生まれて初めて観た皆既月食。
それは、イメージしていた感動を遥かに超えておりました。
徐々に変容してゆく月。
月が深い赤色に染まった時、
私の心はとても静かでした。
(もっとね、わー！すごい！って感動するかなと思っていたのです。)
とても静かで、
いつもみている「空」が消えて
その先の「宙」(そら)を見つめているような、
まるでそこに自分も溶け込んで漂っているような感覚がありました。
そして
あらゆる感情達はただ心地好さそうにそこを漂っていて
私はその更に奥深くを感じている。
そんな感覚がありました。
その時に何となく思ったのです。
自分に還る感覚と同じだ、と。
普段私たちは
目の前の出来事や
現れてくださる人々などを通して
あらゆる感情を感じています。
自然や空を通じて
自分の思いにも気づくことができるし
その内側からのメッセージも受け取ることができます。
でも、「決してそれが全てではなく」て
そのまた更に奥深くの
ただ、そこに「在る」という自分の存在に
圧倒的な力強さと信頼感と、大きな存在感を感じたのです。
人はそれぞれ内側に
この ただ「在る」という自分を、
その素晴らしく美しい御自身の存在を
誰でも秘めているのだと そう実感した時
静かに涙が溢れました。
だから、例え今大変な思いをしている方も、
感情にのみこまれてしまっている方も
何も感じられないほど、ハートが覆われてしまっている方も
大丈夫なんだって、感じたんです。
そして
変容を遂げる月の横で
パワフルに紅く輝く火星。
その存在がまるで月の変容に力を
与えているようにもみえました。
人が誰かと関わりながら変容してゆくように。。。☺️
そんな風に関わってくださる大切な人たちを思った時、心から感謝の思いが溢れました。
たった数時間の月の変容は
かけがえのない気づきと 意識の拡がりをもたらしてくれました✨
ありがとうございます🙏✨