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こんにちは。
鍼灸指圧師・東洋医学の叡智を届けるセラピスト、fucoです。
「fucoのツボ」シリーズ、今回は
肩甲骨の内側にある小腸経のツボ 曲垣(きょくえん) をご紹介します。
部位
曲垣は肩甲骨の上の出っ張り(肩甲棘)の内側の端、少しくぼんだところにあります。
肩甲骨の内側縁と肩甲棘が合流するあたりを指でなぞっていくと、ふっと指が止まる陥凹があります。そこが曲垣です。
五十肩などで肩が動かしづらい時には、この場所に手が届かないこともあり、届くようになると回復の目安にもなります。
関係する筋肉・神経
関係する筋肉は棘上筋、僧帽筋上部線維。
神経では肩甲上神経、副神経、頚神経叢の筋枝。
知覚では胸神経後枝(T1〜T3)、血管では頚横動脈、肩甲上動脈が近くを走行しています。
肩甲骨の動きと緊張に深く関わる、背中の重要なポイントです。
効果・適応症
東洋医学では小腸経に属し、
・肩甲骨内側のこわばり
・肩から首にかけての張り感
・緊張性の頭痛
・五十肩初期の「肩甲骨が動かない」感覚
・姿勢不良による肩内側の筋疲労
などに用いられます。
呼吸が浅くなると、曲垣の反対側である胸の大胸筋あたりが硬くなることがあります。
曲垣にやさしく触れることで、背中だけでなく胸もゆるみ呼吸が深くなりやすくなります。
また、小腸の働きは「清濁を分ける」と言われ、
身体の消化だけでなく、気持ちや情報の整理とも重ねて考えられます。
思考が混乱している時や、気持ちがまとまりにくい時に変化が出やすい経絡でもあります。
セルフケア方法
曲垣は背中側にあるため、自分では直接届きにくい場所です。
無理に手を背中へ回さなくて大丈夫です。
・肩甲骨の内側のラインを目安にします
・反対側の手で、胸の大胸筋あたりに触れます
・そこから「肩甲骨の内側へ届かせるイメージ」で、やさしく押したり温めたりします
・息を吐きながら行うと、肩甲骨まわりがゆるみやすくなります
強く押す必要はなく、「じんわり届く」くらいで十分です。
小腸経は前後のつながりが強い経絡なので、前から後ろへ届かせる意識はとても相性が良い方法です。
刺激を強く感じやすい場所でもあるため、施術では同じ小腸経の「秉風(へいふう)」を選ぶこともありますが、セルフケアでは曲垣がしっくりくる方も多い印象です。
fucoのひとこと(臨床での実感)
肩こりでの中でも、自律神経が興奮して首に負担がかかっている状態だと、このツボに強い痛みが出ることもあります。
肩甲骨は「天使の羽」とも言われますが、この羽の動きが悪くなると身体全体の伸びやかさも失われます。
曲垣の違和感は、少し力みすぎている身体からのサインなのかもしれませんね。
届かないと諦めずに「とどけよう」というイメージを膨らませることも、とっても大切なことです。
イメージの翼を広げてみるきっかけとなるといいな~。
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【曲垣(きょくえん)】
手太陽小腸経
部位:肩甲部、肩甲棘内端の上方陥凹部
筋肉: 僧帽筋、棘上筋
筋枝: 副神経、頸神経叢の枝、肩甲上神経
皮枝: 胸神経後枝
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【参考文献】
『新版 経絡経穴概論』 編者:日本理療科教員連盟、公益社団法人東洋療法学校協会
著者:教科書執筆小委員会(医道の日本社)
『経穴主治症総覧』編著者:池田政一(医道の日本社)
『藤本蓮風 経穴解説』著者:藤本蓮風(メディカルユーコン)
『ツボ単』監修:形井秀一、高橋研一 著者:坂元大海、原島広至(エヌ・ティー・エス)
『カラー版経穴マップ』著者:王暁明(医歯薬出版)
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