トラウマ研究の第一人者(と私は勝手に解釈している)
Gabor Maté の
依存症や中毒症のメカニズムについて書かれた名著
” In the Realm of Hungry Ghosts”
仏教国の人間としては、
Hungry Ghosts とは「餓鬼」のことだと直感的に思う
「餓鬼」は、飢餓道に落ちた霊のこと
決して満たされることはない
依存症や中毒症の人はもちろん
餓鬼道に落ちたかのように
決して満たされない飢餓感に苦しんでいる
同様に
身近にいるナルシシスト傾向の人物をよく観察すると
これはいわゆる「餓鬼」だな、と感じる
決して自分の足で立たず
身近な優しい人に寄りかかる人生を送るナルシシスト
優しい人を支配し、その人の人生を完全に搾取するナルシシスト
それでも何をしても永遠に満足しないナルシシスト
まったく、
ナルシシストは
Hungry Ghosts であり餓鬼である
そしてわりと多くいる
これもまた恐ろしい
ただ、
本人もその周りの人も気づいていないだけだ
気づかないから解決のしようがない
やれやれ・・・
