女性のための鍼灸&自然療法「楽志庵」横浜鶴ヶ峰

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鍼灸を始めとした東洋医学と、自然療法を組み合わせ女性のための治療を行います。心地よい顔や、足のリフレクソロジー、自然の恵みのアロマやハーブ、そして音による癒し。鍼灸あん摩マッサージ師としての専門的な技術もしっかりと活かし、あなただけのfucoMethodを提供

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こんにちは。

鍼灸指圧師・東洋医学の叡智を届けるセラピスト、fucoです。

 

楽志庵には、

身体をみながら、

その時に必要な手技や鍼灸などを組み合わせていく「fucoMethod」と、

 

もう少し静かに、

自分の内側へ戻っていく時間を大切にした「fucoHarmony」があります。

 

fucoHarmonyには、

「触れる瞑想」としてのフェイシャルハーモニーバランシングと、

「音の瞑想」としてのシンギングボウルがあります。

 

fucoMethodの中でも、

シンギングボウルを使うことがありますが、

そこでの役割はfucoHarmonyとは少し違います。

 

fucoMethodでは、

指圧や鍼灸などで身体に働きかけたあと、

すぐに終わりにするのではなく、

施術で起きた変化をゆっくり身体になじませ、

心身を落ち着かせていくための時間として、

最後にシンギングボウルを奏でることがあります。

 

一方、fucoHarmonyでは、

シンギングボウルそのものがセッションの中心です。

 

音と振動の中に身体を預けながら、

「何かをする」ことから少し離れていく。

 

その時間そのものを大切にしています。

 

今回は、その中の「音の瞑想」について。

 

シンギングボウルがどのようなもので、

どんなふうにその時間を過ごしていただくのか。

 

そして、

私がセッションの中で大切にしている

「まどろみ」について、お話ししたいと思います。

 ただ横になって、音を受け取る

fucoHarmonyでシンギングボウルを奏でている間、

受ける方にしていただくことは、とてもシンプルです。

 

ただ横になって、身体を預けていただくだけ。

 

呼吸を整えようとしなくてもいいし、

頭の中を空っぽにしようと頑張らなくても大丈夫です。

 

瞑想という言葉を聞くと、

呼吸に集中したり、

雑念を消したり、

何か特別な状態にならなければいけないように感じる方もいるかもしれません。

 

けれど、

fucoHarmonyの「音の瞑想」は、

もっと自然でシンプルなものです。

 

音が鳴ったら、その音を受け取る。

 

眠くなったら眠ってもいいし、

起きていたければ、

そのまま音を聴いていてもいい。

 

何かを感じようとする必要もなければ、

何も感じなかったからといって、

それが間違いということもありません。

 

その時間をどう過ごすのかに、正解はありません。

 

耳で聴くだけではない、音の振動

fucoHarmonyでは、

7つのチャクラに対応したシンギングボウルを中心に、

いくつかのボウルを重ねながら奏でていきます。

 

身体の周りから響かせることもあれば、

身体の上にボウルを置いて鳴らすこともあります。

 

シンギングボウルを鳴らすと、

ひとつの音の中にも、

さまざまな響きが生まれます。

 

低く長く残る音、

高く細く伸びていく音、

あとから追いかけてくるような音。

 

それらが重なり合いながら、

少しずつ空間へ広がっていきます。

 

音は、振動として伝わる波でもあります。

 

身体のすぐ近くで奏でたり、

身体の上に置いたボウルを鳴らしたりすると、

耳で音を聴くだけではなく、

その細かな振動を身体で感じることがあります。

 

胸のあたりに響いたり、

お腹に振動を感じたり、

背中や脚のほうまでじんわり伝わってくるように感じる方もいます。

 

その感じ方は人によって違いますし、

同じ方であっても、

その日の身体の状態によって変わります。

 

だから私は、シンギングボウルを「音を聴くもの」というよりも、

音の中に、身体ごと入っていくもの

というふうに感じています。

 

眠っているような、起きているような

シンギングボウルを奏でていると、

途中から眠ってしまう方も少なくありません。

 

けれど、すべてが終わったあとにお話を伺うと、

 

「眠っていたと思うけれど、音は聞こえていた」

「寝ていたような、起きていたような、不思議な感じだった」

 

と言われることがあります。

 

完全に眠っているわけでもなく、

かといって、

しっかり目覚めているわけでもない。

 

眠りと目覚めのあいだを、

ゆっくり行き来するような「まどろみ」の時間です。

 

私は、シンギングボウルのセッションの中で、

このまどろみの時間をとても大切にしています。

 

普段の私たちは、

思っている以上に、

たくさんのことを考えながら過ごしています。

 

次に何をするのか。

忘れていることはないか。

あのことはどうしようか。

 

何かを考え、

判断し、

また次のことへ意識を向けながら、

一日を送っています。

 

けれど、まどろんでいるときは、

考え続けている感じが少し緩むことがあります。

 

何かを考えようとするわけでもなく、

何かに集中しようとするわけでもない。

 

それでも、どこかで音は聞こえていて、

意識は眠りと目覚めのあいだを行ったり来たりしている。

 

私は、この状態が瞑想の時間によく似ているなぁ~と感じています。

 

まどろみと瞑想は、同じではないけれど

眠りへ入り始めるころ、

脳では、目を閉じて静かにしているときにみられるα波が少しずつ弱まり、

よりゆっくりしたθ波が増えていくことが知られています。

 

一方、瞑想をしているときの脳についても、

α波やθ波など、さまざまな脳波の変化が研究されています。

 

