パパヤーの食べ方 | ピーマンのブログ 亜熱帯人の生態

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亜熱帯の沖縄から、思いつた事を時々。

どうも
お久しぶりのピーマンです

さて、

皆さんご存知の通り、ワタクシ由緒正しいうちなんちゅですので


そばと言えば沖縄そば

ポークと言えばランチョンミート

ヘチマは食べ物で

みそ汁も食べ物

 

とまあ、若干クセのある感覚を持っております


そんなピーマンに

先日姑から

「パパヤー食べる?」

と電話がありましたよ

台風で、早めに収穫したのかしら❓

パパヤー大好きな私は

二つ返事で

「食べます‼️」

と答え、いそいそと出かけましたよ


沖縄でパパヤーと言ったら

これですよね

パパイヤ



沖縄では普通に庭や道端に自生して、夏になると勝手に実がつきます。

こんな感じで



それを青いうちにもいで、細切りにしてお肉やツナと炒める。


他にも、味噌汁やカレーに入れたり、サラダで食べたりもします。

これが美味いのよ!


シャキシャキした食感。ほのかな甘み

まだ食品流通の悪かった昭和の沖縄では、ゴーヤー、ナーベーラーと並んで、夏の貴重な食材でした。

色んな野菜が溢れる今でも、夏になると頻繁に食べる野菜です。


そう。

パパヤーは野菜ですよ!

野菜‼️


🎶君達キウイ、パパイヤ、マンゴーだね🎶🎶

とか歌われて、世間では南国フルーツの代表格みたいになってますけどね


うちなんちゅにとってパパヤー

万能野菜なんですよ。


美味しいし

栄養価めちゃくちゃ高いし

タダだし

まさに庶民の味方です。



とまぁ、
浮かれて夫の実家に向かったら



こんなのが出てきましたよ


デカい

2Lのペットボトルくらいデカい

沖縄パパヤーの2倍近くデカい

そして細長いフォルム


これこそ

あれですよね


フルーツパパイヤ


流石にこれは道端に生えてたりしません。ちゃんとした畑で丁寧に栽培されたであろう高級品のフォルム。


聞いたら、マンゴー農家をしている親戚からのお裾分けでした。

成程納得。


姑曰く

「まだ完熟してないから、もう2、3日置いてから食べてね」

との事。


う〜〜〜ん、想定外


由緒正しいうちなんちゅで、庶民オブ庶民なピーマン。

これが出てくるとは思ってもいませんでしたよ。今日の夕飯はパパヤーイリチーにして、残ったらスープカレーにしよう、とか考えてたのにな〜

残念。


てなワケで久々に
フルーツとしてのパパイヤを頂くこととなりました。

そう言えば
自生しているパパヤーを見ると
県外から来た人は、
「完熟するまで待てば」
とか言いますが
完熟しても意外と甘くないのよね、これが。
フルーツパパイヤとは程遠い微妙な味で、やはり青いうちに食べるのが1番ですよ

子供の頃は、うちの庭にもパパヤーの木がありました。
時期が来たらパパヤー食べ放題💗と楽しみにしていたのですが、一向に実がならず、不思議に思って父親に聞いたところ
「あ〜…これは雄だな」

と言われ、衝撃を受けた事があります
植物なのにオスとかナニソレ⁉️
とショックを受ける私を不憫に思ったのか、父はその後メスの木を植えてくれました。
おかげで暫くは美味しいパパヤー料理を楽しみましたが、ある年の大きな台風で、根ごと倒れてしまいました。
これも沖縄あるあるですね。

てなワケで
沖縄には
果物じゃないパパイヤ(パパヤー)があるというお話でした。

沖縄にお越しの際は、皆さんも是非一度ご賞味あれ。

ところで

台風来ますね

沖縄もちょっと強めの雨風吹いてますよ。どちらかと言うと本土の方に影響あるみたいなので、皆さんお気をつけてください。大事にならないよう祈っています。


んでは。