ハーブにはたくさんの園芸種が出ていて、お料理に使ったり

ハーブティーにするなら購入時に学名を確かめることをお勧めします。


観賞用のみの園芸種もたくさんありますから、お料理に使えるか

お店の方に聞かれると良いと思います。


日当たりの良いお庭を持つ友達から、ローズマリーが

元気に育ちすぎて、触るとべたべたするのが気になるとのことですが

おそらく精油成分ではないかと思います。


庭先でよく巨大化したローズマリーを見かけますが

剪定した枝を使えるといいですね。


生命力あふれるローズマリーは優れものです。


ローズマリー


学名:Rosmarinus officinalis

和名:マンネンロウ(万年郎)


属名のロスマリヌスのロスは露、マリンは海という意味で

長い航海を経て帰ってきた水夫たちが漂うローズマリーの香りで

地中海を感じたそうです。


昔から「若さを取り戻す」、「記憶力を増強する」として知られ

和名のマンネンロウも「永遠の青年」を意味したように

若返りのハーブと言われています。


ハンガリーのエリザベス女王がローズマリー成分の入った

ハンガリーウォーターを化粧水に使って若さを保ち

77歳でポーランドの国王から求婚されたというエピソードがあります。


77歳ですよ。ローズマリーの効果もあったでしょうが、魅力的な女性だったのでしょうね。


私の参考資料には抗酸化(ロスマリン酸)、消化機能促進、血行促進の作用があり

食欲不振、消化不良、循環不良、リウマチ、関節炎に適応と書かれています。


精油成分はケモタイプだと、カンファー、シネオール、ベルべノンなどに分かれ

作用が違ってきますが、ケモタイプでなければ、だいたい1.8シネオール、

αーピネン、カンファー、ボルネオールなどが含まれているそうです。


<大量に剪定したローズマリーの利用法>


お料理に使う、ドライにして保存する、勉強中コップに挿して飾り

眠くなると枝を鼻先でクンクン嗅いで脳を活性する。


そういえば、ハーブ研究家のベニシアさんは、クリスマスにローズマリーで

リースを作っていらっしゃいました。


全身のトニック効果が強く皮膚刺激を感じる人もいるので、少し試してみて

大丈夫なら手浴、足浴もよいし、緩和してくれるラベンダーと併用してもいいです。


自然塩100に対しにドライのローズとラベンダー各5g、フレッシュのローズマリー5gを

ガーゼに包んで、しっかり口を縛って、バスソルトとして半身浴にも良いとのこと。


嫌いな香りでなければ、高齢で寝たきりの方のベッドのわきに活けてあげるのも良いそうです。


※妊娠中はローズマリーの内用や精油の使用は避けます。



我が家のローズマリーはベランダの鉢植えで、たびたび料理に使うので

芽が出ては切られてあまり大きくなれません(笑)



恐るべしローズマリー、茂りすぎて閉口していた方も、若返りのハーブと思って

楽しんでみてください。



今日は文章ばかりで長くなりました、最後まで読んでくださりありがとうございます。