先日、進撃の巨人のアニメが
最終回を迎えました
21歳の甥っ子に
勧められて読んだ大好きな漫画です
とっくに最終話まで読み終えて
ストーリーもセリフも
分かっているのですが
改めてアニメで見ても感動しますね
85分間？
息をするのも忘れるくらいの
緊迫シーンが続き
画面に食らいついて
見入っちゃいましたよ
やっぱりアニメで見ると
立体機動装置の躍動感が
半端ないですね～
ひゅんひゅん飛んでいく～
分からない方ごめんさない
兵団達が
殺気に満ちた表情で
巨人を切りつけるシーン❗
カッコよかですね
ドン引きさせてごめんさない
でも
戦闘シーンが一番の魅力とは
思ってないですよ
信念を持って戦う話
復讐心ではなく
平和や自由を求めて戦う話
てのいうが、私は割と好きなのです
殺し合いのない世の中にする為に
殺し合うっていう思想は
現実世界でもあったことだと思います
幕末とかさ…
平和や自由を追い求める
至極当然の感情が
狂った正義を生み出してしまう…
そこが私の胸アツポイントなのです
へんですか…？
もちろん…
殺し合う事でしか
活路は見い出せないのかと
虚しさを感じてしまったりもするのですが
その狂った信念から
生み出される熱量の凄まじさたるや…
世を変えようとする人間の
尋常じゃないそのエネルギーに
とても魅力を感じてしまう
そんな自分がいます
そして、そこまでして追い求める
平和や自由ってなんなんだろ❓って
考えさせられますね
現代を生きる私達には計り知れないことなのかな
極力ネタバレ的なことは
書きたくないので
この先は私がこの漫画から
感銘を受けた点について語りたいと
思いますので
退屈に思われた方はスルーして下さいね
この漫画はとにかく描写が
残酷です
目の前で家族、友人、仲間が
無残にも巨人に食われていきます
そこだけ切り取ったら
耐えがたいストーリーですよね
嫌悪感を抱くのはまともな感情だと思います
私も最初は見るのが苦痛でした
でも
この惨たらしい描写を
描きまくってまで
作者が読者に伝えたいことってなんだろう❓
残酷な描写を見せて
無情にも憤りや悲しみを覚えさせて
読者の感情を思うがままに
揺さぶってまでして語りたいことって何？
そこに興味が湧きました❗
まー、とは言えね
読んでいくうちに
難しい事はすっかり忘れて
単純にストーリのファンに
なってましたけどね
緻密に計算されたストーリー
時間をかけた丁寧な伏線回収
壮大な規模の舞台設定
漫画家って天才ですよね
頭の中どんな構造してるんだろ
でね
色んな事を感じながら、考えながら
最終回まで見た訳ですが
結論として
私が受け取った作者からのメッセージ
それは…
ヒロインミカサのあの名セリフ
その意味が全てかなと
そう思いました
この世界は残酷だ
そしてとても美しい
最後まで見て
ようやくこの言葉の深い意味に
辿り着いた気がします
家族が、仲間が、巨人に食われる
巨人は人間が太刀打ちできる相手ではない
人間は塀の中で暮らすことしかできない
塀の外にでる自由などない
得体の知れないものがそこにある恐怖
疎外する、迫害する、根絶する
仲間が裏切る、見捨てる、殺す
振り返れば
残酷に感じる事は
目に見えることばかり
目で感じた衝撃は
人を恐怖へ陥れ
絶望の淵へと追いやり
自分を見失わせる
それに対して
美しいものはどうだろう
人をいとおしいと思う心
分かり合いたいと感じる心
自由を求める心
夢と希望に満ちた心
他愛のない事に幸せを感じる心
大切な人に幸せになって欲しいと願う心
誰かの為に大切なものを捨てる覚悟
美しいものって目で見えない
心で感じるものだから
人間に恐怖の感情がある限り
人は争うことをきっと止めない
人間は過ちを繰り返す生き物だから
でも、どうか忘れないで欲しい
美しいものは
人の心の中にあるということを
そしてそれは
見ようとしないと
見えないもの
だということを
そんなメッセージを
この漫画から私は受け取りました
まとめられて良かった…長々とすみません
はぁ……
良い漫画だったな…
もはや漫画の域を超えて
教わる事が多かった
書物ですよ、これは
w
はぁ……
そしてリヴァイ
めちゃくちゃカッコよかった…
リヴァイの最後のセリフ
一番泣きました
リヴァイの心、美し過ぎたな…
以上です
いつもお付き合い下さり
本当にありがとうございます
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