昨年の桜の開花はずいぶん早かったのですが
今年はちょうど入学式の時期に合わせて満開ですね。
入学式、入社式を迎えられるみなさん、おめでとうございます。
温暖化の影響なのか、年々薔薇の成長の様子が
変化しているように思います。昨年の夏の猛暑では
街で見かけるバラたちがずいぶん弱っていました。
飛んでくる蝶々も、南方の種類が来ているようです。
ワインをいただくようになって思うことは、気候によって
ブドウの成長もワインにずいぶん影響するでしょうから
温暖化などで、同じ産地と同じブドウでも、毎年味は多少変化するのでは?
先日いただいたカベルネ・ソーヴィニヨンは
温暖な気候と水はけのよい土地を好むそうです。
味わいの表現で、ピノ・ノワールと比較され
ピノ・ノワールがプライベートな恋人との時間だとすると
カベルネ・ソーヴィニヨンは、フォーマルなビジネスに例えられるのだそうです。
堅実さ、清潔感、安心感 という言葉がマッチするのだと。
そういえば、チリ産のカベルネ・ソーヴィニヨンを好んで選ぶ方
確かに芸術家タイプではない、真面目で堅実なサラリーマンです。
偶然かもしれませんが面白いです。
スペインの樽出しのテンプラニーリョも好まれます。
ブレンドでないそれだけの味わいが好きなのだそうです。
ワイン初心者ですが、これが好きという味わいをを見つけたいです。
今日の一曲、フォーレの組曲『シャイロック』
よい一日を。