ただ、まどろみと瞑想は、

脳の状態としてまったく同じものではありません。

 

瞑想とひとことで言っても、

呼吸に意識を向けるもの、

浮かんでくるものをそのまま観察するものなど、

その方法はさまざまです。

 

瞑想の方法や経験の長さによっても、

脳の反応には違いがあることが報告されています。

 

ですから、「まどろみは瞑想の前段階」と

単純に言えるものでもなさそうです。

 

そしてもちろん、

シンギングボウルを聴くことで特定の脳波になる、

と言いたいわけでもありません。

 

ただ、普段のように何かを考え、

判断し続けているときとは少し違うところへ、

意識が移っていく時間があります。

 

眠りに落ちてしまう少し手前。

 

音は聞こえているけれど、

ずっと追いかけているわけではない。

 

考えごとが浮かんでも、

いつの間にかどこかへ消えている。

 

私がセッションの中で「まどろみ」と

呼んできたものと、

どこか重なるように感じるのです。

 

だから私は、

無理に瞑想しようとしなくてもいいと思っています。

 

ゆったりと、まどろんでいただけたらいいな。

 

だって、そういう時間って、

気持ちいいじゃない?

 

瞑想が苦手でも大丈夫

「じっとしていると考えごとが次々に浮かんでしまう」

「無になろうとすると、かえって頭の中が忙しくなる」

 

そんなふうに、

瞑想することそのものを難しく感じる方もいると思います。

 

fucoHarmonyの音の瞑想では、

どこかの状態へ自分でたどり着こうと頑張る必要はありません。

 

ただ横になり、

音に身体を預けている。

 

眠りと目覚めのあいだを行ったり来たりしてもいいし、

しなくてもいい。

 

音をずっと追いかけていてもいいし、

追いかけなくてもいい。

 

考えごとが浮かんでも、

それを消そうとしなくていい。

 

また音が耳に入ってきたら、

その音を受け取る。

 

それくらいで十分です。

 

瞑想を上手にするための時間ではありませんし、

「ちゃんとできたかどうか」を確かめる必要もありません。

 

私は、そうして音の中でまどろんでいる時間そのものが、

何かをし続けている日常から少し離れ、

自分の内側へ戻っていく静かな時間になるのではないかと思っています。

 

何かを感じようとしなくていい

シンギングボウルの音が終わったあと、

その体験をうまく説明できないこともあります。

 

何となく気持ちよかった。

眠っていた。

身体がふわっとした。

音が遠くに聞こえた。

不思議だった。

 

何か浮かんだ気もするけれど、

よく分からない。

 

あるいは、

ほとんど何も覚えていない。

 

そういうこともあります。

 

けれど私は、それでいいと思っています。

 

「何が変わったんだろう」

「私はちゃんと何かを感じたのかな」

 

と、わざわざ探さなくてもいい。

 

その時間に聞こえていた音や、

身体に感じた振動、

まどろみの中でぼんやり浮かんだこと。

 

そして、眠ってしまって何も覚えていないことも含めて、

その時間そのものを受け取っていただけたらと思っています。

 

触れる瞑想であるフェイシャルハーモニーバランシングも、

音の瞑想であるシンギングボウルも、

何かを頑張って受け取ろうとしなくていいところは同じです。

 

ただ身体を預け、

そこにあるものを、

そのまま受け取る。

 

fucoHarmonyでは、そんな余白を大切にしています。

 

▶ ただ、音を受け取る

何か特別なものを感じなくてもいいし、

何かを手に入れなくてもいい。

変わろうと頑張らなくてもいい。

眠っていてもいいし、起きていてもいい。

 

シンギングボウルの音が響いている間くらい、

何かをしようとすることを少し手放して、

その日、

その時、

その瞬間に響いている音の中へ身体を預けてみる。

 

耳で聴く音と、

身体で感じる振動。

 

その重なりの中で、

眠りと目覚めのあいだをゆっくり行き来するような、

まどろみの時間が訪れることがあります。

 

私は、その時間をとても大切にしています。

 

ただ横になって、音を受け取る。

それが、fucoHarmonyで私が「音の瞑想」と呼んでいる時間です。

 

 

*:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.

シンギングボウルに関するお話

*:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.

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こんにちは。

鍼灸指圧師・東洋医学の叡智を届けるセラピスト、fucoです。

 

今年も冬至の日に、
シンギングボウルの音浴会をひらきます。

2026年12月22日(火)

場所は、鎌倉・由比ガ浜の
garden & space くるくるさん。

 

チラシを手に取って、

このページを開いてくださった方も。

 

ブログで初めて見つけてくださった方も。

 

「音浴会って、何をするんだろう?」

「シンギングボウルの体験会って、どんなことをするの?」

 

と思っているかもしれません。

 

今年の冬至は、

 

音を浴びる。
音に触れる。
自分で鳴らしてみる。
そして、その余韻をゆっくり過ごす。

 

そんな時間をご用意しました。

 

冬至という節目に

一年の中で、夜がいちばん長くなる冬至。

 

陰が極まり、
そこからまた少しずつ陽へと向かっていく節目です。

 

年末が近づき、

何かと気忙しくなる頃でもあります。

 

だからこそ、

この日は少しだけ立ち止まって。

 

何かを頑張って整えるのではなく、
音の中で、今の自分に戻ってみる。

 

私は冬至には、そんな時間がよく似合うと思っています。

 

11:00〜 まずは、音を浴びる60分

最初は、冬至の音浴会。

 

