新国立美術館のゴッホ展に行ってきました。
ゴッホの絵は学校の教科書やいろんなところでよく目にしますが
知っている絵でも本物はどれも強烈に目に飛び込んできて
新鮮な感動を覚えました。
有名な自画像やゴーギャンと一緒に生活していた
部屋の様子を再現しているコーナーもありましたが
今回私が一番印象的だったのは、
ファンタン・ラトゥールの絵の並びにあった『バラと芍薬』です。
私がはじめてファンタン・ラトゥールの静物画に出会ったのは、
上野のどこかの美術館でした。
花や果物を丁寧に丁寧に描写していてます。
中でも私は『バラのある静物』が好きです。
バラは華やかでもありますが、彼のバラの絵には
静かで透き通った空気を感じます。
バラの花にファンタン・ラトゥールと名付けた人は
この絵の雰囲気のあるバラと感じたからでしょうか。
ゴッホも彼の絵に影響を受けたことを知り、
私が今まで持っていたゴッホの印象が少し変わりました。
オールドローズを育てていると、むか～しむかしに思いをはせ、
想像力が膨らみます。
今朝の一曲マクダウェル「森のスケッチ」より「野バラに寄せて」
今日も良い一日を♪