「我々は
お金を奪われ、食を奪われ、病気にさせられ、
それを治療するお金まで奪われている。」
吉野敏明氏 医療者 歯科医師
私が担当する自然療法・健康セミナーでは
まず最初の講座でこのような話をする。
現状を理解するためには
「流れ」をつかむ必要がある。
特に、お金の流れと歴史の流れ。
敗戦後の日本の
穀物戦略の話、
学校給食の話、乳業会社と母子手帳の話。
日本の食の急激な変化と政治のこと。
この仕組みを理解しないと
どんな知識も上滑りするだけだから。
確かに封じられた情報ではある。
しかしこれを
こんなにも公の場で発信でき、受け止めてもらえるとは。
決して妨害されるべきでない選挙演説だから
できることかもしれない。
要約:
戦後の食糧政策について
戦後日本に入ってきたトップ3は
1小麦
2大豆油
3トウモロコシ(家畜の餌)
戦争が終わって食糧が足りない、貧しい状態だった。
そこで食糧援助という名目で
小麦と脱脂粉乳が入って来た。
と同時に
進駐軍が配るチョコレートで
日本人は甘いものに夢中になった。
一方で米は減反だ。
結果、小麦の消費量は10倍になった。
そうして
ガンは3.8倍、乳がんは5倍、
糖尿病は50倍になってしまった。
現在ガンは遺伝子の病気とされているが、
そうではない。
ガンは明らかに食原病である。
今の日本は、
食糧メジャーから多くを輸入し、
病気になってさらに薬は
多国籍のビッグファーマから買っている。
我々は
お金を奪われ、食を奪われ、病気にさせられ、
それを治療するお金まで奪われている。
日本の保険治療では、
予防行為はできない。
そういう制度になっている。