約60分、

シンギングボウルの響きに身をゆだねていただきます。

 

シンギングボウルの音には、
ひとつの音の中にいくつもの響きが重なって聞こえる、

独特の倍音があります。

 

近くで響く音。

少し遠くからやってくる音。

 

消えたと思ったあとにも、
静かに残っている余韻。

 

その音を追いかけたり、
何かを感じようとしたりする必要はありません。

 

当日の会場の状況に合わせて、
横になったり、

椅子に座ったり。

 

ご自身が心地よく過ごせる姿勢で、
ただ音の中にいてください。

 

眠ってしまっても大丈夫です。

 

楽志庵の施術でも私は、

 

無理に身体を変えようとするより、
身体が自分からほどけていけるところを探すこと

 

を大切にしています。

 

音浴会も同じです。

 

「整えなきゃ」

「何かを感じなきゃ」

 

は、いりません。

 

音に包まれているうちに、
呼吸が少しゆっくりしたり、

身体の力が抜けたり。

 

あるいは何も考えず、

ただ心地よかったり。

 

その日のご自身に起きることを、
そのまま受け取っていただけたらと思います。

 

12:20〜 今度は、自分で音に触れてみる

20分ほど休憩したあとは、

 

はじめてのシンギングボウル体験会

です。

 

これまでの冬至や夏至の音浴会でも、
 

最後にボウルに触れたり、

自由に音を鳴らしていただく時間をつくってきました。

 

実際に手に取ってみると、

 

「こんなふうに鳴るんですね」

「同じように見えて、音が全然違う」

「鳴った!」

 

そんな声が聞こえてきます。

 

そして、

皆さんとても楽しそうなんです。

 

それなら今回は、

もう少しゆっくり。

 

約60分、

シンギングボウルそのものを楽しむ時間をつくることにしました。

 

ボウルについて簡単にお話ししたあと、

実際に手に取って、
音を鳴らしてみる。

 

いくつかのボウルの音を聴き比べたり、
響きの違いを感じたり。

 

でも、これは
「上手に鳴らせるようになるための講座」ではありません。

 

初めての方も大丈夫。

音浴会では受け取る側だった音を、
今度は自分の手から生み出してみる。

 

まずはそれを楽しんでください。

 

なぜ「音浴会のあと」に体験会なのか

今回、

私がいちばんやってみたかったのが、

この流れです。

 

最初から鳴らし方を習うのではなく、

まずはしっかり音を浴びる。

 

身体で響きを感じたあとに、
今度は自分で音に触れてみる。

 

頭で理解する前に、
まず自分の感覚で知ってほしいから。

 

だから今回の体験会は、
音浴会から続けてご参加いただくことを基本にしています。

 

聴く。

浴びる。

触れる。

鳴らしてみる。

 

同じシンギングボウルでも、
少しずつ違った世界が見えてくるかもしれません。

 

13:20〜 そのあとは「余韻の時間」

体験会が終わる13:20で、
当日のプログラムはいったん終了です。

 

ここからは自由解散。

そのままお帰りいただいても大丈夫です。

 

今回は15時頃まで会場をお借りしていますので、
お時間のある方は、

そのままゆっくりしていってください。

 

飲み物はこちらでご用意します。

 

お昼を召し上がる方は、
お好きなものをご持参ください。

 

一緒に食べてもいいし。

少しぼんやり過ごしてもいいし。

 

そのまま鎌倉散策へ出かけてもいい。

 

音が止まったあとに残る静けさや、
身体に残っている感覚。

 

そんな余韻の時間も、
私は大切にしたいと思っています。

 

急いで次へ行かずに。

冬至の日くらい、
少し余白を残して過ごしてみませんか。

 

こんな方に

シンギングボウルが初めての方も、

もちろん大歓迎です。

 

・シンギングボウルの音をゆっくり浴びてみたい
・忙しい日常から少し離れて、静かな時間を過ごしたい
・頭の中を少し休ませたい
・シンギングボウルを自分でも鳴らしてみたい
・ボウルによる音や響きの違いを体験してみたい
・冬至という節目を、いつもとは少し違う時間として過ごしたい

 

特別な知識や経験は必要ありません。

 

ちょっと音を感じてみたい。

 

それだけで十分です。

当日の流れ

2026年12月22日(火)

10:30 開場

11:00〜12:00  冬至の音浴会

12:00〜12:20  休憩

12:20〜13:20  はじめてのシンギングボウル体験会

13:20〜  自由解散

13:20〜15:00頃  余韻の時間

 

お時間のある方は、

昼食をご持参いただき、
そのまま会場でゆっくりお過ごしいただけます。

 

飲み物はこちらでご用意します。

 

参加費・定員

① 音浴会のみ 3,500円 

 ⇒公式LINEからのお申込みで 3,000円

② 音浴会+シンギングボウル体験会 6,000円

 ⇒公式LINEからのお申込みで 5,500円です。

 

体験会は、
音浴会から続けてご参加いただく形を基本としています。

 

定員 12名程度

 

少人数で、ゆったりと開催します。

 

服装・持ち物について

身体を締めつけない、
ゆったりとした服装でお越しください。

 

寒さが気になる方は、
必要に応じてブランケットや

身体にかけるものをご持参ください。

飲み物はこちらでご用意します。

 

13:20以降も会場で過ごされる方は、
必要でしたら昼食をご持参ください。

 

 

会場

garden & space くるくる

〒248-0014
鎌倉市由比ガ浜2-7-12

 

アクセスはコチラのリンクをご覧ください

 

