今日は職場の人の結婚式によばれました。
夫婦共に同じ職場。
新郎さんと花嫁さんはかなり離れた別々の県の出身。
ということで、今日は郷土料理のお話し。
食べ物の嗜好はだいたい18歳頃に完成します。
つまり18歳までに食べていたものが好みの食べ物になります。
子供の時の家の味が、好みの料理や味、すなわちオフクロの味になります。
一昔前の大家族制度があったころは、姑さんがお嫁さんにその家の味を教えるというか強制していました。
お嫁さんは、嫁入りしたら、自分の嗜好を捨てさせられ、嫁入り先の味の料理を作るように強制されていたのですね。
姑さんとお嫁さんは同じ味の料理を作っていました。
だからダンナさんはオフクロの味をずっと味わえていたし、子供達もその家の伝統の味で育っていました。
核家族になると、結婚後もお嫁さんは自分の味をダンナに強制し、子供達も母親の味で育つので、食べ物の嗜好に関しては家族の中でお父さんだけが疎外されることになります。
で、サラリーマンのお父さんは、会社の帰りに郷土料理屋に寄って、オフクロの味をなつかしむわけです。
そんな店で馬刺しやだご汁食べながら球磨焼酎飲んで、くだをまいているリーマンのオッサン達は、ほぼ全員が熊本出身者のはずです。
しかし郷土料理屋はもうすぐ消滅します。
それは子供達がマックやファミレスで育ち、日本全国同じ味。
マックが最もおいしいという刷り込みが完成した世代が親になると、もう郷土料理そのものが消滅します。
郷土料理の味を知っている最後の世代の結婚式なのかなぁ・・・
と思いつつ、披露宴の食事を頂きました。
