今回のテーマは、
「イギリスでのアイシング事情について」です。
みんさんの、頭の中にもケガをしたらまず、
「アイシングしなきゃ!!」
が思い浮かぶと思います。
日本では、アイシングというと、氷をビニールの袋や氷嚢に入れて、それを患部に当てておこなうのが一般的だと思います。
(写真のような)
アイシングの袋を作るポイントとして、
「袋の中の空気を抜くように」
と学生時代に先生から耳にタコができるほど言われました。
これは、氷間の空間を埋め、密着性を高めてより冷やしやすくするためと患部にも当てやすくするため。
私が学生時代の実習中に、アイシングを作るのが下手でよく先生から、「アイシングがまともに作れなくてトレーナーなんてできるか!!」と怒られました、、、
まあ、今でも上手に作れないんですけどね、、、(笑)
どなたか、コツをご教授してくれませんか??(笑)
対する、イギリスでのアイシングですが、急性期には氷を使ったアイシングをしますが、主にはクライオカフを使っておこなうことが多かったです。(写真のやつです)
*イギリスのフィジオは基本的に、
アイスパックの空気は抜きません!!
袋に氷を入れて結んで、はいって渡します!
日本のように細かくは考えてはいないようです。
ですので、作るのが下手な私はイギリス向き!?かもしれませんね!(笑)
トレーナーの方ならもちろん知ってますが、一般のみなさんはこのマシーン使ったことあります??
クライオカフは、氷水の入ったタンクと患部を包むカフがホースで繋がれており、冷却水が循環し患部を冷却する仕組みになっています。さらに、電源に繋ぐことで、一定の間隔で圧迫と弛緩をしてくれます。アイスバッグを取り替える手間もかからずバンテージも必要なく冷却と圧迫を効率的に行うことができる便利なアイテムです。
私が、所属していたクラブでのアイシングは基本的に全部これでした。
おそらく、準備や片付け、また着脱も楽だからこれを使っていたんだと思います。
イギリス人は本当に面倒くさがり屋が多いので!(笑)
うちのクラブのフィジオは、これを装着しただけで、
毎回、「hu- I'm done. Cup of tea !!」
と言って一服していました!さすがイギリス人(笑)
でも、私はこのマシーンがあんまり有用だと思っていなかったので基本的にはアイスパックを毎回作ってやってもらってましたが、、、
イギリス人フィジオ(ある程度年配の人)の特徴だと思うのですが、超音波などの最新の物療機器は受け入れようとせず、
「痛かったらアイシング!アイシングが一番!」みたいな古い考えがあるようです。
それを疑問に思っている選手もいるようであるとき言われました・・・(笑)
私は、アメリカのようにそういったものはガンガン取り入れていると思ったので、初めてクラブで現実を見たときは何もないと驚きました。
一例ですが、
私が参加させてもらった3ヶ月くらいが経った時に、新加入の選手が試合中に捻挫をしてしまいました。
新加入の選手だったので、うちのメインのフィジオが対応したのですが、
私、個人の見立てでは、まあ3週間くらいで復帰できるかなーと思っていたのですが、結果的に復帰に約2ヵ月近くも要してしまいました。
その理由は、なんとその選手、約1ヶ月間、毎回クラブハウスにリハビリに来ては、アイシングのみの処置で足首がガチガチに硬まってしまっていたのです!(そこまでアイシングしなくても、、)
途中から、私がその選手を受け持たせてもらったのですが、癒着がひどすぎてそれを取るのにものすごく苦労しました。
そのおかげで、アイシングのリスクと温める治療の大切さも改めて実感しました。
そのうち、今回の例のような、アイシングのリスク等についても書きたいと思います。