和田塚駅から徒歩約3分
鎌倉駅から徒歩約10分

 

木の温もりがあり、
庭を眺めながらゆったり過ごせる場所です。

 

以前、冬至や夏至のイベントを開いていた頃から、
私にとって大切な場所でもあります。

 

「また音浴会をするなら、ここで」

 

ずっとそんなふうに思ってきた場所で、
今年も冬至を迎えられることを嬉しく思っています。

 

お申込み方法

お申込みは、公式LINE・DM・メールから承ります。

 

「冬至の音浴会参加希望」とお知らせください。

その際、

 

① 音浴会のみ 3,500円
② 音浴会+シンギングボウル体験会 6,000円

 

どちらをご希望かお知らせください。

 

公式LINEからのお申込みは、①②ともに500円引きとなります。

① 音浴会のみ 3,000円
② 音浴会+体験会 5,500円

 

メールでお申込みの場合は、

 

お名前/冬至の音浴会参加希望/①または②のご希望

をご記入ください。

 

メール:fuco@rakushian.jp

 

こちらから確認のご連絡を差し上げます。

 

「シンギングボウルは初めてだけれど大丈夫?」
「こんな場合は参加できる?」

 

など、気になることがありましたら、
お申込み前でもお気軽にお問い合わせください。

 

冬至の日を、予定でいっぱいにしない

一年の節目だからといって、

 

何かを決意したり。

何かを手放したり。

 

必ず何かをしなくてもいいと、

私は思っています。

 

ただ音を聴く。

自分の身体の感覚に戻る。

 

面白そうだと思ったら、
自分でもひとつ音を鳴らしてみる。

 

そして、

そのあとは少しのんびりする。

 

そんな冬至があってもいい。

 

音に包まれて、自分に還るひととき。

12月22日。

鎌倉の「くるくる」さんでお待ちしています。

ご一緒できたら嬉しいです。

 

*:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.

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こんにちは。

鍼灸指圧師・東洋医学の叡智を届けるセラピスト、fucoです。

 

先日、「fucoのツボ」でご紹介した、

胸の真ん中にあるツボ、膻中(だんちゅう)。

 

呼吸と心が出会う場所として、

いろいろ書いたつもりだったのですが、

書き終わってみると、

 

「あ、これも書きたかったな」

ということが、ぽろぽろと出てきました。

今日は、そんな膻中のこぼれ話です。

 

頭では大丈夫。でも、身体は?

嫌なことがあった時。

言いたいことを飲み込んだ時。

心配ごとが頭から離れない時。

 

自分では

「大丈夫」

「気にしていない」

 

と思っているのに、

ふと身体に触れてみると、

胸が固かったり、

息を止めていたりすることがあります。

 

「胸がつかえる」

「気が詰まる」

 

昔から何気なく使ってきた言葉ですが、

人はずっと前から、

心の動きを身体でも感じてきたのかもしれません。

 

心って案外、

身体には隠しごとができない。

 

なのに、

その隠しごとに、

自分自身がまったく気づいていないこともあります。

 

いや、

気づけないほど上手に隠しているのかもしれません。

 

ちょっと大げさだけれど、

あえて言っちゃう。

 

頭というのは、本当に精妙に自分自身すら欺きます(笑)。

 

でも、

それが悪いわけではないと思うのです。

 

「大丈夫」と思うことで、

その時を乗り切れたのかもしれないし、

考えないことで前へ進めたのかもしれない。

 

それは、

私たちが安心して生きるための、

頭なりの防御反応だったのかもしれません。

 

そうやって、

その時その時の自分を守ってきた。

 

だから、

身体に残っているものを見つけた時も、

 

「まだこんなに力が入っている」

「まだ変わっていない」

と責めるのではなく、

 

「もう大丈夫だよ」

「安心していいよ」

と伝えるように触れてみる。

 

膻中にそっと手を置いて、

こちらから無理に変えようとせず、

その変化を待ってあげる。

 

そんな触れ方が、

私はいいのかもしれないと思っています。

頭はせっかち。身体は案外のんびりやさん

膻中にそっと手を置く。

呼吸を待つ。

そのまま、もう少し待ってみる。

 

施術の中でも、

私はそんな時間をとることがあります。

 

でも、この「待つ」というのが案外難しいんですよね。

 

頭はすぐに、

「どう?」

「変わった?」

「まだ?」

「次は何をする?」

と動き出します。

 

本当にせっかちです。

 

一方で、身体は、

自分が思っているより

案外のんびりやさんなのかもしれません。

 

こちらが

「さあ、変わってください」と言ったところで、

すぐに動くわけではない。

 

少し時間がたってから、

ふうっと息が出たり、

こちらが何かしようとするのをやめた頃に、

力が抜けたりすることがあります。

 

頭と身体には、

それぞれ違う時間が流れている。

 

その時間の違いに気づくことも、

心と身体のバランスをとるひとつなのかもしれません。

 

身体の動かし方のお稽古でも、

「頭よりのんびり、力まずにいることで、かえって瞬発的に動ける」

と教わることがあります。

 

頭で「動こう」と

考えてから身体を動かすのではなく、

身体がその場に反応する。

 

のんびりしていることと、

鈍いことは違うんですよね。

 

むしろ、

余計な力みがないからこそ、

必要な時に身体が反応できる。

 

膻中に触れながら、

ただ待っている時にも、

私はどこか同じことを感じています。

 

膻中と、胸に響く音

そして、膻中に触れている時に、

もうひとつ面白いなぁと思うものがあります。

 

