朝から雨
雨に濡れてクチナシ
雨粒がアジサイの葉っぱをゆらす
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振り返って・・五日目
今日一日は持ちそうですね
空を見上げながら嫁
暗くなると心配ですから
言いながら身支度
名古屋駅に着いて
帰りの切符を購入
窓側・・できれば隣が空いている席
もしあれば・・車両の真ん中あたり
微に入り細に入る嫁の注文
お茶にしましょうね
連れて行ってくれたのは
赤福とお抹茶の店
ふぅ〜
思わずため息
もうオシマイ
楽しかった
目まぐるしかった
申し訳なかった
ため息の中身は
複雑だった
いつでも・・来てくださいね
待っていますから
またお誘いもしますね
こちらは暑いので
暑さが一段落ついた頃になるかしらね
元気でいてくださいね
転ばないように
ちゃんと食べて
よく寝て・・くださいね
母親と子供のような会話
うれしくて・・切なかった
ホームまで送られて
手を振る時間もなく発車
三人席の窓側・・列には私ひとり
折角の窓側
ボンヤリとした遠景
超スピードの車窓
私の長い旅は終わった
たくさんの優しいこころを
いただいた日々だった
私の幸せを実感した事々
私の最終章が
私の人生が
幸あれと
祈ってくれている
ありがとう
どんな言葉を並べても
言い足りない
ととさんの代わりはできなくても
ととさんの願いと同じように
それ以上を目指して
手をつないでくれている
ととさんへのお土産話
たくさんできそうです
バスを下りたら・・雨☔
私って‥雨女？
私のうれし涙・・です
