私事ですが
先日誕生日を迎えてしまいました
はぁ…
刻んでしまった…
30歳を過ぎた辺りから
誕生日なんて来ないで〜
と心底願ってますけど
毎年確実に来ますね……そりゃそう
やれやれ
今日は、まさか
娘に泣かれるとは思わなかった
誕生日前日の会話を
書き留めておきたいと思います
誕生日前日の夜
私「はぁ……
明日って何の日が知ってるぅ〜❓」
次女(小3)「知らない」
母の誕生日の意識はゼロ
うちは毎年こんな感じです
私「明日はママの誕生日じゃん❓」
次女「あ、そうか」
私「ママさ、誕生日とか
もう来なくていいんだけど…
歳取りたくないからさ」
誕生日と言われても
切実にな〜んにも嬉しくない…
メールやお祝いの言葉は嬉しいですけど
もしプレゼントがもらえるなら
歳を取らない薬が欲しい
皮肉なもんです
次女「ママってさ…何歳だっけ…❓」
私「えっ……
ママは30歳くらいがいい」
年齢を
素直にすっと言えないお年頃…
次女「違〜が〜う~
今、何歳だっけ❓」
私「え~~言いたくないけど…
ママは明日で41歳だよ…」
しぶしぶですが
ちゃんと正直に答えました
しかし、急にむっとした顔で
こう言い出した次女…
次女「ママは若いままでいて欲しい…❗」
グサリ……
私くらいの年齢だと
保護者の中では中間くらいの
年齢層だと思うのですが
子供にとって母親は
若ければ若い方がいいんでしょうか…
地味に傷つく…
しかし、そう言われても
私だって出来る事なら
いつまでも若いままでいたいさ…
けっ……
心の中で拗ながらも
表向きは毅然とした態度で
次女にこんな質問をしてみました…
私「なんで~❓
自分のお母さんはやっぱり
若いの方がいいの~❓」
すると、次女から
思いもしなかった言葉が返ってきて
この後、ヒューマンドラマのような
展開になりましたよ…
次女「だってさ……
ママがこのまま
どんどん歳をとって……
はっとして言葉を失う私……
そしてしんみり思いました…
確かに次女の言う通り…
誕生日を迎えるという事は
限りある数字が減るという事…
↑残りの寿命、ね、もっくん
それは逃れようのない真理
子供たちの誕生日は
大きくなったね~
成長したね~~
と単純に喜びだけに目が向けられますが
大人の誕生日は
年齢が増えて残り時間が減った
という点に注目するべきかもしれない…
えっ…それ辛くない?
まさか我が娘が
そこまで考えてるとは思いませんでした
とりあえず
しょんぼりしている次女を
安心させる為に
困惑しながらも懸命に言葉を返した私…
私「…ママはまだまだ死なないよ~❗
大丈夫だよ~
だって、ママより年上の
ばあばだってじいじだって
ぴんぴんしてるでしょ~」
そうそう
私の寿命の心配をする前に
周りをよく見回して欲しい…
しかし
こう言い返してくる次女…
次女「でも……ママだって
いつかはしんじゃうじゃん」
そして急に
わんわんと泣き出したのです
次女「エーン、エーン」
ガチ泣きです…
いやいや……
誕生日は嬉しくないけど
世間的にはめでたい日のはずじゃ…
誕生日目前で
家族にこんな泣かれる人います❓
まいったな…
そして、事を収める為に
私は不本意ながらも
「生きる」という事について
深い話をし始めるのです…
私「そりゃママだって
いつかはしんじゃうよ
しんじゃうけど
毎日しぬことを考えてても
人生って楽しくないでしょう
どんなに辛い状況にある人だって
生きることを考えながら過ごしてるんだよ
明日しぬって言われても
ママは生きる事を考えるよ
だからY(次女)もそうして欲しい
ママが生きてる事を考えてて欲しいな」
次女「……うん」
どうやら納得したらしく
次女は無事泣き止みました
良かったです…
年なんて取りたくな~い
とちょっと駄々をこねただけなのに
まさかこんな真面目な話をする
羽目になるとは思いませんでしたよ
子供って突然ぶっこんできますね~
いつ何時
どんなディープな話をふられても
ちゃんと納得出来るような答えを
返せるように…
この先もしっかりと
自分の人生に向き合いながら
誠実に生きていこう…
そう誓った
40歳最後の夜でしたとさ
そー言えば
髭男のFCから届いた
メンバー、一人一人からの
バースデーメッセージが
とっても嬉しかったなぁ~
言葉のプレゼントって
何より勝るかもしれません
いつもお読み下さり
ありがとうございます