音です。

 

楽志庵のセッションでは、

シンギングボウルを使うことがあります。

 

音はもちろん耳からも聴こえますが、

身体の近くで鳴らしたり、

身体にそっと触れるように使ったりすると、

 

私には「音を聴く」というより、

振動として身体に届いてくるように感じることがあります。

 

膻中のあたりにボウルを置いて、

静かに鳴らす。

 

そして私は、

すぐに次のことをしません。

 

音が消えていくのを待ちます。

 

もう聞こえなくなったかな、

と思っても、

まだ身体には細かな振動が残っているように感じることがあります。

 

だから、もう少し待つ。

 

ゆっくり。

静かに。

ただ、待つ。

 

その中で、

ふうっと息が出ることがあります。

 

私は、その瞬間がとても好きです。

 

もちろん、

膻中というツボとシンギングボウルに

医学的な特別な関係がある、

という話ではありません。

 

これはあくまでも、

私が施術をする中で感じていること。

 

手で触れるのとはまた少し違う、

「音で触れる」ような時間です。

 

触れる。

響かせる。

待つ。

 

胸の真ん中には、

何かを一生懸命変えようとするより、

そんな静かな関わり方のほうが似合うように、

私は感じています。

 

ここで、なぜか煮物の話(笑)

「待つ」と書いていたら、

なぜか煮物のことを思い出しました。

 

私たちは、

何でもショートカットしたり、

時短したりしますよね。

 

もちろん、

それが便利なこともたくさんあります。

 

私だって、

時短する時はします。

 

でも、ときどき私は、

あえて遠回りしながら、

ことを進めることがあります。

 

例えば、煮物。

 

野菜だって、

ずっとグラグラ揺すられていたら、

きっと嫌ですよね(笑)。

 

ゆっくり、

じわ〜っと煮汁につかって、

鍋の中で急かされることもなく、

ゆったりした気持ちで煮込まれる。

 

そのほうが、

野菜も喜ぶような気がするんです。

 

本当のところは、

野菜に聞いてみないと分かりませんけどね(笑)。

 

でも、そうやって時間をかけてもらったほうが、

野菜も自分の持っているものを、

ちゃんと発揮できる気がします。

 

味も、

香りも、

やわらかさも。

 

急かされずにいることで、

野菜本来の力が、

じわっと出てくる。

 

そして、

グラグラ沸騰させずに炊いた時の、

あの澄んだ煮汁。

 

私は、

あの澄んだ煮汁にこそ、

滋養ではなく

「慈養」があるような気がしています。

 

栄養がある、

ということだけではなくて、

 

急かさず、

揺さぶらず、

じっくり待ってもらったものが持つ、

やさしさ。

 

それを口にすると、

身体まで「もう急がなくていいよ」と

言われているような気がするんです。

 

膻中に触れている時も、

私の中では少し似ています。

 

強い火で、

「早く、早く」

と変えようとするのではなく、

とろ火で待つ。

 

身体が、

自分のタイミングで動き出すのを待つ。

こちらの都合で急かさない。

 

それもまた、

ひとつの忍耐なのかもしれません。

 

身体には、身体の時間がある

身体には、身体の時間がある。

頭よりずっと、

のんびりしている時もあります。

 

だから、

自分の身体に触れる時くらいは、

少し遠回りしてもいいのかもしれません。

 

何かを変えようとするのではなく、

「今、どうしているのかな」

と手を置いてみる。

 

そして、少し待ってみる。

 

すぐに何かを感じなくてもいいし、

何も変わらなくてもいい。

 

身体が、

自分のタイミングで動き出すまで待つ。

 

膻中というツボに触れながら、

私はそんなことを考えています。

 

これで膻中のお話は、本当にひと区切り。

……たぶん(笑)。

 

次は、

呼吸シリーズの最後にご紹介した

関元(かんげん)からこぼれた、

「下丹田」と「身体の芯」

のお話を書いてみようと思います。

 

 

 

 

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こんにちは。

鍼灸指圧師・東洋医学の叡智を届けるセラピスト、fucoです。

 

少し前のおはなし

夏真っ盛りの8月。

私は、二日続けて尻もちをつきました。

 

一度目は足を滑らせて。

二度目は、

重たいものを持ち上げようとしたとき。

 

どちらも、

その場では「ものすごく痛い」

というほどではありませんでした。

 

ただ、とくに二度目に尻もちをついた瞬間、

身体の中をぞわりと何かが走るような、

なんとも嫌な感じがありました。

 

尾てい骨、折れていないよね……。

 

真っ先にそんなことを思いました。

 

でも、

骨折したと思うような強い痛みはありません。

触って飛び上がるほど痛いわけでもない。

 

それなのに、

尾骨がずれた?

曲がった?

 

なんだろう。

 

はっきり言葉にはできないけれど、

ものすごく嫌な違和感だけが残っていました。

 

痛くなければ、大丈夫?

