http://www.sankei.com/smp/life/news/160107/lif1601070024-s.html
樹木希林さんのこの記事を見て思い出したのが、ウチの義母、夫のお母さん。ウチの場合は嫁姑問題みたいなものは、全く無く。夫姑問題と言うくらいに折り合いが悪くて、むしろ嫁のわたしが気を使ってしまうほど。
元々ほとんど没交渉なので、思い出す、なんてことになってしまいます。その義母、2年ほど前に悪性リンパ腫と診断されて、入退院を繰り返しているのです。
当初は、抗がん剤の治療で、7,8割がた寛解するだろうという医師の説明だったのですが。多分治療がうまくいっていなくて、今回、介護施設に入ることになりました。抗がん剤の副作用で、もうまともに歩くこともできない状態ということです。最初に入院してから、弱っていく一方。ガンで弱るのに、薬が拍車をかけているようにしか見えません。入院中は、小学生以下とは接触できないことになっていますし、家にいるときも、何の意地を張っているのか、弱った姿を見せたくないみたいなことを言って、もう2年ほどウチの子どもたちともまともに会ってません。最初の抗がん剤が終わった時点ではまだ動けていたし、それ以降の抗がん剤は、効き目が期待できなかったわけですから、その時点で、生き方、死に方を考えておくべきだったと思います。まぁ、夫も言ってるように、自分がこうと決めたら、周りが何を言っても聞かない性格というのが一番の問題なのかもしれません。まだ70歳とはいえ、病気を抱えてどんなに生きても10年とか20年の範囲でしょう。そう遠くない将来、寿命が尽きるとしたら、どう生きるべきなのか、考えます。自分を知っている人たちの記憶の中に生きるしかないのですから、孫たちと旅行に行くとか、遊びに行くとか、動ける間にしておけばやかったのではなちかと思います。夫が言ってるように人は生きてきたようにしか死なないものなのでしょうか。わたしの目から見るとかわいそうです。少しでも長く生きることにばかり執着して、その時間は、何の内容もないからっぽなものだというのが分からないのか。はたから見れば苦しいだけなのですが、本人は意外と満足してる、というのであればまだ救われるのですが。樹木希林さんは、自由にさせてと言ってますが、ウチの義母の場合、自分自身に縛られているように思います。樹木希林さんのように、自由になってくれるのを祈るばかりです、顔は結構似てるんですけどね。
夫「ババも病気になって2年あったんだから、もっと楽しいことたくさんしておけば、悔いが残らなかっただろうにね」
息子「ってか、まだ生きてるし」