アクセス解析を見てると、お気に入りとかから来ていただいてる方がほとんどなんですが、気に入っていただいて本当に嬉しいです。
本当にはげみになります。


それで、前回なんですが、

動作(disability)からではなく機能障害(impairment)から診ていく!

とか言いながら、心構えしか言わなかった。という、本当に申し訳ない感じになってしまいましたね。ごめんなさい。

心構えは心構えで極めて重要なんで熱くなってしまいましたね。

まぁ、失敗を恐れるとめちゃくちゃ悪循環になりますからね。失敗回避ばっかりやってると、その実習は良くても次の実習で絶対に困りますからね。

ま、まあ、それは置いといて、機能障害(impairment)から診ていくやり方を説明しましょうか。そうです、いわゆるボトムアップです。

ボトムアップで一番難しいのって、疾患からimpairmentを予想するとこなんですが、それは終わって、検査測定のデータが出て、動作との関連を考える話をしますね。

前回言いましたが、とにかくデータが無い皆様がどうするかというと、『とりあえず仮説を立てまくる』しかないんですよ。

そして、ここからが実戦でしか出来ない事なんですが、『比較』したり『検証』したりします。

例えば、『動作を阻害する原因が筋力低下だ!』っていう仮説を立てたとしましょう。

んで、同じように筋力低下してる人と比較するんですよ。
なかなか同じような人はいないかもしれません。
しかし、少しでも似ていたら比較はできるはずなんですよ。

その『筋力低下してる人』が、同じように動作が阻害されていたら、筋力低下が動作を阻害している根拠になります。
もちろん、確定ではありませんが、症例報告会とかで教官とかから「根拠は?」って聞かれた際の一つの答えになります。

そうなんですよ。この『小さな根拠』を集めていくしかないんですよ統合と解釈なんて。

一発で全てを説明できるような凄い根拠?を探したくなるのはわかります。
ものすごいわかるんですが、そんなものはありません。そんな簡単にわかるんだったら実習とかあんな長くやる必要無いですし。

で、『比較』ともうひとつ挙げた『検証』なんですが、これは立てた仮説に従って条件を変えてみるんですよ。

例えば、動作を阻害するのが筋力低下だって仮説を立てたなら、その『筋力低下』の部分を介助してみるわけですよ。物的介助でもいい。
この辺の介助は本当に難しいのでバイザーにやってもらったり、やり方を相談するしかない。

そして、「〇〇な介助をすると改善したから、筋力低下が原因ではないか!」みたいな感じに持っていきます。

大まかに言えばこんな感じです。

で、先ほど出た『バイザーにやってもらう』や『バイザーに相談する』なんですが、コレこそが実習を上手くやるコツだったりします。むしろ人生のコツのような気すらしますが。

この『バイザーに適切に頼れる』という事が出来たなら、実習が上手くいかないなんて絶対に起こり得ません。

どこまでをバイザーに頼って、どこからを自分でやるか。この見極めは本当に重要です。

もちろん、基本は自分でやんなきゃなんですが、「〇〇な方法でやろうと思うんですが、出来そうにないのですが、どうしたら良いですか?」みたいな感じで聞くのはアリだと思います。

バイザーも事故とか起こされたら最悪なので、気軽に応じてくれるんじゃないかと思います。

ま、またもや、最後は心構えになりましたが、今回はこの辺にしておきますね。