以前の私だったら、

「そんなに痛くないなら、そのうち良くなるかな」で

終わっていたと思います。

 

けれど、

身体のことを学べば学ぶほど、

私は少し違う見方をするようになりました。

 

痛くなくなったことと、

身体の中で何も起きていないことは、

必ずしも同じではないのではないか。

 

尾骨は、背骨のいちばん下、

仙骨のさらに下にある小さな骨です。

 

周囲には筋肉や靱帯などもつながっています。

 

私はそこで何が起きているのかを診断できるわけではありません。

 

ただ、身体を動かすとき、

足元だけ、

骨盤だけ、

背骨だけと、

それぞれを完全に切り離して使っているわけではありません。

 

だからこそ、

この「なんだか嫌な感じ」を、

痛くないからという理由だけで、

なかったことにはしたくありませんでした。

 

以前、慢性的な尾骨の痛みに対して、

直腸側から尾骨周囲へ徒手的にアプローチする方法もある、

と聞いたことがあります。

 

それを聞いたときの私は、

怖すぎる。

そして恥ずかしすぎる(笑)。

 

と思ったものですが、それと同時に、

「尾骨って、そんなところからアプローチすることまで考えられている場所なんだ」

と、とても印象に残っていました。

 

一方で、尾骨の外傷は、

骨折があったとしても保存的に経過をみることが多いといわれます。

 

もちろん「何もしなくていい」

という意味ではないのですが、

強い痛みがなければ、

そのまま様子を見てしまうこともある場所なのだと思います。

 

数日してから、身体がなんとなくおかしい

尻もちをついた直後には、

ほとんど痛みはありませんでした。

 

ところが数日すると、

なんとなく腰が張る。

 

ふとした動きの中で、

ときどき尾てい骨のあたりにズキンと、

一瞬だけ痛みが走る。

 

触っても痛くないし、

「この動きをすると痛い」というものも、

はっきりしません。

 

そのうち、

腰なのか、

お尻なのか、

自分でもよく分からない下半身のだるさが出てきました。

 

そして一週間ほど経った頃には、

今度はひどい肩こりを感じるようになりました。

 

身体が重い。

だるい。

 

肩こりからくるような鈍い頭の重さがあり、

なんとなく視界まですっきりしない。

 

やる気も落ちて、

疲れやすく、

気分まで沈みがちになりました。

 

さらに、胃腸の調子までいまひとつ。

 

ひとつひとつを見れば、

どれも特別珍しいものではありません。

 

肩が凝ることもある。

疲れる日もある。

胃腸の調子が悪いことだってある。

 

けれど、

自分の身体を眺めていると、

どうにも「いつもの疲れ」とは違いました。

 

あの尻もちから、

身体全体がなんとなくうまく噛み合っていないような。

 

そんな嫌な感じが、

ずっと残っていたのです。

 

「それも身体からのサインなのかもしれませんね」

私は普段、

身体の使い方を学ぶために、

古武術や身体操作のお稽古に参加しています。

 

そんなとき、

ちょうど身体操作のお稽古会がありました。

 

先生に、

「二日続けて尻もちをついてから、なんだか身体がおかしいんです」

 

と話したところ、

「それも身体からのサインなのかもしれませんね」

 

そんな話になりました。

 

その言葉を聞いたとき、

ひとつ思い当たることがありました。

 

ちょうどその頃、

私は自分でも下半身の弱まりを感じていたのです。

 

以前より歩くことも少なく、

日常生活では上半身ばかりを使っている。

 

仕事柄、

身体は使っています。

古武術のお稽古にも行っています。

 

だから「動いていない」

という感覚はありませんでした。

 

でも、よくよく自分の身体を見てみると、

足元に踏ん張りがない。

 

お稽古をしていても、

「もう少し下半身がしっかりしていたらなぁ」

と、以前から感じていました。

 

気づいていたんですよね。

 

気づいていたのに、

そのままにしていた。

 

身体を支えている足元なのにね。

 

足はぷるぷる。でも、ものすごく気持ちがいい

その日のお稽古では、

いつもより意識して下半身を使う動きをしました。

 

足はぷるぷる。

 

笑ってしまうくらい踏ん張れない。

 

それなのに、

不思議なくらい気持ちがいいのです。

 

呼吸に合わせながら、

足元からゆっくり身体を動かしていると、

鼻骨のあたりから頭にかけて、

すーっと抜けていくような感覚がありました。

 

そして久しぶりに、

お腹もぐるぐると動き始めました。

 

そのとき、

「あ、これかもしれない」

と思いました。

 

もちろん、

尻もちをついたから肩が凝った。

尾骨がおかしくなったから胃腸の調子が悪くなった。

 

そんな単純な因果関係を言いたいわけではありません。

 

今回の一連の不調が、

すべて尾骨から来ていたのかどうかも分かりません。

 

ただ、私の身体では、

尻もちをきっかけに、

それまで気づきながら見ないふりをしていたものが、

いろいろな違和感となって表に出てきたように感じました。

 

そしてその過程で、

ずっと気になっていた「下半身の弱さ」と、

もう一度向き合うことになったのです。

 

お稽古が終わる頃には、

身体はずいぶんすっきりしていました。

 

翌日は、しっかり筋肉痛でしたけれど(笑)。

 

でも、

あれほど気になっていた肩こりや頭の重さはなくなり、

尾てい骨まわりの違和感もずいぶん軽くなっていました。

 

そしてやって来る、「二週間の罠」

それから早速、

家でも下半身を意識して身体を動かすことにしました。

 

すると、調子がいい。

 

尾てい骨の違和感も、

いつの間にか気にならなくなりました。

 

「よしよし、いい感じ」

そう思ったところで――。

 

出ました。

 

私がお客様にもよくお話ししている、

「二週間の罠」です。

 

身体に何か不調があるときは、

一生懸命やるんです。

 

ストレッチをしたり、

歩いたり、

身体を動かしたり。

せっせとやります。

 

そして少しずつ身体が変わって、

不調を感じなくなってくる。

 

すると今度は、

やることそのものを忘れる(笑)。

 

