歌詞の解釈ほど
多様性に富んだものはないな
と思います
事実なんてどこにもない
あるのは解釈だけ byニーチェ
こんな名言があるくらい
自分を納得させる為にも
解釈って重要ですよね
まぁ「事実なんてない」
って言うのは大袈裟な話で…
歌詞に関して言えば
作者が込めた想いが
紛れもないその曲の
事実だと思いますけど
加えて
解釈することで生まれた
曲の価値や感じた情緒は
その人にとっての真実であり
真実は人の数だけある
by ミステリと言う勿れ
解釈も人の数だけある
と私は思います
なので
歌詞の考察記事を読むと
色んな価値観に触れることが出来て
とっても刺激的です
解釈って
言葉の捉え方とか
その言葉を何の例えと
推測するかなどに
よって変わりますよね
あと、これは
ブロ友さん達の
歌詞の解釈を読ませてもらって
気付いたのですが…
前提にある潜在的な価値観
これが、解釈はもちろんのこと
歌詞から感じる情緒に
大きく影響すると思いました
今まで
前提の価値観なんて
意識したことなかったけど
今回、ラブソングを解釈するにあたって
自分の恋愛における潜在的な価値観
に目を向けてみたら
それが恐ろしくドライだった
事に気付かされたんです
あるラブソングから感じた情緒を
人と比べてみて
初めて気付いたのです
皆さんに受け入れてもらえるか
不安はあるのですが…
今日は私のそんな
ドライな価値観をもって
とあるラブソングを解釈すると
どうなるのか…❓
そんなお話をさせてください
興味ない方はスルーして下さいね!
とても長いので…
Mrs.GREEN APPLEの
アルバム「attitude」より
「Soup」という楽曲
恋愛感情を温かいスープ
に例えたラブソングです
では
歌詞を見る前に
私のドライな価値観を
頭にインプットして下さい
恋愛感情は
温かいスープと同様に
例外なく冷める
私はそう確信してます
ね、スーパードライでしょw
しかし
この曲はドライな人ほど
情熱を感じることが
できるのかもしれません
不思議なことに…面白いですよね
それでは歌詞行きます
♪ねえ 温かいスープの様に
君への思いも冷めるのかな?
ねえ 君の一部になりたいと願う
僕はやっぱ欲張りかな
《解釈》
恋心はスープのように
きっと冷めてしまうよね
冷めると分かっているのに
君の一部にないたいと願うのは
欲張りかな?
そんな風に聞こえます
すでにきゅんです
♪ねえ 温かいスープの様に
時間が経てば冷めるのかな?
ねえ 君の言葉で今日も救われたのに
寂しくなってしまうのは何故だろう?
《解釈》
恋心はスープのように
時間が経てば冷めるよね
今は君の存在に救われる事ばかりだけど
いつかはそう思えない日が必ず来る
未来を予見して寂しく感じる
未来を危惧して
寂しく感じてしまうところに
きゅんです
♪夜から明けた僕は云うの
昨日の僕らは何処?
「永遠なんて無い」と云うが
僕は知っているんだよ
持っているんだよ 永遠への宝の地図を
《解釈》
夢から覚めて
恋心が分からなくなる時もある
「永遠なんて無い」
という言葉が引っ掛かるのに
それでも僕は永遠に続くと思える
そう感じる程の気持ちを持っているんだよ
ここ1番の胸アツポイントです
恋心はいつか冷めると思ってるのに
永遠を願ってくれるなんて
歌い方もここは
めちゃめちゃ感情的なんですよね
すごくグッとくる
♪ねえ
僕はいつも幸せに包まれているのに
それをなんで歌えないんだろう
《解釈》
今のこの幸せを歌ってしまうと
冷めた頃に思い返して寂しくなってしまう
スープが冷めた時の
心配ばかりする僕ですね
よっぽど今が幸せなんだと思います
そして
この曲、最後がやばいです
♪ねえ 温かいスープの様に
君が凍えた時に側に居たいんだ
期待に裏切られて
大好きが壊れる日のあるけど
僕は生きてゆこうと思うんだ
そんな日々を
冷めないように
《解釈》
いつか冷めると分かっていても
スープのように君を温める存在でいたい
そしてどうか冷めないように生きていこう
すっごい情熱的
だってね、願っても恐らく冷めますから
↑引くほど怖い
そんな風に思ってくれるなんて…
もうドッキドキ♥
で、最後の一文が…深いんです
♪ねえ 温かいスープの様に
最後の最後まで
恋心=温かいスープ
いつか必ず冷める
これを否定できないまま終える
冷徹もときなのでしたサイコー
↑完全な妄想ですのであしからず
歌詞を掻い摘んで
私なりの解釈を書いてみましたが
以上になります
冷徹人間って
こんな風に解釈するんですよ…
共感してくださった方いるかな…
私自身
大した恋愛してこなかったですけど
旦那とは交際期間10年の
恋愛結婚です
やっぱり
今はちゃんとスープが
冷めてますよ…w
温かいまま最後まで
添い遂げるカップルって
いるのでしょうか❓
↑いるだろ、ドライ過ぎる
でもきっと
家族になれたスープは
スープから別の大切なものに
変わるんでしょうね
スープは冷めたとしても
きっと他の大事なものに変わるから
そんなに寂しがらないで欲しいな
と思いますこの曲の僕に、もときに
あ、でも
うちは何に変わったんだろ…
財布かな…❓←サイテー
冗談です、冗談←あやしい
うん、でも
常温の何かになってることは
確かです
切ないけど
素直で誠実で
情熱的な曲
こんな風に解釈する人間もいるので
曲を聞くうえで参考にしてもらえたら
嬉しいです
あ、あと最後に…
このドライな価値観って
さすがに私も20代の頃は
持ってなかったです
若い頃ってもっと
理想ばっかり追い求めて
現実を見てなかった
だから私は
この曲を作詞した
20代のもっくんが
ものすごい達観している人
ように見えます
でも単純に
過去にスープが冷めた経験
をしているから
書けたのかもしれませんね
一度冷めた経験があるとね
それを覆すのなかなか難しいですからね
まあ、結局
彼の中の真実は
どうなのか分かりませんけど
全ては私の解釈と妄想なので
長々と最後までお読みいただき
ありがとうございました