ニームの日本名はインドセンダンです。
種子からとった液にアザディラクチンという
成分が含まれていて、これが200種類以上の
害虫に効果があるそうです。
人や作物には害はなく、インドでは
ハーブとともにニームの葉、実、樹皮が
アーユルベーダ(伝統医学)の治療薬として
使われてきたそうです。
バラ栽培にも、ニームオイルやニームケーキが
用いられるようになって久しく、私もニームの搾りかすを
粉砕したニームケーキを持っていますが、
我が家のベランダ栽培の場合は、毎年植え替えをすることと
狭いので隅々まで目が行き届くおかげで、あまりお世話に
ならずに済んでいます。
基本的に私の害虫予防は、唐辛子でやヨモギで作った
チンキ剤をうすめて散布することです。
アーユルベーダの書物は紀元前1000年ごろに
数百種類の薬用植物をまとめています。
メディカルハーブの歴史は人類の歴史といわれるくらい
昔から、人々の生活に役立てられ
紀元前1700年ごろの『エーベル・パピルス』には
アロエなど700種類のハーブが記録されているそうです。
メディカルハーブの成分の勉強を始めてから
植物の力が薔薇栽培にもまだまだ未知の計り知れない効果を
発揮するのではと、興味津々です。
今日の曲、プーランクの『三つの常動曲』
皆様に良い週末でありますように。