本当は、

ここからもう少し続けたいところです。

 

身体が「ちょっと変わったかも」と

感じ始めたところでもう一週間。

 

そして、

できればそこからさらにもう少し続けて、

新しい身体の使い方を馴染ませていく。

 

頭では、よーく分かっています。

お客様にも言っています。

 

それでも、

自分でやるとなるとなかなか難しいものですね。

 

私も違和感がなくなった途端、

毎日やっていたことが週に二、三回になりました。

 

それでも完全にはやめずに続けています。

 

そして先日、

またお稽古に参加したとき、

自分の身体が少し変わってきていることを感じました。

 

もう少し、下半身を育ててみよう。

 

足元が安定したら、

今よりもっと身体を使うことが気持ちよくなるかもしれない。

 

今は、そんなふうに思っています。

 

鍛える、というより、つながりを確かめる

ちなみに、私がやっているのは、

いわゆる筋トレではありません。

 

回数をこなしたり、

重い負荷をかけたりすることよりも、

呼吸に合わせてゆっくり身体を動かしながら、

足から骨盤へ、

背骨へ、

そして頭まで、

自分の身体がどうつながって動いているのかを確かめています。

 

動きそのものは、

とてもシンプルです。

 

そして、

シンプルだからこそ難しい。

 

力を入れればできることと、

身体をうまく使えることは、

また少し違うのだなぁと思います。

 

痛みだけが、身体のサインではないのかもしれない

今回のことで、あらためて思いました。

 

身体は、突然大きく調子を崩す前にも、

案外いろいろな形でこちらに知らせているのかもしれません。

 

痛みだけがサインではない。

 

なんとなく重い。

いつもより疲れる。

身体がうまく使えない。

妙に力が入る。

いつもの自分と何かが違う。

気分まで、なんとなく冴えない。

 

そして、

「なんだか嫌な感じがする」

という、うまく言葉にならない感覚。

 

そんなものも、

自分の身体から届いている小さな知らせとして、

少し立ち止まって見てみてもいいのかもしれません。

 

私は今回、

二度の尻もちをきっかけに、

それまで自分でも気づきながら放っておいた足元の弱さを、

もう一度見直すことになりました。

 

不調をなくすためだけではなく、

自分の身体とこれからも長く付き合っていくために。

 

身体が出している小さなサインを、

なかったことにしない。

 

すぐに「ここが原因だ」と

決めつけるのでもなく、

ただ、

今、私の身体では何が起きているんだろう。

 

そうやって眺めてみる。

 

身体の声を聴くというのは、

もしかしたら、

そんなことなのかもしれません。

 

※この記事は、私自身の身体を観察した体験を書いたものです。

身体の感じ方や経過は人それぞれです。尻もちのあとに痛みが続くときや、しびれなど普段とは違う変化があるときは、無理に自己判断せず、必要に応じて医療機関へご相談ください。

 

 

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こんにちは。

鍼灸指圧師・東洋医学の叡智を届けるセラピスト、fucoです。

 

10月。

まだ暑い日が混じることもありますが、

朝晩の空気や、日の暮れる早さに

少しずつ秋を感じるようになってきます。

 

今月の楽志庵は、

セッションに加えて、

ずっと温めてきた「四季を巡る東洋医学講座」が始まります。

 

そして少し先になりますが、

冬至の音浴会の準備も始めております。

9/29(火)7時~募集開始します♪

 

秋から冬へ向かう季節とともに、

いろいろな時間をご用意しています。

 

まずは、10月のお知らせから。

 

 10月の楽志庵

10月の楽志庵で、現在ご案内できるセッション枠です。

 

・10月22日(木)午後
・10月24日(土)午前
・10月26日(月)午後
・10月28日(水)午前・午後

 

※空き状況は随時更新していきます。

 

季節の変わり目は、

「ここが痛い」というほどではなくても、

 

なんとなく疲れる。

眠りが浅い。

身体が重い。

気持ちがすっきりしない。

 

そんな小さな変化が出てくることがあります。

 

不調になるまで我慢する必要はありません。

 

「なんとなく、いつもと違うな」

 

そんなときも、どうぞご相談ください。

ご予約・お問い合わせは公式LINEから承っています。

 

10月8日「四季を巡る東洋医学講座」が始まります

 

10月8日から、

「四季を巡る東洋医学講座」が始まります。

 

ずっと温めてきた講座なので、

今からとても楽しみにしています。

 

座学だけではなく、

実際にお灸にも触れながら、

季節と身体の関係や、

自分の身体をどう見ていくのかを

一緒に学んでいきます。

 

東洋医学って、

知れば知るほど面白いんです。

 

そして、知識として覚えるだけではなく、

 

「あ、だから私はこの季節が苦手なのか」

「こういうときは、こう過ごせばいいんだ」

 

と、自分の暮らしにつながった瞬間に

ぐっと身近なものになります。

 

これまで私が学び、

実際の生活や施術の中で感じてきたことを、

皆さんにお伝えできることが

とても嬉しいです。

 

たぶん時々、

予定より少しマニアックな方向へ脱線すると思いますが(笑)、

それも含めて楽しんでいただけたらと思っています。

 

おかげさまで、今回の講座は満席となりました。

 

興味のある方がいらっしゃいましたら、

第二期の開催も考えています。

気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

 

【「四季を巡る東洋医学講座」についてはこちら】

 

 10月のにじカフェ

毎月第2火曜日に伺っている、

茅ヶ崎・にじカフェさんでの出張セッション。

 

10/13(火)満席となりました。

 

