庭にあっても

食べもしなかった三つ葉

 

売っているものと違っているので

食べられるとは思ってもいなかった

 

何でも喰っちまう私としては

不覚の至り

 

「あら!三つ葉がこんなにたくさん!!」

新聞集金さんのひとことが

三つ葉だと教えてくれた

 

へぇ~…食べられるんだ♪

早速収穫…分かったら速い

育ち過ぎて…硬いかな?

ほんとに…食べられるの?

茹でると…春の香り

 

かたい!しまった!…遅すぎた

すでに初夏…夏日

 

歯の弱いととさんは

嫌がるだろう

 

おずおずと…煮びたし

 

「…ほうれん草かと思った」

やっぱり…お気に召さないな

 

「ちょっと育ちすぎだわね」

控えめに私

 

「良い匂いじゃないか♪」

ふぅ~っ!ひとまず安心

 

お次の番だよ♪

サバの味噌煮…あしらいにポン!

「例のアレだね♪」

お調子に乗り出した私

 

シラスをお供に…お浸し

「色が変わるからお早めにね♪」

隠し味に…夏みかんの汁

 

 

まだまだあるよ♪

目玉焼きに…バター炒め

「なんだ…朝飯にも使うのか」

ととさんに呆れられた

 

マズイ!

お調子に乗りすぎた

しばらく…小休止

 

それでも…めげずに

続く予定

【継続は力】