自分から報告してきたのは
久しぶりです…
低学年の頃は
「すっ転んで泣いた~」と言う話を
よく聞いていたけれど
一体どうしたというのでしょう…
見たところ
身体にケガはありません
私「……どうしたの?
何か嫌な事でもあった?」
恐る恐る聞いてみたのですが
次女「……言いたくない」
言い出すきっかけは
自らから作ったものの
喋るのを躊躇している感じです
話を聞いて欲しいのが本心だと
思うのですが、もしかすると
喋る事が憚られるくらいに
嫌な思いをしたのかもしれません
とはいえ…
聞いちゃったからには
色々勘ぐって心配になるし
めっちゃ気になるぅ~~
そこで
次女が言い出し易くなるように
かまをかけてみました
私「……もしかして転んだとか?
どこかケガしたの?」
恐らくそうではないと
踏んでいたのですが
この質問がトリガーとなり
うっかり喋り出さないかな~
と淡い期待を込めて聞いたんです
すると
まんまと誘いに乗ってくれた次女
次女「違うよ…
…嫌な事された」
やっぱりね…
ここから輪をかけて
質問攻めしました…
私「男子?」
次女「男子…」
私「誰?」
次女「Rくん…」
このくらいの歳の子で
相手を泣かすような
行動をとってしまうのは
大体がやんちゃっぽい感じの
男の子だったりしますよね…
男の子は
ふざけ半分のつもりでも
女の子って
割とガラスのハートだから
打たれ弱かったりするんです
そして
核心に迫る質問をしてみました…
私「………なにされたの?」
すると次女は
せきを切ったように
つらつらと語り出したんです
次女「まずRくんが
Y(自分)の鉛筆を奪ったの…
それで
返してって言ったんだけど
返してくれなくて…
「先生に言うよ❗」と言ったら
先生に言ったら
みんなの前で
Y(自分)の好きな人をばらす
って言われたの…」
…それは、つまり
窃盗および脅迫…
人聞きが悪い言い方かもしれないけど
そういう事ですよね…
Rくん…
なかなかやるなぁ…
↑褒めてはいない、驚いている…
私「それで泣いたの?」
次女「…そう」
こういうトラブルは
どう解決したかが重要ですよね❗
とりあえず
最後まで話を聞きました
私「Y(次女)が泣いたら
どうなった…?」
次女「Y(自分)が泣いたら
周りに友達が集まってきて
慰めてくれたよ」
私「先生は?」
次女「先生は、Rくんを注意した」
私「じゃあ、それで解決したの?」
次女「うん」
との事でした
泣く事で事件が明るみになって
解決したみたいです
泣いてでも嫌な事は嫌❗
とちゃんと相手に伝える事は
大事かもしれません
そして、私はさらに
こんな事も聞いてみました
私「ちなみに
お友達はどんな風に
Y(次女)を慰めてくれたの?
みんななんて言葉を掛けてくれたの?」
目の前で泣いてる友達を
子供たちがどうやって慰めるのか
とても興味があるんです
人の優しさに触れたい私は
こういうところを
深堀して聞いてみたくなります
そしたら
とても可愛らしい
エピソードが聞けましたよ
次女「慰めてくれた子の中に
Nちゃんが居てさ…
Nちゃんは
Rくんの事が好きだったのね…
でも、
Y(自分)の事を泣かしたから
Rくんの事はもう嫌いになった❗
って言って
Y(自分)の味方をしてくれたの」
それは…
つまり……
恋より友情
って事ですよね
ジーン…………
や、単純に幻滅しただけか?
次女「それでね…
気にしない方がいいよ❗とか
女の子を泣かすなんて信じられない❗
って言ってくれて
励ましてくれたのが嬉しかったの」
そのエピソードを聞いて私は
思わずこんな事を次女に
語り始めてしまったのです
私「身体に出来た傷は
時間が経てば消えるけど
心に出来た傷ってなかなか
治らなかったりするんだよね…
でも、そうやって
友達が慰めてくれたり
親身になって味方についてくれると
気持ちが楽になるでしょ?
これってさ…
ケセラセラ(ミセス)の
歌詞のとおりなの」
次女「……え」
はい、出ました…
推しと話を結びつける
ウザい母親
そして歌い出す私……
私「♪痛み止めを飲んでも
消えない胸のズキズキが
誰かの些細な優しさで
ちょっと和らいだりすんだよな〜
ね~~」
次女「………やわらいだって何?」
私「え……
気持ちが軽くなるって意味だよ」
すると目を輝かせて
次女はこう言いました
次女「そういう意味だったんだ❗
Y(自分)、ケセラセラ
めっちゃ好きになった」
曲は知ってても
歌詞の意味までは
分かってなかったみたいです…
子供ってそんなもんですよね
経験と重なった事で
楽曲の良さに気付いてもらえた
それがとても嬉しくかった私は
調子に乗ってさらに語ろうとしました…
私「ねぇ〜
すごいでしょ〜もっくんって
もっくんはね、心が弱い人とか
辛い人に向けて楽曲を書いてるんだよ
でね、Bメロの歌詞はね
♪負けるな今日も〜」
すると、次女は
私の言葉を遮ってこう言いました…
次女「もういい❗
もう大丈夫ママ長いから」
私「え……………」
ガーンガーンガーン…
もっくん、ごめん……
布教失敗です……
それにしても
恋愛が低年齢化してるとは聞くけど
小学3年生ともなると
当たり前のようにみんな好きな人がいて
色恋沙汰絡みの事で
嫌がらせがあったりするんですね〜
そんなもんだっけ…?
自分の時の事が思い出せません
そのうち、恋愛関係の話は
親にしなくなるんだろうから
今のうちは
気楽になんでも話せる
環境づくりに努めようと思います…
はぁ……しかし
推しの話もほどほどにしないとな…
恋愛話をしなくなるより先に
推しの話を聞いてくれなくなりそうだ
とほほ…
いつもお読み下さり
ありがとうございます