にじカフェさんでは、

60分のセッションをご案内しています。

 

「一度fucoのセッションを受けてみたい」

「にじカフェさんで受けてみたい」

 

という方も、どうぞお問い合わせください。

ご予約は公式LINEから承っています。

 

【にじカフェ出張セッションについてはこちら】

 

※空き状況はリンク先で随時更新していきます。

次回、11月10日(火)も満席です。

12月8日(火)は14:30~ご案内できます。

 

▶ 12月22日「冬至の音浴会」は9月29日から受付開始です

12月22日(火)、

冬至の音浴会を開催します。

 

お申し込みは、
9月29日から受付を開始します。

 

今回の音浴会は、

ただ音を浴びるだけではなく、

ご自身でもシンギングボウルを奏でていただく

体験型の時間です。

 

これまで音浴会のあとに行っていた

ちょっとした「ふれあいタイム」よりも、

もう少し本格的に。

 

ボウルの扱い方や、

音の出し方などもお伝えしながら、

 

音を聴く。

音を感じる。

 

そして、自分で奏でてみる。

 

そんな時間にしたいと思っています。

 

上手に鳴らすことが目的ではありません。

 

自分が奏でた音が、

身体にどう響くのか。

 

それもぜひ、味わってみてください。

詳細は、受付開始にあわせてご案内します。

 

【「冬至の音浴会|音を浴び、音に触れる。鎌倉で自分に還るひととき」についてはこちら】

 

※9/29(火)7時~ブログ更新します。もう少しお待ちくださいね。

 

さて。

ここからは、10月の身体と季節のお話を。

 

 秋って、なんだかおセンチになる

過ごしやすくなって嬉しい反面、

 

なんとなく物寂しい。

ちょっと気分が沈む。

夕方になると、妙におセンチになる。

そんなことはありませんか。

 

秋って、なんだかおセンチになる季節です。

 

東洋医学でも、

秋と関わりの深い感情は「悲」や「憂」。

 

だからといって、

「秋だから落ち込むもの」

という話ではありません。

 

夏の間、外へ外へと向かっていた身体も気持ちも、

秋になると少しずつ内側へ。

 

季節そのものが、

静かな方向へ動き始める時期でもあります。

 

 秋は「収める」季節

東洋医学の古典『黄帝内経』では、

秋の三か月を

「容平(ようへい)」と表現します。

 

「秋の三か月って、9月・10月・11月?」

と思う方もいるかもしれませんが、

暦の上では、立秋から立冬までの約三か月。

 

2026年の場合は、

8月7日から11月6日までなんですよ~。

 

ですから10月は、

暦の上では秋も後半。

 

春に芽吹き、

夏に大きく広がったものが、

秋には実り、形を整え、

やがて冬へ向けて

内側へ収まっていく。

 

自然を見ても、

なんとなく分かりますよね。

 

だから私たちも、

夏と同じ勢いで

ずっと動き続けなくてもいい。

 

少しペースを落としたり、

静かな時間をつくったり。

秋には秋の過ごし方があります。

 

それなのに、

「まだ暑いから……」

「なんとなく元気が出ないから、もっと動かなきゃ」

「気分が沈むから、予定を入れて紛らわせよう」

と、外へ外へ向かい続けていると、

身体も気持ちも疲れてしまいます。

 

秋のおセンチは、

無理に追い払わなくてもいいのかもしれません。

 

ただ、ため込まない。

私はそのくらいがいいと思っています。

 

まずは身体から整えてみる

気持ちのことというと、

つい「考え方を変えよう」としがちですが、

身体が疲れているときは、

心まで元気でいるのはなかなか難しいものです。

 

特に10月は、

日中は暑いのに朝晩はひんやりしたり、

昨日と今日で気温が大きく変わったり。

 

身体は思っている以上に、

季節の変化に対応するために頑張っています。

 

そんな時期こそ、

 

朝起きたらカーテンを開けて、光を浴びる。

少しゆっくり呼吸する。

夜は湯船につかる。

温かいものを食べる。

いつもより少し早めに休む。

 

特別なことではありませんが、

こういうことが案外大切です。

 

養生って、

何かをたくさん足すことではなく、

季節に合わせて

少し暮らし方を変えることなのだと思います。

 

秋は「肺」の季節

東洋医学で、

秋と関わりが深い臓腑は「肺」。

 

肺は呼吸だけではなく、

鼻や喉、皮膚、

そして大腸とも関係が深いと考えます。

 

空気が乾いてくると、

喉がイガイガする。

鼻が乾く。

肌がカサカサする。

便が少し出にくくなる。

そんな変化が出る方もいます。

 

秋は、

外側から冷やしすぎず、

そして乾かしすぎないこと。

 

夏の名残がある日は、

無理に厚着をする必要はありませんが、

朝晩の冷えには少し気をつけて。

 

季節の変わり目に弱い方ほど、

「まだ大丈夫」と頑張りすぎず、

早め早めに身体を休ませてあげてくださいね。

 

秋は、

何かを始めたり、

大きく広げたりすることだけが似合う季節ではありません。

 

少し立ち止まって、

 

今まで頑張ってきた身体を整える。

自分の内側にあるものを眺める。

 

そんな時間も、

秋らしい過ごし方なのだと思います。

 

おセンチな日があってもいい。

 

美味しいものを食べて、

お風呂に入って、

よく眠って。

ときどき深く息を吐いて。

 

秋をゆっくり楽しみましょう。

10月も楽志庵をよろしくお願いいたします。

 

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