈む頃には、夕凪続きだった海もうねり、色を変えた。

そして、日没直後一気に暗くなっていく様は・・

もうすっかり秋の気配が。

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そして、ふと、ヴァレリーの詩『海辺の墓地』が思い浮かんだ一日・・

けれど・・浮かぶのは所々、一節一節の断片ばかりで・・

長偏詩だしなぁ・・大昔に愛読したきりだし・・

いやいや・・悲しいかな・・

まだまだ「朱夏」と思っていた我が身にも、とうとう・・

なんだか、身体にも秋風が吹き抜けたような・・

でも、まあいいか・・

「風立ちぬ いざ生きめやも」(堀辰雄訳)

「風は吹き抜けた よしっ!生き抜いてみるか!」(私的訳?!)

そんな他愛もない自己問答しながら・・

たそがれた・・立秋の夕べ。。